jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

あなたに聞きたい事がある

2004年07月12日 | 野球
さて、今年のプロ野球オールスターゲームは
様々な問題や背景を抱えたまま、パ・リーグの2勝で終わった。

2試合目は寝てしまって見てなかったのだけれど(苦笑)
とても楽しい試合だったようだ。

12球団のオーナー各氏はいったいどんな思いでこの2試合を見たのでしょうか?
まさか、見てないなんて事はないでしょう。
ファンも選手も一体となって野球の素晴らしさを表現していた今年のオールスター
やっぱり「たかが選手が…」と思ってたんでしょうか?
腹立たしく、苦虫噛み潰したような顔で見てたんでしょうか?
一度素直な感想ってものを聞いてみたいものです。

野球を愛する人ならば
何がしか心が揺さぶられたはずですよね。

携帯とピザと選挙とビール ~2~

2004年07月12日 | 家族
「ちょっと座ってていい?」
スーパーのエスカレーター脇にあるベンチの方を見ながら嫁さんに聞いてみた。
「うん、いいけど…痛いん?」
「ちょっとね(笑)」
「買い物なんか後で行くから帰ろうか?」
「大丈夫、座ってたら治まるから」

そんな会話してるところに
長女が走ってきた。
携帯で電話するのがもったいなくて
僕らを走って探し回ったらしい(笑)

「娘と一緒に座って待っとくから買い物してきていいよ」
「うん、じゃさっさと済ますわ」
「ゆっくりでいいよ」と言う言葉の途中で
嫁さんはカゴを手にして食料品売り場に消えて行った(笑)

そうこうしてるうちに目的のベンチは他の客で埋まっており
僕は娘と一つ上のフロアに上り空いているベンチを見つけた。
娘の手にはキラキラ光るハート型のアクセサリーのストラップ。
二人でベンチに腰掛けて早速取り付ける。

「これな、一つしか残ってなかってん!」
娘はちょっと興奮気味に自慢げに一気にまくしたてる
「めっちゃキレイやし可愛いやろ?」
「うんうん、貴方らしいの選んだなぁ」
「だってこれ一つしか無かったからすぐ買ったんやもん」
腰の痛みも治まりつつあったしニコニコしながら
得意げに話す娘を見ていた。

突然耳慣れない着信音が鳴った。
娘の携帯だった。
驚いた娘は慣れない手つきであわてて携帯を操作する(笑)
嫁さんからだった。
座る場所を移動していたので探していたらしい。

もうすぐ午後3時になろうとしている車内は蒸し風呂状態で、
エアコンをかけて暫くは車に乗り込めないでいた。
そのまま投票に行く予定だったのだけれど
僕の腰痛の様子を見るのと買った食料品を冷蔵庫に入れたいのもあって
一旦家に帰ることにした。

帰宅後すぐにクーラーをガンガンにかけて畳に倒れこむ嫁さん。
一旦帰宅したのは赤ちゃんいない間に昼寝したかったのも理由らしい(笑)
そこで日ごろの感謝を込めて
娘と2人でマッサージしてあげることにした(笑)

うつぶせになった嫁さんの足の裏を娘が踏む。
やせっぽちな娘の体重がちょうど心地よいみたいだ
僕は肩から背中にかけて軽く叩いたりさすったり

「どへぇ~」とオヤジのような声をあげる嫁さん(爆)
その気もち良さそうな顔を見てちょっと悪戯心が沸いてきた
娘と担当を交代して足裏マッサージと称して痛いツボを押してみた
「いっ!…」声にならないほど痛いらしい(笑)
娘に嫁さんを抑えつけておくように指示を出して
さらにグイグイと…
「☆○▲&×…%$$$”!」痛さに身悶える嫁さん(爆)
い、いや、あくまでも日ごろの恨み…
いえいえ、感謝を込めたマッサージですからね(笑)

大笑いして手を休めた瞬間に起き上がった嫁さん
「くっそー!噛んでやる~!」と反撃開始
マジで逃げる僕と娘…
そうなのだ、嫁さんの「噛み攻撃」はマジ噛みなのだった(笑)

「どうぶつ奇想天外」などでやっているじゃれているアマ噛みではなく
まるでブラッシーのようなマジ噛みなのである(爆)
いや、冗談じゃなく歯型残るほど噛むんだもん。

僕らの献身的なマッサージのおかげで
お昼寝を諦めた嫁さんは選挙に行くことを決意した(笑)
義母に電話をして一緒に投票所に向かった。

投票所は田んぼの真ん中に建っている立派な市民センター
投票を終えて赤ちゃんを抱いてベランダに出てみる
まだ低く青々とした田んぼを渡ってくる風が心地よい。

後から来た嫁さんが聞く
嫁「なぁ、あんなにいっぱい名前あったら誰書いていいかわからんよなぁ…」
僕「ん?」
嫁「最初の方は知ってる名前ばっかやったからわかったけど」
僕「…それって比例区じゃない?」
嫁「ん?」
僕「あれ、政党名書くんやけど…」
嫁「あれ?そうやったっけ?あはははは(笑)」
カエルも驚くほどの高笑いが田んぼに響き渡った…

夕飯は近所の人が釣ってきたマスを分けてくれたので
塩コショウでバター焼きにしてもらった。
ラグビーを見ながら赤ちゃんにご飯を食べさせ
僕はマスをつまみにビールを開けた。

久しぶりのビールは喉といわず食道といわず
カラダ全体に染み入るようだった。
フラフラととても心地よい
スープ餃子とご飯を食べ終わる頃には眠気が…

またやってしまった…
気づいたら日付が変わっていた(爆)

嫁さんも娘たちもすっかり寝静まっていた。
お腹の辺りにかけられたタオルケットがちょっと嬉しかった。

ぼうっとした頭のままテレビをつけて
冷たい麦茶をのどに流し込んだ。
F1グランプリがあるはずなんだけど…
どうやら放送時間が変更になったようだ。

何て事ない日曜日だったけど
疲れやストレスから一気に解放されたような心地よさに包まれて
選挙結果を競うように伝えるテレビを消して布団に潜り込んだ。

携帯とピザと選挙とビール ~1~

2004年07月12日 | 家族
日曜日の朝は遅い(笑)

10時ごろのそのそと起き出して居間に下りると
家族は朝食の最中だった(笑)

温めなおしてもらったコーヒーと
マーガリンをたっぷり塗ったトーストを口に運びながら
今日の予定について話し合う。

1.長女の一人旅用にプリペイド携帯を買う。
2.買い物をする。
3.選挙に行く。

腰痛でダウンして以来日曜はずっと家にいた僕ですが
昨日は腰の調子も良く、痛みもなかったので
リハビリがてら一緒に出かける事にする。

ちょうど義母が顔を出してくれて
赤ちゃんを預かってくれるというので
お願いすることにした。

いつも面倒みてくれるのでありがたいのだが
義母に抱っこされるとそこから動かないので困る(笑)
嫁さんや長女や僕が「おいで」と手を差し出しても見向きもしない
半ば強引に抱き寄せてもすぐに義母のところに行こうとして
僕の顔を手で押しのけ、腹を足で蹴るのだ(爆)
無事に義母の胸に収まった次女は笑顔で
こちらにバイバイをしながら去って行った…

嫁さんと長女と3人で車に乗り込み携帯屋さんに向かう
駅前のスーパーの駐車場に車を停めて歩く。
腰に不安感はなく一安心。

最初の店は僕の使っている携帯電話会社。
機種交換後の古い携帯でプリペイド登録ができるというので行ってみた。
僕の古い携帯は長女がおもちゃとして使っており
操作にも慣れているし電話番号などのデータも入ったままなので
何よりデータを入力する手間がはぶける(笑)
ところがこの会社、メールが使えず、通話料も高い。
しまいには店のお姉さんは
「プリペイドなら他社さんの方がお安いですよ」とアドバイスまでくれた(爆)

てなことで2軒目の携帯屋さんに向かう。
徒歩2分ほどなのだけれど陽射しが強く
信号待ちの交差点では思わず日陰に入って待つ親子3人

すると今まで待っていた人も
僕らを見て同じように日陰に入ってきて
その交差点脇の看板の下の日陰部分は
あっと言う間に満員状態となった(笑)

最初から1軒目で条件聞いてダメなら2軒目と決めていたし
1軒目のお姉さんから推薦も受けていたので(笑)
その店に入ったらスムーズだった。

長女に好きな色選ばせて簡単な説明を受けて購入。
おもちゃじゃない本物の携帯を手に満足げな長女(笑)

店を出るとその近所に以前から気になっていた
イタリア料理屋さんがあるのを思い出した。
時刻は午後1時手前、
嫁さんもその店が気になっていたらしく入ることにした。

サラダとパスタ、ピザ、デザート、コーヒーが2人前で3000円というセットがあったのでそれを注文した。

料理が来るまでの間に早速娘の携帯を取り上げて遊ぶ(笑)
娘は半分マジで怒りながらも
「パパの携帯についてるクマさんのストラップ気に入ってんねんけどなぁ…」と反撃
店の中でケンカするわけにもいかないので(笑)
しぶしぶクマさんのストラップを娘の携帯につけてあげた。

それぞれ2人前のサラダ、パスタ、ピザは3人で取り分けて
デザートは嫁さんと長女、コーヒーは僕と嫁さんという配分
あれ?嫁さんだけ全部食べられるのか…今気づいた(爆)

量的には十分お腹いっぱいになった。
嫁さんと長女はパスタ食べながら
「このミートソース缶詰みたいな味がする」と
声をひそめるでもなく言うので僕はヒヤヒヤ(笑)
いや、そう思ったんだから仕方ないけど
もうちょっと声小さくこそこそ言おうよ(笑)

お店の名誉のためにも言っておくが
実際にはちゃんとお店で作っている…と思う(笑)
少なくとも僕は缶詰よりずっと美味しいと思ったし

で、そのお店のピザが美味しかった!
これはさすがの嫁さんも「冷凍食品とは違う!」と納得していたし(爆)

その後のデザートも美味しかったし
日曜のお昼ご飯としてはちょっと贅沢したけれど
3人満腹で店を出た。

その後の買い物で娘が「携帯ストラップが欲しい」と言い出した。
以前は嫁さんの携帯を見て「あんなにチャラチャラいっぱいつけて邪魔やんなぁ」と批判していたのに!
僕のクマさんのストラップ取り上げたクセに!

僕と嫁さんはほかの買い物があるので
お金あげるから一人で買いに行くように言うと

娘「パパとママどこにおるかわからんやん」
嫁さん「アホやなぁ…何のための携帯やねん」
娘「あ!そっか!」

嫁さんが105円渡すと近所の100均に走って行った(笑)

夏の日差しをいっぱいに浴びて走り去る後姿を眺めながら
僕は少し腰を気にしていた。
リハビリにはちょっと歩きすぎたのかもしれないなぁ…

遅ればせながら

2004年07月12日 | ラグビー
ようやく見ました、日本代表-イタリア代表戦(苦笑)

結果をわかっていて見るとどうしても集中力が散漫になりがちで
期待感が無い分淡々と試合を追ってしまいます。

赤ちゃんにご飯食べさせながら見てたので
いい場面になるとご飯あげる手が止まる(笑)
すると長女が寄ってきて
「ご飯口に入れて食べてる間にサッカー見たらええねん」と
なるほど。いいこと教えてくれてありがとう!
でもね、サッカーじゃなくてラグビー見てるんですけど(笑)

で、長女と一緒にテレビ見ながらラグビー談義
赤ちゃんほったらかしにしてたら今度は嫁さんに
「テレビ消すよ」と怒られた(爆)
長女は「手を使ってるからサッカーじゃない」
ということは理解できた模様(笑)

さて、肝心のゲームはどうだったかというと
正直「悪くないじゃない」と思った。

フォワードも頑張っていたし
タックルも低く行こうという意識は見られたし
バックスのいい突破と展開も何回かあったし
ミスの多さは今に始まった事じゃないし(爆)

全体的にはイタリア代表との差はそんなに大きくないと思った。
そして同時にこれこそがジャパンの課題なのだろうとも思った。

もうそろそろ
「善戦した!」「良く戦った!」「あと一歩!」
これらの見出しから卒業してもいいんじゃ無かろうか。

例えばサッカー。
ドーハ以前はW杯出場など夢でしかなかったが
その後の強化策などでアジアNo1となり
いまや出て当たり前の雰囲気さえある。

そうなるとそこそこ強い相手と当たっても
善戦では納得いかない。
先日のキリンカップ、スロバキア戦などは
3-1で勝ったにも関わらず納得できないようになっている。
これはサッカー日本代表が明らかに強くなっているからであり
僕らファンの見る目も期待もレベルアップしているからだと思う。

一方ラグビーはといえば
W杯出場は果たしているものの未勝利であり
前回大会の大善戦の好評価は
ジャパンの存在を世界に知らしめる事にはなったが
結局1勝もできなかった。

確かにラグビーは最も番狂わせの少ないスポーツであり
ユーロのようにギリシア優勝なんてことはあり得ない。
それを差し引いてもジャパンが世界と戦う力をつけているのは間違いない。

森田や遠藤などの楽しみな若手の台頭や
大畑、小野沢など世界を突破できる選手もいる。
フォワード陣だって今回のイタリア代表に決して負けているわけじゃない。
何が足りなかったのかは選手や監督が良くわかっていらっしゃるだろうし
セレクションや強化策も練られていることでしょう。

と同時に我々ファンもそろそろ
「ん~いい試合だったのになぁ…」
「勝てる試合だっただけに残念」というのを
そろそろ卒業しなくてはいけないのかもしれないなぁ…と

世界の強豪国のテストマッチなどを見ていると
まだまだ遠い存在だと感じるし
そのレベルまでは遠い道のりなのだろうけど
僕ら応援する側も一緒に成長していかなくてはならないと思った。

試合後そんなことを思っている間に
赤ちゃんのご飯は冷めきってしまっていた(爆)