じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

温泉記ー47(湯屋温泉)

2008-10-24 07:09:28 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー47

飛騨小坂・湯屋温泉「泉岳館」
「日本秘湯を守る会」

濁河温泉市営露天風呂(にごりごおんせん)


http://www.sengakukan.co.jp/

http://hida-osaka.com/nigorigo/index.html


7年ほど前、炭酸泉探しをしていて食前酒が「炭酸泉カクテル」なんて書いてあるのを発見

即、スイッチオン

今は「日本秘湯を守る会」に所属しているが、私が行った時にはまだだ加入前だった。

泡の湯旅館の泡付きに感動し、炭酸泉イコール体に泡付きと勝手に思い込んでいた

比較的にリーズナブルだったので露天付きの部屋を予約した

部屋は川沿いに位置していて自然の風がとても涼しくこの部屋だけはクーラーを入れるお客さんはいないそうだ。
確かに!とても良い温度で気持ち良かった

部屋は二間続きで充分すぎる広さだ。
部屋露天は横長の石造り、しかし温泉では無かった
これには夫共々がっくり・・・・・はっきり言って外れた
情報の乏しい頃の事、いたしかたない・・・

大浴場は大丈夫だろうかと期待もそこそこに行ってみた。
源泉そのままの浴槽は確かにあった

しかし、しかし、温度が・・・・・・つめた~~~い

5秒で出てしまった

プールの水より冷たい

加熱してある浴槽にあわてて入った。
冷た過ぎて体の泡付きをじっくり待っていられなかった~

炭酸成分は加熱すると無くなってしまう・・・
当然、加熱浴槽はウチの風呂と変わらない状態・・・
他に貸切の露天があったが、そこも加熱してあって温泉なのか水を沸かしているか解らない
泡の湯旅館の湯ってつくづく凄いんだと改めて思った

炭酸泉カクテルで始まる食事だが、思ったより微炭酸・・・
炭酸泉しゃぶしゃぶもあったが、別にどうって事もなかった。
飛騨牛のしゃぶしゃぶだったが、付け合せの白菜が傷んでいて興ざめした
よっぽど仲居さんに言おうか迷ったが、言えば自分が気分が悪くなると思いやめた。
傷んでいる白菜はビニール袋にとって捨てた

お湯にもがっかり、料理も興ざめ、はるばる岐阜まで行ったのに・・・

料金25000円はリーズナブルではなく高かった。


泉岳館に行く前に「濁河温泉」に立ち寄りしたが、そちらの方が本物だった

御嶽山の中腹に湧く温泉。

数件の宿が点在していたが、市営露天風呂に入った
黄土色っぽい湯で濁っているが底がかろうじて見える程度。
肌触りは硬め。
岩にこびりついている結晶を見ると成分の濃さも想像できる
少々熱めの湯は気持ちよく、体も即温まった。

料金は500円
こちらの方が価値があった。







温泉記ー46(○山温泉)

2008-10-10 07:43:21 | 温泉編

じゅうべい温泉記ー46


○山温泉「○○館」



この宿は7年ほど前に社員旅行で行った。

外見は高級感がただよっていて期待感大

玄関を入ると正面に大きなガラス窓

目をみはるほどの渓谷のロケーションだ

社員全員「うぉ~~~~」
宿の人の説明なんか耳に入らない・・・
大きなガラス窓の眼下には大きな岩が・・・そして激しい流れの清流
なんて素晴らしい

みんなを連れてきて良かった
部屋は10畳だったが踏み込みから広く造ってあり広々
清潔感と高級感たっぷりだった

大浴場はどこも広く清潔で豪華な造り
かすかに硫黄の匂いもあり、すべての浴槽が掛け流しだ

時間で男女が入れ替わるので風呂場巡りも楽しい
そこそこスベスベ感もあり良泉だ
ん~~~ん余は満足じゃぁ~

さて食事だが、海の物は無かったので満足感大だった
盛り付けも器の美しく目でも楽しいものだった
岩魚の塩焼きは煙をたてながら運んでくれた
演出も素晴らしい・・・しかし・・・岩魚は熱々では無かった。
煙は見せかけだった

〆のご飯の時の味噌汁が熱した石を入れる噴泉焼きだったのも演出が見事だった
みんな充分すぎるほど満足してくれたようだった
仲居さんが「この先にも良いお湯があるんですよ~仲居達がよくお風呂をもらいに行ってるんですよ~」
「それって白根館の事でしょ?」「あらご存知だったんですか?」
「うん、大好きで何度も行ってるよ!!でも今日は社員旅行なんでここにしたのよ」
と白根館の話で盛り上がった


が、良かったのはここまで

9時~11時にカラオケルームを予約していたのだが、フロントに電話をしたら「旅行社から紹介されたお客さんが使われています」
「えっ私の予約はどうなってますか?」「伺っておりませんが」「ちょっと待ってよ・・・当日だと取れない事もあるからって部屋を予約した時に約束してもらってたんですが」「いえ旅行社からのお客様ですので・・・」「えっその方達は何時カラオケルームを予約されたんですか?」
「本日です」完全にぶち切れた「あんたねぇ先に予約した私達より旅行社のお客さんを優先するって訳?
「いえそう言うわけでは・・・・しかし旅行社からのお客様ですし・・・」
「ふざけんじゃないよ、個人客はどうでもいいってわけ?社員のみんなも楽しみにしていたんだよ~
「・・・・・・・・」「おたくは個人客より旅行社の方に気が向いてるんだ
「・・・・・・・・」「なんとか言ったらどう?
だまっているので電話を切った
みんなにその事を告げ、申し訳ないと謝った

10分ほどして菓子折りを持ってマネージャーらしき人が部屋に来た。
「詳細は伺いましたが、カラオケルームの予約は頂いておりませんが・・」
「あんた、まだそんな事いってるの!!宿の予約をした時の人だしてよ!!
「そのような記録がございませんので・・・」「じゃあ私の言ってる事が嘘だって言うの?
「いえそのような事は申しておりません」「結局、個人客より旅行社が大事なんだね
「いえそのような区別はしておりません」「嘘いってんじゃないわよ!!
「カラオケルームが空きましたら連絡させていただきますので・・」と言って菓子折りを差し出した。
「そんな物いらないわ!!区別してないって言うんならオタクの連絡ミスなの?
「いえ・・・ですからカラオケルームの予約を承ったか全員に聞いてみたのですが誰もおりません・・・」
「もういいわ~ミスも認めないなんて最低!!社員旅行が台無しだわ
「カラオケルームが空きましたら無料で結構ですので・・・」
「絶対にミスだって認めないわけ?私の勘違いだって言わせたいの?」
あ~~~思い出しても腹がたつ

宿の手違いで申し訳ありませんと、初めから言えばコジレル事も無かったのに・・・
立派な建物なのに働いている人間がまったくだめ

ここから3キロ先に行けば大好きな○○館がある・・・
悔しくて情けなくて涙が出た
10時半頃「カラオケルームが空きましたので、どうぞお使い下さい」と電話があった。
みんなに「今からでもやる?」男衆は「もう寝ますからいいです」「ごめんね~こんな事になっちゃって・・・
女衆は「行こうよ!タダなんでしょ?行こう行こう」
やっぱり女は逞しく、セコイ
幹事の私が行かないわけにはいかない・・・
シボンダ気持ちでカラオケルームに行った。
「お飲み物をサービスさせて頂きたいと思いますが、何がよろしいでしょうか?それと通常は11時までですが時間がありませんので12時までご自由にお使い下さい」
沸騰している私は何を言われてもシラケテしまっていた
根本的に違うだろ
サービスや菓子折り以前に謝れよ~

翌朝チェックアウトの時に私が突っ返した菓子折りを社員の一人にむりやり持たせていた。
「またのお越しを・・・」「来るわけないじゃない!こんな思いをしたのは初めてよ!!
「そうおっしゃらないで」「ばからしい、自分のところのミスって認めたら?
「ですから承ったものがおりませんので」「話にならないわ~余計に気分が悪くなるわ
「ありがとうございました」「・・・・・・・
まったくずれてるよ
まだ何にも解っちゃいない

25000円ぐらいだったと思うが、この扱いじゃ高すぎだ







温泉記ー45(六日町温泉)

2008-10-05 07:50:07 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー45


六日町温泉 かわら崎湯元館

http://www.yukiguni.ne.jp/yumotokan/


ここは実に面白い宿だった

泊まった部屋は「又北亭」の「アカショウビン」

メゾネットタイプで一階に和室が二つ、二階が洋間でベッドが二つあった。
調度品など多少安普請さはあるものの充分過ぎるほどだ。

そして庭にはマイ露天

湯量が豊富らしく木造りと石造りと二つもあった

それも大きい

硫黄の香りが多少あり、少し熱めの湯は気持ち良かった

肌触りとしては際立った特徴は無かったように記憶するが、満足度は高かった

食事は板の間の大広間で頂いた。
品数は多くなかったが、一品一品の量が豪快だった

陶板焼き(でかい)が二品が強烈に印象に残っている

一品はホタテ、エビ、蟹等の魚介類、もう一品はキノコだ

刺身のきらいな夫は、何時もの通りに陶板焼きの中に刺身を隠した。
刺身を焼くのは骨が無いから好きだと言う。
しかし量が多すぎて半分くらいしか食べられたかった

味付けは嫌味のない家庭的なもので好感だった

なのに、なのに・・・廊下に食べ放題していい駄菓子勝手に作って食べていい綿菓子
そしてラーメン屋の暖簾の下がっている引き戸を開けると棚にぎっしりカップ麺がならんでいる

あれも、これも全部タダ

とても食べきれない

でもカップ麺は二つもらって帰った

駄菓子も昔懐かしくて少し貰った

そして、部屋の入り口に牛乳箱があり、翌朝配達される

この気前の良さは「大沢館」に匹敵する

館内に飾ってある「オロナイン軟膏」のブリキの看板、昭和初期頃の古い週刊誌、「三丁目の夕日」を思い出させてくれる。

これだけ楽しんで、マイ露天付きで料金は17000円くらいだったと思う

リピートしたいが、テレビ放映があったせいか何時も満室

お得感満載の面白い宿だった




温泉記ー44(伊豆高原温泉)

2008-10-02 22:24:01 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー44

茄子の花


http://www.nasubi-h.com/index.html


大型旅館に懲りて小さな旅館を探していたところ、テレビで放映されたのを見て予約

電話の対応が感じが悪かったと記憶している

そして、予約金を振り込んで欲しいと言われた

まあ「美や川」でも言われた事もあるし・・・
小さな旅館ではリスクが大きいのだろうと思い、振り込んだ。

海が見える宿は本当にコジンマリとしていて居心地は良さそうだった

チェックインは個室でした。(後にこの個室で食事を頂いた)

部屋は10畳か12畳か忘れたが充分の広さだった。

ウッドデッキに露天がしつらえてあり、海を見ながらの入浴ができた。

しかし、しかし・・・・・一人がやっと入れる程度の益子焼きの湯船。
そして、循環・・・だった

後悔しまくりだった

電話の対応の悪さのイメージがず~~と心に残って、来なきゃ良かったと後悔。
人気の宿のせいか、宿に着いてからも女将さんらしい人が感じ悪い
冷たさまで感じた

しかし食事は結構美味しく食べられた

一品づつ丁寧に頃合で運ばれて来た。

もちろん温度もばっちりだ

記憶にあるのが茄子の田楽。

宿の名前が「茄子の花」だから必須なのかもしれない。
盛り付けもお洒落で今で言う創作料理のようだった。

が、宿としての温もりが感じられなかった

リピートは無い

料金は25000円ぐらいだったかなぁ・・・

もすこし笑顔で接してくれたら旅が楽しめたのに・・・残念