じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

温泉記ー75 大丸あすなろ荘(二岐温泉)

2010-07-31 15:12:16 | 温泉編

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じゅうべい温泉記ー75


二岐温泉「大丸あすなろ荘」
「日本秘湯を守る会」


http://www.daimaruasunarosou.com/


10年ほど前の事。

日本秘湯を守る会の会長さんの経営する宿との事で、それなら行くっきゃないと予約した。


原生林の中にポツンと建つ

暖簾をくぐり、玄関にたどり着くまでの小道にモミジが迫り出していてとても良い雰囲気だ。

紅葉の頃は素晴らしいだろう

とにかく自然が豊かで空気が清々しい。

通された部屋は広めで12畳ぐらいはあったと記憶する。
秘湯の宿としてはお洒落だ

最初は内湯に行ったはずだが、記憶が飛んでしまっている。
どんなだったんだろう・・・・・
行った事のある人に聞いてみたい。

渓流露天風呂は素晴らしい

電線や電柱など一切見えず、目の前は清流と原生林

湯船の底から時々泡が・・・ここも直湧き?

水の音と木の葉のざわめく音の中、現実は吹っ飛んでしまった

何て爽やか

五感が喜ぶ事ったら


そんな気分に浸っている時、大学生ぐらいのお嬢さんが「キャー葉っぱが浮いていて入れない~~」なんて叫んでいる。
森の中の露天だもの葉っぱぐらいは当たり前の事なのに・・・
親らしき人が葉っぱをすくい上げて「もう大丈夫だよ~~~」
「だって虫もいそうだから・・・」結局は入れないままお帰りになった。

バッカじゃないの~~~何だか私まで現実に引き戻されてしまった。
そういう人は都会の銭湯へ行けよ~~~


自噴泉甌穴風呂は混浴

入るのは最初から諦めていたが、露天から帰ってくる途中に丁度、甌穴風呂から出たばかりの夫と遭遇

「今は誰も入ってないから俺が見張っていてやるから入ってこいよ~

「ではでは宜しく」こんなチャンスはめったにないので即入った

少々熱めではあったが、何しろ直湧きの最高にフレッシュなお湯に浸かれて大満足o(^O^*=*^O^)oワクワク
直湧き完全放流掛け流し

これほどの贅沢はないo(^O^*=*^O^)oワクワク

この甌穴風呂に入れただけで、この山の中まで来た甲斐があった。

大満足だ~~☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆

食事は秘湯の宿にしてはお洒落な盛り付けがしてあったようだが・・・・
まるで覚えていない

デジカメも持ってない頃の事。
写真でも残っていれば記憶も蘇るだろうが・・・


チェックアウトの時、ずいぶん派手なナリのオバちゃんグループがいた

「まったく退屈だったわよね~~~」「そうそうカラオケの一つもありゃしないし~~夜が長かったわ~~」
いったい、あんたら何処に来たと思ってるの
あんたらが場違いなんだよ
騒ぎたいんなら観光旅館に行けってぇの

そんな事を思っていたら、ちょうど会長と目が合った。
どうやら私の顔にその思いが書いてあったようで、私に合掌された

まあ、目的に合わない宿を選んでしまったオバちゃんも不幸だが・・・
大声でつまらない宿だといわれた宿も不幸だ

宿選びは、つくづく目的にあった宿を選ばないと双方が悲惨な思いをするって事をまじまじと目にした。


料金は20.000円前後だったと思う。
秘湯の宿にしては少し高めかな~