jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

泣き娘のち笑い娘

2005年08月23日 | 家族
帰宅したのは23時を回っていたのだけれど
居間に入るとまだチーちゃんが起きていた。
箪笥の前で膝を抱えて泣いていた。

原因はニパちゃんに対するヤキモチと欲求不満。
僕も嫁さんも義母もみんなニパちゃんばかりを可愛がると…

気持ちはわかるが
相手はまだ赤ちゃんだもんなぁ(苦笑)

ご飯を食べる前に抱き寄せて
膝枕をして頭をなでながらお話をする。
チーちゃんの言い分はこうだ
「最近みんなニパちゃんばかり可愛がる」
「ニパちゃんが悪いのに自分ばかりが怒られる」
「パパは自分の事嫌いになったんじゃないか?」

まぁ、笑っちゃうしかないような事ばかりなんだけど
夜中にそんな気分になって泣き出したくなる気持ちもわかる。

ニパちゃんはまだ赤ちゃんだってこと
おねえちゃんお兄ちゃんというのは理不尽も受け入れねばならない時がある。
でも、何をするにも一番最初にできる特典もある!
その度にパパもママもチーちゃん中心に考える。
おねえちゃんの特権は最大限に利用して
妹に対しては威張っててもいいんだよ。

というような話をして
少し落ち着いてきたようだ。
僕がTVCMの真似をしてふざけると
膝の上から笑い声が漏れた。

「そろそろご飯食べてもいい?」
チーちゃんに聞く。
「うん、いいよ」
涙で目を腫らしながら曖昧な笑顔でチーちゃんが答える。

僕がご飯に取りかかると背後から
ビビーンと鼻をかむ音…
「あの、ご飯中なんですけど」
「あはは、ごめんなさい」
チーちゃんが大きく笑った。