じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

良泉は医者と同じ

2008-02-03 11:30:58 | 温泉編
独立して15年、一度もダウンする事もなく働いてこられた。
気分転換が必要だと、当時同居していたお姑さんに追い出されるように温泉に出かけたのがきっかけで、数多くの温泉に浸かってきた。
先日どれくらい行ったか、憶えている旅館の数をかぞえてみたら100件を超えていた。

お湯にトテツモナイ効能があると気づいたのは、山梨県にある奈良田温泉だった。
「羊水のようなお湯」との記事を見て、何のこっちゃ????と面白半分で予約してみた。
当時ちょうど会社が火事になってしまい、気分が最悪の状態の時だった。
浸かった瞬間に開いた口がふさがらない・・・
それほど衝撃を受けた。
肌に柔らかくマトワリ付いて、すべる、すべる・・・つるつるだ
まさに目からウロコだ

食事がまた素晴らしかった。
地元の食材、それも猟師である主人と息子が獲ってきた獲物がテーブルを飾る。
こんなユニークな食事は初めてだった。
懐石料理はその場は感激しても後は忘れてしまう。
そして次も食べたいとは思わない。
白根館の料理は見かけは地味だが、実に旨い。
旦那と息子が獲ってきた食材を女将が一流の味に仕立てていく。
こんなに感動した食事は初めてだった。
湯も食事も目からウロコだった。

もっと驚いたのは家に帰ってからだった。
体が軽い、通じがスムーズ、パワーも回復してた。
湯治とはこういう事なのかとマタマタ目からウロコだった。
医者で精神安定剤をもらうより効き目が大きい。

家に帰ってきてすぐに次の予約を入れた。
そして今日まで通い続けている。
白根館は私ら夫婦には医者と一緒だ。
体調も良くなり、パワーまで頂ける。

また仕事に集中する為に定期的にお世話になるだろう。
まさに命を繋いでくれている。
白根館に感謝、感謝