じゅうべい温泉記

リストラ後に頑張ってきた心の内を吐き出したいと書き始めた日記ですが、いつのまにか温泉記に・・・・

温泉記ー3(水上温泉)

2008-03-30 11:09:34 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー3

水上温泉「水上館」

http://www.minakamikan.com/

天皇陛下もお泊りになった宿と聞き期待は膨らんだ。
「プロが選ぶ・・・」では「鐘山苑」より上位に出ていた。
当然「鐘山苑」以上の料理やサービスが受けられると勝手に想像していた。
はっきり言って期待は外れた・・・
料理も、こんなはずじゃない・・まだ後でワクワクする物が何か出てくるだろう・・
しかし期待通りには出てこなかった・・
記憶に残る料理は一品も無く、何を食べたか記憶にすら無い。
仲居さんも田舎のおばさんで気が効かないし・・・
部屋に通された時「少々お待ち下さい。担当がおじゃまします」
と言われて、待てど暮せど誰も来ない。
結局交代で風呂に行く事にした。
二人が風呂からあがった頃にやっと仲居さんが来て「お食事の時間はいかがいたしましょう」だって。
おいおい、もうちょっと連絡はうまくやってよ~と心の叫び。
温泉街にあるので、電車の音、車の音、館内も垢抜けない。
「鐘山苑」よりなぜ上位にランクされているのか訳が解らない。
でも、きっと何かあるはずだ・・・・しぼみかけた期待をふくらませつつ・・・
結局期待ハズレに終わった。
いや、たぶん食事は美味しかったと思うが「鐘山苑」より上位と言う事で期待し過ぎていたんだと思う。
風呂の造りは立派だった。
特に内湯の湯口は紫水晶の原石が使われていた。
あまりの豪華さにびっくりして水晶に触ってみた。
尖った水晶が指にささり、血が出た・・
露天にも入ったが、向かい側からは丸見え。
何処のオバサンか解りゃしないか~と腹を据えて入った。
しかし湯の感触の記憶は無い。
すっかり本の順位を信じていたので、ショックが大きかった。

プロ達はいったい何処を評価したんだろう・・・
???????
たまたま行った日が悪かったのかなぁ~
私に言わせれば「鐘山苑」より下だろう。
しかし、まだまだ本を信じて疑わなかった。
ちなみに料金は20000円弱だったと思う。
次行く所に期待しよう





温泉記ー2(鐘山温泉)

2008-03-26 23:36:30 | 温泉編
じゅうべい温泉記ー2

鐘山温泉「ホテル鐘山苑」

http://www.kaneyamaen.com/


「プロが選ぶ名旅館100選」というからには当然お湯も本物だと勝手に思い込んでいた。
この頃やっと予約をする事を憶えた・・・・アホだったなぁ~
秋保温泉「佐勘」水上温泉「水上館」浮山温泉「坐魚荘」西山温泉「慶雲館」鐘山温泉「ホテル鐘山苑」
河口湖温泉「秀峰閣湖月」湯田中温泉「よろずや」・・・・・あとは忘れてしまった~
この本によればベスト3に和倉温泉「加賀屋」上山温泉「古窯」秋保温泉「佐勘」が出ていた。(12~3年前の事に付き現在は不明)
宿に直接電話はしてはいけないものだと勝手に思い込んでいたので知り合いの旅行社に相談する事にした。
取り合えずのお勧めは近場の「ホテル鐘山苑」との事で予約をいれてもらった。
忍野八海の近くで自然一杯の環境にあった。
さすが「プロが選ぶ・・・」に載っている宿に間違いは無いと、この時は確信した。
まず、到着したらお茶室に通され抹茶のサービスを受けた。
これには驚いた(今では珍しくもないが)
部屋は12畳と次の間付き。当時は居所がないほど広く感じた。
25000円ぐらいだったと思うが「すご~~~い」と感激しまくった。
食事処での食事も初めての経験だった。
これも感激だった。
食事にしてもタイミングもしっかり見極めて出てくるし、別注文を入れたぐらいの量が出て、目が点。
味もいい! 鮑の踊り焼き、鯛の生き造りも出て、やっぱりプロが選ぶ宿は全々違うと感激!
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
すご~~い、さすが~
仲居さんも皆綺麗で若く気が効く。
聞くと地元では募集しないで横浜や東京から厳選して来てもらっていると言う。
雇用条件も良く、短期でお金を貯めたい女性が来ているらしい。
名旅館はさすがやる事が違うと感心しまくり。
25000円は安いと思った。
しかし、不思議な事に風呂場の記憶がまるで無い~
感激の連続で舞い上がっていたんだろう
「やまぐち館」で味わった不思議なお湯の感覚は、この時すっかり忘れ飛んでしまっていた。





温泉記ー1(四万温泉)

2008-03-23 17:14:49 | 温泉編
じゅうべい温泉記-1

四万温泉「やまぐち館」

http://www.yamaguchikan.co.jp/

温泉に出かけるきっかけは、まさに現実逃避であった。
据膳据飯、そして広い湯船、たっぷりのお湯。
当時はただそれだけで満足していた。
いつも急に思い立ち、行き当たりばったりで空いている宿に宿泊。
休前日に空いている宿なんて今思えばハズレの宿しか無い。
それでも「わ~~い、温泉だ~」と大喜びしていたものだ。
食事だって品数が多い宿が良い宿なんて思っていた。
温泉旅館とはそんなものだと思っていた。
当時そんな思いで行った宿はほとんど記憶に無い。
それでも、たまたま四万温泉の「やまぐち館」に泊まれた事があった。
「お客さん、滑り込みでとれたんだったって?運がいいねぇ~」と仲居さんに言われても「なんのこっちゃ」と何にも解らなかった。
どうやら当日キャンセルがあったらしい・・・
後になって解ったが「やまぐち館」は当時はとても人気があって週末の予約が難しいとの事だった。
この「やまぐち館」の湯に浸かったときに、やたら肌がスベスベになった。
それでも、ここのボディーシャンプーに何か入っているからだと思っていた。
しかし、しかし・・・浸かる度にスベスベ感が強くなっていく・・・「あれっ?あれっ?あれっ~~~~」
「なんなんじゃ~~」夫に言ったら「俺もだぁ~~」夫はボディーシャンプーは使ってないと言う・・・
えっ、じゃあ温泉でこうなったの?????
今まで温泉と思って入っていたのは何だったの~~
宿に泊まってこれほどの満足感は今までに味わった事が無かった。
湯に目覚めた瞬間だった。
食事にしても今まで泊まった宿に比べれば感激物だった。
確か「万宝鍋」と言っていた南瓜ベースの薬膳鍋のスープの味に感激した。
今でもしっかり記憶にある(今も献立にあるかは不明)

当時はインターネットなど無い。
本屋にいって「プロが選ぶ名旅館100選」という本を買った。





会社大改革

2008-03-20 14:58:48 | 仕事編
膨れ上がった在庫をさばき、倉庫を半分にする事は思ったより大変な事だ。
取り合えず新商品はサンプルのままストップ。
商談は勧めても展開は秋以降にコントロール。
決算は大赤字・・・・しかしこれも改革には必須と目をつむる。
でも、精神的にはつらいものがある。(一歩間違えば家も無くなる)

銀行になぐさめられる始末だ。

輸入業には追い風となるはずの円高。
しかし、材料の値上げが半端ない。
販売価格の値上げもやもえないが、値上げするにはデザインの変更をしなくてはならない。
マイナーチェンジしたら売れている商品が売れなくなる可能性もある。

この春息子が作った商品が失敗の連続・・・
ベッドのサイズを間違えて約500台のベッドが倉庫に・・・

新たに作り直したが、在庫が増えすぎ・・・

そして店展示分だけは空輸便で取れと取引先に言われ・・・


斬新なデザインのTVボードは組み立て不可能で売り物にならない・・・

チラシに決まったダイニングチェアーはメーカーが材料不足で座面ができない・・・

日本で座面を作ったら大赤字・・・


在庫を減らす予定が増えてしまった
3~4月は家具業界は一番の商戦期。
なんとかなるか・・・なんとかせねば・・・