じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

前だけ見て頑張るしかない

2008-01-27 09:09:19 | 仕事編
目の前の仕事を片付けるのに追われているうちに娘が辞めてから早2ヶ月経ってしまった。
実際、落ち込んでいる暇も無かったのだ・・・
2ヶ月の間に取引先に叱られながら、つまづきながら娘のやっていたポジションを埋めた。
みんなに少しづつ背負ってもらい、何とか繋がってきたかな~
しかし、自分がやっていた仕事まで手が回らない。
これは、パートさんが帰った後に残業するしかない。
それでも、何とか今日まで過ごしてこれた。
取り合えず、体だけは何とかもった
パートさんがノロウイルスに感染したが、私は感染を逃れる事ができた。
よしよし、まだ私には運がある
3月になればウチの業界は商戦に入る
仕入れをストップしていたが今月からはコンテナラッシュで入荷が続いている。
デッドストックも段々減っているし、後一ヶ月しのげれば会社は回る。
ここの所の円高が後押ししてくれている。
先日、航空便で仕入れた商品の運賃は円高差益で穴埋めできる。

売れ筋の商品だけは切らさないようにしたかったが、工場が変わった事もあり、2ヶ月間も欠品してしまっていた。
明日から連続で入荷するので2月は売り上げは期待できそうだ。

時間が薬とは良く言ったもので仕事に振り回され、後ろから押されて過ごしているうちに、気が付かないまま立ち直ったようだ。

一つだけ、娘の誤解を溶きたい事がある・・・
息子に双子が授かった時に、焦らなくてもいいと言う意味で「人としてのノルマは息子夫婦が果たしてくれたから慌てなくてもいいよ~」と言った事が、娘の子供はいらないと誤解してしまったようだ(間接的に聞いた)
娘の子供がいらないなんて親が思うはずなんか有る訳ないのに・・・・
この誤解は娘が人の子の親にならないと解けないのかもしれない。
今は何を言っても白々しい言い訳だとしか取らないだろう・・
親は子供の為には死ねるのに・・・・・親の愛は親にならない限り解らないものだ。
自分もかつてはそうだった。
血を分けた子だから心が溶ける日は必ず来る
無理に仲直りしようと焦っても火に油を注ぐだけ・・・流れにまかせる事にしよう。

夫も少しづつではあるが立ち直ってきている。
出荷担当をしていた社員も一人辞めたので、穴埋めに毎日倉庫で作業に加わっている。
さすがに疲れが溜まって、毎日居間で沈没・・・・・
連日、食べた物を吐く事も多かったが、何とか、何とか、凌いできたようだ。
テレビを見ても大笑いするようになってきたので、命は繋がった

ここまで15年間、気持ちを繋げてこれたのは、温泉があったからだと思う。
温泉は体の傷も治すが、心の傷も治してくれる。








萎える気持ちと、やらなきゃいけない気持ちとの狭間

2008-01-08 19:57:43 | 仕事編
辞めたくても、社員さんの生活なんかを思うと中々決断はつかない。
気持ちは萎えたまま、流されている・・・・
子供達に会社を残せば生活出来ていくんじゃないかと思っていたけど、私達夫婦の勘違いだったのだろうか・・・
会社なんか残されても迷惑だったのだろうか・・・
じゃあ続ける意味ってあるのかなぁ~
娘だって好きで入社したはずなのに・・・

息子は継ぐつもりでがんばっているようだ・・・じゃあ辞める訳にはいかないか。
とりあえず、夫の気持ちを盛り上げないと・・・・・

「1億ぐらいの保険金なんかもらってもしょうがないでしょそれ以上稼ぎなさい」とハッパをかけた
私だって誰かにハッパかけてもらいたいのだが
夫も「そうだなぁ・・・またベンツでも買わなきゃなぁ~」と少しはやる気になってきた。
娘がやめた穴は大きいが、少しづつみんなで分担してやれば何とかなるか・・・
しかし萎えた気持ちは中々回復してこない・・・
でも、毎日、毎日は過ぎていく・・・
自分に鞭打ちながら、何とか過ごしてる・・・

そうだ、倉庫を一つ返すんだ
まだまだ頑張らなきゃ息子に申し訳ない
しかし、思ったすぐ後に気持ちが萎える

夫も同じだろう・・・変な気を起こされても困るので生命保険は解約した。
「これで死ねないよ


しかし、しかし、娘を思う気持ちのやりどころが無い・・・
娘はどんな気持ちで生活しているのだろうか・・・
娘の旦那がウチの会社で働いているので近況は聞いているが・・・・
パートさん達がメールをしても返事は帰ってこないと言う・・・
娘の本心が知りたい・・・辞めた方が幸せなら何も言う事は無いのだが・・・
親が思うのは子の幸せだけだ・・・健康でいてくれて笑って暮していればそれでいい。

私は20歳の頃、家出をした(恥)

その時の親の気持ちが今になってシミジミ解る

これは神様が私に与えた必然か・・・・・
周りまわって自分に返って来たと言う事か・・・
では受け入れるしか無いのか・・・

そんな事を思いながら年が暮れた・・・










夫が突然「俺が死んだら借金減るか?」

2008-01-01 17:10:04 | 仕事編
家具産業は県の不況産業にも認定されていて、融資もかなり優遇されている。
しかし、返済能力にも限度がある。
デッドストックも思うようには売れて行かない
2ヶ月間仕入れをストップして倉庫の在庫のみ売る事に徹した。
しかし、所詮残り物・・・・業者は足元を見る
中々現金化が進まない。
イライラした夫が「俺が死んだら1億ぐらい入るか~?」
え゛~~~それって・・・・
・・・・・・・・・冗談じゃない先に楽になるって事??
残された私はどうするの

あせる気持ち、それでも毎日必死で働いた。

そんな時、娘が夫と大喧嘩して捨てせりふを吐いて会社を出て行った。
益々落ち込む夫。
食事も何日とらなかった事だろう。
私だって毎日泣き暮らしていた。
アホな社員の肩を持ち、娘に当り散らした夫・・・
元々とても仲が良かった親子だったので物が言い安い事もあった。
しかし、娘の心を壊してしまった。
娘も立ち直れなければ、夫も私も立ち直れない・・・
何時からこんなに傷付け合わなきゃならなくなってしまったんだろう・・・
もう、やめるか・・・
自己破産しちゃおうか・・・