今日は谷津小PTAの運営委員会。活動報告や何点かの承認事項と先日の一中学区合同事業の経過報告をさせて頂きました。
学校からは、時事通信社「教育奨励賞」の努力賞を受賞したとの報告がありました。何でも全国で二十数校、県内では我が校だけとのことです。受賞対象は、公開研究会でもテーマにしている「『みんな意識』を育む授業の創造」だそうです。
谷津小では『みんな意識』を「世の中には立場の違う人々がたくさんいて、対立したり助け合ったりしながらも、生活をよりよいものにしようと努力したり協力しあったりしていることを意識し、自分はどういう行動を創っていけばよいか考え、判断し、参加していこうとする意識」と定義しています。
社会との関わりの中での価値観であり、自分たちの町や地域、さらに県や国へと『みんな意識』を広げていくことを目指す授業で、年単位で個別テーマが変わる中でも一貫して追求してきた教育です。
「自分一人でいきているのではない」「自分が生きているのはさまざまな人々と関係しているからだ」という意識を持てるような、とても良い教育方針だと思っております。
大人の我々が自分勝手な行動で子どもたちに笑われないように努めなければなりませんね。
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学校からの報告ですと、「自分の生活は誰に支えられていると思うか」の問いに両親、家族、先生、友達といった回答が目立ち、高学年で若干地域の人と答えていたのが、この授業の4年間の分析では、さまざまな人々、特に高学年では農家や漁師さんなどの生産者も自分の生活に関係ある人々ととらえる様になってきたそうです。
「自分」と「社会」の関係をしっかり学んでもらいたいと思っております。