いわゆる「違法サイト」から動画ファイルや音楽ファイルをダウンロードするのが著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲か否かに関して、私的録音録画小委員会で「違法である」という方向で扱うことが固まったそうです。
ITmedia Newsの記事から一部引用、、。
---------- ▼ こ こ か ら ▼ ----------
文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。
---------- ▲ こ こ ま で ▲ ----------
「違法サイト」であるとは知らずにダウンロードした場合にも法を犯したことになるのか?など、疑問点も多くあった問題なので、パブリックコメントなどでも多数のユーザーサイドからの意見が集まったそうです。
そこら辺のユーザーの声を踏まえた上で、ユーザーの不利益にならないような制度を作り上げる方向で検討中とのこと。文化庁からのコメントとして記事内に以下のように引用されてます。
---------- ▼ こ こ か ら ▼ ----------
文化庁の川瀬室長は「パブリックコメントなどでの反対意見を踏まえた上でも、違法複製物からの複製は30条の適用除外とするのは不可避」と話す。「いわゆる『違法着うた』や、ファイル交換ソフトを使った違法複製物のダウンロードなどによる『フリーライド』(ただ乗り)で、正規品への流通に影響が出ているのは事実。国際情勢から見ても、適用除外すべきだろう」
ただ「ユーザーの意見を無視したわけではない。ネットからの意見も踏まえたつもりだ」と強調。「違法化について、個人から多数の反対意見が出た。『違法サイトと知らずにダウンロードしてしまった場合、無意識に法を犯してしまうのでは』などといった不安は、十分理解できる。ユーザーの不利益にならないような制度設計をする」と話す。
---------- ▲ こ こ ま で ▲ ----------
まだ「違法とする」という方向が決まっただけで、細かな調整などはしばらく続きそうですが、ネットがここまでインフラとして普及してる現状、どこまで「違法サイト」か否かを明示することが出来る制度を作り上げて広めることが出来るか?もそうですが、ユーザーのリテラシーをどこまで上げることが出来るか?なども問われてきそうです。
詳細は上記記事とその関連記事を参照のこと。
ITmedia Newsの記事から一部引用、、。
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文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。
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「違法サイト」であるとは知らずにダウンロードした場合にも法を犯したことになるのか?など、疑問点も多くあった問題なので、パブリックコメントなどでも多数のユーザーサイドからの意見が集まったそうです。
そこら辺のユーザーの声を踏まえた上で、ユーザーの不利益にならないような制度を作り上げる方向で検討中とのこと。文化庁からのコメントとして記事内に以下のように引用されてます。
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文化庁の川瀬室長は「パブリックコメントなどでの反対意見を踏まえた上でも、違法複製物からの複製は30条の適用除外とするのは不可避」と話す。「いわゆる『違法着うた』や、ファイル交換ソフトを使った違法複製物のダウンロードなどによる『フリーライド』(ただ乗り)で、正規品への流通に影響が出ているのは事実。国際情勢から見ても、適用除外すべきだろう」
ただ「ユーザーの意見を無視したわけではない。ネットからの意見も踏まえたつもりだ」と強調。「違法化について、個人から多数の反対意見が出た。『違法サイトと知らずにダウンロードしてしまった場合、無意識に法を犯してしまうのでは』などといった不安は、十分理解できる。ユーザーの不利益にならないような制度設計をする」と話す。
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まだ「違法とする」という方向が決まっただけで、細かな調整などはしばらく続きそうですが、ネットがここまでインフラとして普及してる現状、どこまで「違法サイト」か否かを明示することが出来る制度を作り上げて広めることが出来るか?もそうですが、ユーザーのリテラシーをどこまで上げることが出来るか?なども問われてきそうです。
詳細は上記記事とその関連記事を参照のこと。