火曜日の夜にJCの勉強会に出席してきた。昨年度、日本JCが製作した近現代史教育プログラム用のDVD『誇り』を使いながら、日本JCの担当委員会副委員長である市川JCの直前理事長さんが講師として説明されていた。
DVD自体は中学生向けに作られたとの事だったが、こんなレベルから教えなくてはならないの?と云う物だった。ただ、年代別に班分けしてのテーブルディスカッションとなったのだが、若いメンバーの班(私より20歳位若い^^)の話を聞いていると 学校でそんな歴史教育を受けてきたんだ と云う内容だった。
日本JCとしては、各地の教育現場に普及させると云った目的を持っていたようだが、国会で質問に上がり紛糾されたら腰が引けてしまい、メンバー教育用になってしまったようだ。歴史認識問題だけに、賛否両論は当初から予想できたであろうに…、今の歴史教育はおかしい、自虐史的過ぎると言う割りには一部から非難されてこの有様じゃー、ちょっと情けない。
私が現役だった2000年度にも日本JCが歴史認識問題に取り組み、新しい教科書づくり委員会を立上げ、『我が子に伝える誇りある近代史』と云う本を作った。とても良く書かれていて、共鳴・共感したものである。今回のアニメDVDより断然内容も濃く、JCの歴史観をしっかり表したと思う。あれから7年、どの様な議論・協議、そして会員研修がされたかは知らないが、あの本の普及、出版販売を検討して欲しかったなぁー。あれだけの内容の本を作った事業が、このアニメDVDに成ってしまったと思うと残念でならない…。
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