欲を言えばキリが無いが…

あえて言う(笑)

「今日のゲームは勝たなきゃ。」

4時半の目覚ましで起き
チーちゃんにも声をかけたが起きない(笑)

さぁ、見るぞ！とテレビつけたらゲーム前にニュース…
これなら後30分寝られたのに…
テレ朝いい加減にしなさい！

さて、ゲームはW杯前のテストとしては文句なし。
ドイツ相手に2点を奪う事ができたし
失点もセットプレーからの2点で崩されたわけではない。
課題の得点もあげられたし修正点も明確になった。

でも…
やっぱり勝てる試合は勝たないとねぇ
後半残り20分で2-0から追いつかれた。
失点シーンはセットプレーなので修正できるだろうが
問題はセットプレーの原因を作ってしまった事だ。

高く強い相手には数的優位で守るのは理解できるが
攻め込まれる前に中盤が下がりすぎてたような気がする。
ハーフラインを過ぎたあたりで相手がドリブルで仕掛けてくると
どうしても対応が遅れてファールで止めるしかなくなる。
ゴール前の混戦のこぼれ球もことごとく拾われた。
ファールをしないで済むようなディフェンスが出来れば満点だった。

決定的なチャンスは日本の方が多かったように思う。
高い位置でのプレスからボールを奪ってのカウンターという
日本がやりたかった攻撃がものの見事にはまった。
もちろん2得点は素晴らしい結果だけれど
前半に1点が決められていたら流れはもっと変わっていただろう。

追いつかれたなら突き放せばいい。
最後の最後まで攻める姿勢は心強く頼もしかった。
しかしそこで1点取れるかどうかが本番では重要なのだ。
1次リーグなら勝ち点2を得失点差で+1があるかないかでは
天と地ほどの差があるし
決勝トーナメントなら言わずもがな。

チャンスも作ったし、点も取ったが決定力不足解消とまでは言えない。

仮想オーストラリア、仮想クロアチアとして
高さとフィジカルの強さという部分では大いに参考になった。
十分戦えるという手ごたえも掴んだ。
しかし、ドイツはあきらかな格上で日本に対して攻撃的だった。
日本は格上や攻めて来る相手には滅法強い反面
ガッチリ守ってカウンターというスタイルのチームには
いつも苦戦を強いられているのだ。
オーストラリアは高さを活かしてくるだろう。
日本にボールを持たせてゴール前では高さで跳ね返しロングボールで前線で高さで優位に立つ。
クロアチアは堅守で知られるチーム。
堅い守りでボールを奪ったら一気に速攻にくる。

硬い守りを突き崩すほどのパワーは日本にはない。
再三言われているように、両サイドの使い方がカギとなるんだろうが
今日のドイツ戦では得点は取れたが有効にサイドを使っていたかと言われれば疑問が残る。
アレックスもカジくんの怪我も心配だ。
次のマルタには是非ともゴール前をガッチリ固めて守って欲しいものだ(笑)

ま、ドイツに勝ってしまうと
マスコミがまた浮かれてとんでもない事言い出しそうだし
今日は勝たなくて正解だったとは思う。
肝心なのは本番で結果を残す事なのだから。