じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

温泉記ー57(都幾川温泉)

2009-04-24 06:38:29 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー57


都幾川温泉 旅館とき川

http://www.tokigawa.net/top/index.html


6年ほど前に温泉チャンピオン「郡司 勇」さんの書かれた記事だったと思うが、泉質日本一と言う記事を見つけた

アルカリ泉の日本一は、何とPH11.3

それに埼玉県にあるではないか

そりゃ行かなくちゃと即予約


ただし、ここは宿泊はできず、食事と入浴のみ

当時は部屋が3部屋あり、昼の部と夕の部で一日6組のみ利用できた。

今は改装して2部屋になり、一日4組のみの利用しか出来ない。

以前と変わった所と言えば、3部屋が2部屋になった分広くなった。

男女別の風呂が部屋ごとの貸切になった。

滞在時間が3時間半から4時間になった。

食事の品数が増えた。

もちろん料金も跳ね上がった。


安かった頃、すっかり湯に惚れまくって毎月通った。

その頃、スタンプが10個溜まると一回無料で利用出来た。

二度ほど無料で利用させてもらった。

無料券を使う時は昼の部と夜の部を繋げてもらって一回分の料金で一日中滞在した


今はサービス券が5枚溜まると記念品がもらえて、10枚溜まると一回無料になるが・・・・

有効期限が1年(T_T)

もう溜められないわ・・・・・これだけ払うなら何処かに泊まれる

大体、月一のペースで温泉旅館に宿泊しているが、都合で行けなくなった時等に温泉補給させてもらっている


この宿のテーマは柚子

仲居さんの着物、座布団、紙ナプキンに至るまで柚子色

宿の周りも柚子の木

柚子の時期になると帰りにお土産で頂ける

料理も柚子ワインの食前酒から始まる。

そして薬膳料理でヘルシーだが、出来立てを持って来てくれるのでとても美味しい


さてさて肝心の湯だが

無味、無臭、無色透明でとても綺麗な湯

肌触りはハイターの原液を触ってしまった時のようなヌルヌル感

アルカリ泉は一度目より二度目、三度目と浸かる度にヌルヌル感が増す

初めて浸かった時はびっくりして目が点になってしまった

「琢」「白根館」にも匹敵するほどの名湯だ

自然湧出の湯は冷泉。
なので加温はしているが、掛け流しだ

宿泊できない訳は湧出量が少ない為に一晩中かかって湯を貯めておかなくてはならない為、掛け流しを貫くには致しかたないとの事だ

だけど・・・・何としても泊まってみたい(とき川の常連さんは皆言うらしい)

とき川の部屋に泉質ランキングなるものがあり、日本で2番目のアルカリ泉が白馬でPH11,2って書いてあった

そりゃ行かなくちゃ


料金 一人5000円ぐらいだったのが9800円になってしまった






温泉記ー56(法師温泉)

2009-04-16 07:02:00 | 温泉編

じゅうべい温泉記ー56

法師温泉「長寿館」
「日本秘湯を守る会」


http://www.houshi-onsen.jp/index.htm


新野地温泉で入浴中、「秘湯好きなら法師温泉に行かないと~
とお客さんに勧められ7年ほど前に2度宿泊。

たぶん別館といわれている部屋だったと思う。
川に面している2間続きの角部屋でトイレ付き。
窓はサッシではなく、木枠のガラス戸。
子供の頃、家の窓はそんなガラス戸だった。
懐かしさいっぱいでワクワクした。
それでも掃除が行き届いていて清潔。
レトロな部屋はとても居心地が良い。
旦那共々すっかり馴染んで寛げた。
新しく出来ているデザイナーズ旅館ではこれほどの寛ぎ感は味わえない

さてさてお目当ての「法師の湯」だが、基本的には混浴
夜の8時から10時までが女性専用になる。
ただ、小さいが女性専用の「長寿の湯」があるので安心だ。
しかし、どちらの風呂もカランやシャワーが無い
女性専用風呂には源泉が出ている(カランに相当する)場所が1箇所だけあり、その湯を汲出して体を洗う。

長寿館の醍醐味は何と言っても源泉が湯船の下から湧いている事
ポコポコと大小の泡とともに湧き出す

温泉の原点ここにあり

少し温めの柔らかい湯

ここでも五感が揺さぶられる思いがした

最初に泊まった時は湯口にコップが置いてあり源泉を飲めたが、2度目の時はコップが無くなっていた

後でご主人に聞いたら保健所の指導で置けなくなったとか・・・
そういえば白根館でも同じ事を言われていた。
もともと飲めるお湯なので湯口から手ですくって飲んだ
丸みのある癖のない柔らかな湯で喉越しも良い。
インパクトのある湯ではないが、長湯できる良泉

2度目に行った時には新しい「玉城の湯」と言う立派な風呂が出来ていた

内湯と露天が繋がっていて内湯にはカランとシャワーもある

ここは男女が時間で交代になるので、安心して入れる。
「玉城の湯」が女湯の時には長寿の湯の女湯は空っぽになる
私はその時間をねらって長寿の湯に一人のんびり入る
完全に一人貸切状態

湯船の下から源泉
これほどフレッシュな湯は無い

五感に響かない訳が無い
まさに極楽とはこの事だ

食事については山里らしく作られているが、ほぼ一気出し
これと言った特徴のある物ではなく、品数は多いが印象に残る一品も無かった。
宿の規模がかなり大きい為か、料理等のきめ細かさに欠ける。

この宿は風呂のみの目的で行くのがベター


料金 19000円くらいだったかな・・・



温泉記ー55(草津温泉)

2009-04-06 07:15:03 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー55


草津温泉「緑風亭」


http://www.kusatsu.ne.jp/ryokufutei/


今から6~7年ほど前の事。

大型旅館を避け、リーズナブル尚かつ小規模の宿を探して、「極楽館」と「緑風亭」をピックアップ

温泉街から少し離れ、自然豊かな環境に立地する「緑風亭」を選択した
源泉は「万代鉱」身の締まるキレの良い酸性

当然、長湯はタブーだ

到着後、まず貸切風呂へ

4~5人は入れそうな広さで、清潔

しかし・・・一番風呂だった為か、カランからお湯が出ない・・・
待ちくたびれて湯船の湯を汲出して体を洗おうとしたが、酸性泉・・・当然のごとく泡がたつ訳がない

そうこうしている内にカランがようやく湯になった。
今一度泡立てて体を洗い直し。。。

湯船に浸かろうとしたら熱すぎて入れない

掻き混ぜても、掻き混ぜても適温にならない

不本意ではあるが、水でうめて浸かった

なんか、ドタバタして疲れてしまい「緑風亭」での入浴はこれ一回きり。

夕食前に「西の川原露天風呂」に行って帳尻を合わせた

「万代鉱源泉」は夫の肌には合わなかったようで、一度浸かっただけでカサカサ、ムケムケ

部屋は8畳だったか10畳だったか記憶が無いが、二人では充分な広さだった。
静かでゆっくり過ごせる。

レストランでの食事は懐石ではなく、レベルの高い家庭料理といった感じ
味付けも良く量も多い
出来立てを運んでくれるのは嬉しい

宿の雰囲気は旅館とペンションをミックスしたような感じ。
高級感は無いが、かと言って安普請さがあるわけでも無い。
多少、中途半端さを感じた。

後日「ギズモさん」から「極楽館」を紹介されて行ったが、湯は比較にならないほど柔らかで良かった。

料金 15000円ぐらい