jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

朝から濃いわ!

2006年10月04日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:日産スタジアム/日本
   目標:ガーナ
   時間:2006/10/04 19:20(日本時間)
   作戦名:板チョコ限定作戦
   地上波:TBS
   衛星波:BS-i(21:00より録画中継)
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 地上波/解説:金田喜稔 相馬直樹 小倉隆史 実況者:清水大輔
 衛星波/同上

てなわけでガーナ戦。
2004年アテネ五輪のサッカー日本-ガーナ戦
「ガーナと言えばガーナチョコ」という
全くもって素直というか単純な発想でチョコを食べた男がいた。
偶然にも同じ単純な発想でチョコを食った仲間がいた。
その瞬間「食う軍」が誕生した。(プロジェクトX風に読むこと 笑)

当時のエントリはこちら

てなわけで
今朝の朝食はチョコです(爆)
朝からチョコは鼻血が出そうです(笑)
でも必ずやこの思いは通じるはず。

さて、すっかりオシムペースの日本代表。
協会もマスコミもサポもすっかり踊らされてる感じ(笑)
W杯のショックが尾を引いているのかもしれないが
イマイチ盛り上がらないような…

でも、今はこれでいいのかもしれない。
オシムになって若手や今まで代表経験のない選手も
「活躍すれば声がかかる」とモチベーション上がるだろうし
そうやってJが活性化すればサッカー界全体の底上げに繋がる。

あくまでも目標は4年後。
そう考えればこの混沌は土台作りだと考えられなくもない。

この時期の親善試合はそういう生暖かい目で見てあげようと思う(笑)

でも勝て!(爆)

kissh参謀長!出番です!(笑)

2006年08月07日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:国立競技場/日本
   目標:トリニダード・トバゴ
   時間:2006/08/09 19:20(日本時間)
   作戦名:鳥?煮?dirt?
   地上波:テレビ朝日
   衛星波:-
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 地上波/解説:セルジオ越後 松木安太郎 堀池巧 実況:角沢照治
 衛星波/-

オシム采配初戦。
ジーコの掲げた理想の姿に近づくための
より現実的なアプローチを期待しています。

海外組、ガンバ、ジェフ、アントラーズ勢の召集が見送られ
全体的には「小粒」な印象がいなめない。
中心になるのはレッズ勢という事になるんだろうけど
小野は召集見送り。
やはり走るサッカーには縁が無いのか(笑)
ってか、小野自身笑ってる場合じゃないからな!
小野が走れるようになったら間違いなく日本の柱になれる。
エースの座を奪い取るような貪欲さが欲しい。

オシム的にもあまり今回の戦いは重要視していないようですが
やっぱり船出としては華やかに勝って先に進みたいところ。

さて、食う軍的戦い。
今回はまたやりにくい相手トリニダードトバコ
ここは一つダジャレ戦法しかあるまい。

「トリニ」という事で「鶏煮」までは誰でも思いつくであろう。
「ダード」をなまらせて「…た後」というところもまぁいいだろう
問題は最後の「トバコ」だ。
最初は「煙草」にしようかと思ったが
愛煙家の僕でも流石に食事中の煙草はイヤだ(笑)

で、とにかく連続して何度もつぶやいてみた。
朝から事務所のPCの前で「トリニダード…鶏煮た後…」とブツブツ言う38歳。
決してカッコイイ姿ではないが食う軍駄洒落部隊として必死に考えた(爆)

その結果
kissh参謀長にとって最も嬉しい結果を導き出す事に成功した!
鶏を煮た料理…
「トバコ」の語感に似ている食べ物…
おお!
「鶏煮た後卵」これだ!
後半少しぼやかすように言って見て欲しい
「とりにたあとたまご」
「とににたあととまご」
「とりにだーどとばこ」
く、苦しいか?(笑)

鶏を煮た後に卵を入れる料理といえば…
そう「親子丼」である!
ってことで
kissh参謀長には是非「玉ひで」にて先制攻撃をお願いしたい。
http://kissh.jugem.cc/?search=%B6%CC%A4%D2%A4%C7
っつーか、記事読みたい(爆)

ダメっすか?

それはドイツの香りと共に

2006年07月10日 | サッカー
2006W杯ドイツ大会はイタリアの優勝という
予想だにしない展開で終了した。

我らが食う軍の試合は残念ながら1次リーグで終わってしまったが
それ以降も本当にレベルの高い濃密なサッカー漬けの日々を送る事となった。

そんなドイツに行った食う軍隊員niwaka南部方面分隊長より
戦利品の支給があるとの情報を入手しもちろん応募した。
そんな食う軍富くじの結果はkawakero司令のこちらの記事をご参照いただきたい。
そして見事当選を果たした!

スゴイぞ僕!

くじとか福引にはとことん縁の無い男が
ここ一番で引き当てた強運!(笑)

で、先日
niwaka分隊長殿から直接戦利品が我が家に届いた。
いぶかしがる嫁さんとうらやましがるチーちゃんを横目に
興奮気味に包みを開けた。


見よ!この袋からしてW杯そのものではないか!
袋の中にはドイツの空気と九州の空気で満ちているはずだ(笑)

そして袋の中は…

タオルマフラーとピンバッジである!
もちろん袋から取り出す手も震えるのである。


タオルマフラーは日本仕様となっている。
今後の観戦に大いに役立つ逸品である。

このホログラムの輝きもドイツっぽい(笑)

続いてピンバッジ

こちらも日本仕様ではないか!
素晴らしい仕事だ!

ジュール・リメ杯をセンターに左右に日の丸!
このカップを我が日本代表が手にする日はくるのだろうか?

そんなわけで興奮気味に写真を撮りつつ
戦利品を眺めながらコーヒーを飲みつつ
W杯決勝を観戦することになった。
感慨ひとしおである。

niwaka分隊長殿。
誠にありがとうございます!
やっぱサッカーって素晴らしいスポーツだ!

許せるわがままと許せないわがまま

2006年07月04日 | サッカー
「逃げるのか?」
ヒデ引退のニュースを聞いて真っ先に浮かんだ感想だった。

テレビのニュースやHPで発言を読んでも
その違和感はぬぐいきれないどころか
ますますその感を強く持つ事になってしまった。

「自分探しの旅」
ヒデの口からまさかこんなバカげた台詞が出てくるとは思わなかった。
彼もイマドキの迷える若者の一人だったということか?
まさか!
彼自身も語っているように
「サッカーを愛して止まない」男が一体何を探すというのだ?
初めてサッカーボールを蹴った時から何一つブレる事はなかったはずだし
これからもそれは変わらないはずだ。

6月22日
ドルトムントの空を見上げてこみ上げてきた感情。
それは最後と決めたW杯3試合を全力で走り戦ったからこそではなかったのか?
で、あるならば日本代表を、日本のサッカーを投げ捨てて後悔は無いのか?
同じように涙を流せるのか?

スタイルを変える事は恥ではない。
人はそれを進化とも呼ぶ。
ドルトムントの芝の上で、サポーターに対峙したときに
湧き上がり溢れた感情を表に出すサッカーをしてもいいじゃないか。
そうしてまた一つ脱皮した姿を見せることに抵抗があるのだろうか?

彼には彼なりの考えがあり
簡単に出した結論でない事は十分すぎるほどわかる。
しかし、与えられた才能には個人を超えた責任が伴う。
そのことを理解しているのだろうか?
自分を過小評価しすぎていないか?

日本のサッカーバブルを産んだ責任の一旦はあきらかにヒデにある
それをそのまま放置して負けたまま去っていいのか?
サッカーから与えられたものを
サッカーに返さないままピッチを離れていいのか?

彼は「みんな」が理解してくれているから「安心」だと言う。
果たして本当にそうなのだろうか?
どうしても僕はそうは思えない。
もっともっと伝えなければならない事があるはずだ。
それを多くの日本人はドイツのピッチで走るヒデを見て悟ったのではなかったか?
だとすれば彼の本当の仕事はこれからのはずだ。

できる人間がやらねばならない事をせずに辞める事を
「逃げる」と言う。
使命を果たさず引退する事は才能を与えた神に失礼だ。

引退撤回は何も珍しい事でも恥ずかしい事でもない。
愛して止まないサッカーから少し離れてみて
やっぱりその溢れる感情を抑えきれないなら
いつでも戻ってくればいい。

僕らは路地裏でボールを蹴るヒデは見たくもなんともない。
街はそこでもいいグリーンの芝の上を背筋を伸ばして駆け回る姿が見たいのだ。
そうして走る姿こそがファンや子供たちにサッカーの夢を見させるのだし
何より理想とする彼の想いを伝える一番の方法なのだから。

僕は彼のピッチ上のわがままはいくらでも許せるが
こういうわがままは許せないと思った。

拝啓 ジーコ様

2006年06月23日 | サッカー
W杯を目標として戦ってきた以上
1次リーグ敗退という結果は残念で悔しくてたまらない。
結果が全てである大会で結果が出せなかった事について
僕らサポーターは「良くやった」「頑張った」「感動した」などと
甘っちょろい事を言ってはいけない。
親善試合ならともかく本番の戦いで敗れたのだ。
この4年間、代表として戦ってきた全ての選手達に失礼だ。
彼らはサポーターに感動してもらうためにサッカーをしているわけではない。

だから今回のような試合を見せられると
悔しくて悔しくてたまらなくなるのだ。

2点差以上の勝利が絶対条件だったブラジル戦
1-4の惨敗だった。
挑んで戦って攻めきっての敗戦ならまだ納得がいく
それが世界との差なのだと感じられるなら仕方ない。
フランス大会と今回では敗戦の種類が全く違う。

全力で戦ってぶつかって勝てなかった戦いと
勝つチャンスを自らの手で摘み取ってしまう戦いでは
同じ敗戦という結果でも悔しさが違うのだ。

今朝のブラジル戦、試合終了のホイッスルの瞬間
思わず口から出た言葉がある。
「またか…」
オーストラリア戦と全く同じ
攻めない走らない諦める。
戦わないのだから負けて当然だ。

後半の入りでマズイと思った。
1-1で前半を終えたブラジルの方が必死だったからだ。
後半は全くやる気の無い試合展開
攻める気持ち、勝つ気持ちが全く見えない。

それでも1-2になった時点では希望を持ったものだ
「さぁ!攻めるしかないぞ!」
しかしその瞬間戦う事を止めてしまった。

マイボールになっても攻めあがりもしないし
相手のボールを奪おうという意志もなく
立ち止まり、歩き、目の前に来たボールはただ蹴り出す
ブラジルのパスワークを見守り続け
世界最高のチームにフリーになる空間を与え
ゴールに入りませんようにと神と川口に祈った。

「倒れてもいいから死ぬ気で走る」んじゃなかったのか?
「勝つしかない」んじゃなかったのか?

世界の壁は厚い?
そんなことハナからわかってた事じゃないか
何故戦おうとしない。
何故1点でも多く奪おうとしない。
何故ヤラレルとわかってて一歩前に出ない。

正直10点でも20点取られてもいいから
もう1点を奪いに行って欲しかった。

泥臭く追いかけまわし
交わされ、遊ばれ、回されても諦めず
倒れても倒れても起き上がり
得点を奪いに行かなかったのか。

結局こういうことなんじゃないだろうか。
ジーコの考えは4年間かけても選手には届かなかった。

オフトで開花しトルシエで成熟させた「組織」で戦う集団は
アジアで一番になるところまでたどり着いた。
しかしその「戦う集団」は世界にかなわないとわかると
途端に「戦えない集団」になってしまう。

ジーコはその「戦う集団」に「個人」を融合させることで
世界で「戦える集団」にしようとしていた。
以前から言っているが
僕はその理想は間違っていないと思う。

組織力だけでもスーパースターが一人いても世界では戦えない。
強豪国と言われるチームは組織の上に個人の能力が上手く融合している。

ジーコが示した世界への扉はあまりにも重く
今の日本では開くことができなかった。
と言うか
その重さに開く事を諦めてしまったのではないだろうか。

「戦う集団」の一員として集まった選手たちと
「戦う個人」の集団を目指したジーコ
ジーコジャパンと名付けられ祭り上げられた集団は
すれ違ったまま4年間を過ごした。

その差が明確になったのが皮肉にも本番の初戦オーストラリア戦だったというわけだ。
そう、あのゲームでもう1点を奪いに行かなかったことに全てが集約されていた。

落胆するのと同時にそんな事を思い
ちょっとスッキリもした。



拝啓、ジーコ様

4年間お疲れ様でした。
日本という国のサッカーを強化するため
貴方の指し示した方向は決して間違っていないと思います。
個々の試合では疑問に残る部分はありましたが
貴方の掲げる理想は日本サッカーが世界のレベルに到達するためには
避けて通れない扉なのだと思います。

ただ、4年間という時間はあまりにも短すぎました。

クラマー氏によってこの国にサッカーという競技が齎され
メキシコ五輪で世界という夢を見て
アジアのライバルにとことん跳ね返されながらも
世界の檜舞台に立つことを諦めなかった。
何度となく挑戦しようやく世界の入り口に立つ事ができた。
その扉が4年間で開かれるはずは無いのです。

ドーハを見て育った世代がピッチに立っているように
ドイツを見た世代がピッチに立つようになる頃には
貴方の理想とするサッカーの原型が出来上がっているかもしれません。

これで終わりと言わず
どうかこのまま日本のサッカーを見守っていてください。
10年かかるか20年かかるのか
或いはもっとかかるのかもしれませんが
貴方の掲げた世界という重い重い扉を
必ずいつの日か開ける事ができるはずなのです。

おそらく多くのサポーターからは批判が相次ぐ事でしょう
僕も今大会の結果は非常に残念に思います。
しかし、貴方の掲げた理想は間違っていなかったという事を
何年かけてでも我が代表は証明してくれる事でしょう。

敬具

求められるのは「結果」のみ

2006年06月21日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:ドルトムント/ドイツ
   目標:ブラジル
   時間:2006/06/23 04:00(日本時間)
   作戦名:オブリガード・ジーコ
   地上波:NHK
   衛星波:BSHi
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 地上波/解説:木村和司 実況:野地俊二
 衛星波/同上

この一戦が結果だけを求める試合になってしまったのは残念でならない。
せっかく王者ブラジルと本番で戦えるというのに…

例えば0-0で引き分けても日本のマスコミもサポーターもこう言うだろう
「残念だったけれど、王者相手に一歩も引かずよく戦った!」
だがそれは間違っている。
今回に限って言えばいい試合、中身の濃い試合に何の意味もない。

どんなに素晴らしいゲームをしても結果が残せなければ
一次リーグ敗退の記録が残るだけ。
つまり相手はブラジルでもアルゼンチンでも高校のサッカー部でも少年サッカーチームでも同じ。
それは全て勝てるゲームを勝ちに行かなかった
貪欲に1点を奪うことをしなかった結果なのだ。

いい加減目覚めろよ。
この2週間で失った4年間の蓄積を90分で取り戻せ。
奇跡は待つものでも祈るものでもない奪い取るものだ。


食う軍としては戦いやすい相手。
ブラジル産の食べ物や飲み物は比較的簡単に入手できる。
気合を入れて攻撃せねばならない。

何度裏切られようとも
僕らは代表を信じて食うのだ。

いったいどこまで…

2006年06月19日 | サッカー
自らを追い込めばいいのだ。
奇跡のお膳立ては一流だ。

さて、ここで一度グループFの成績を見てみる。

1位 ブラジル 2勝0敗 勝ち点6 得点3 失点0 得失点差3
2位 オーストラリア 1勝1敗 勝ち点3 得点3 失点3 得失点差0
3位 クロアチア 1分1敗 勝ち点1 得点0 失点1 得失点差-1
4位 日本 1分1敗 勝ち点1 得点1 失点3 得失点差-2

まず、ブラジルの通過が確定。
日本はブラジルに勝利が必要だが問題は点差である。
オーストラリアとクロアチアが関わってくるのだが
オーストラリアが勝った場合はそのままオーストラリアが通過。
引き分けた場合オーストラリア勝ち点4、クロアチア勝ち点2となり
オーストラリアとの2位争いとなる。
クロアチアが勝った場合クロアチアが勝ち点4となる。

さて、グループリーグの順位の決定方法だが
優先順位は以下のようになる。
1.勝ち点
2.得失点差
3.総得点
4.当該チームの対戦成績

実はこの順位決定方法大会前に変更になっていて
それまでは勝ち点で並んだ場合は当該チームの対戦成績で決定するという
最近の流れに沿った形になっていたのだ…

そうなるとオーストラリアが引き分けると日本は敗退が決定していた事になる。
危ない危ない(笑)

では改めて日本の決勝トーナメント進出の条件は?
○日本がブラジルに1点差で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが引き分け→×
 クロアチアの勝利→×
いづれにしろ2点差以上の勝利が必要となる。
○日本がブラジルに2-0で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが0-0で引き分け→×
 クロアチアが1-0もしくは2-1で勝利の場合のみ→○
○日本がブラジルに3-1で勝利の場合
 クロアチア-オーストラリアが0-0で引き分けの場合のみ→○
 クロアチアが1-0、2-1、3-2の場合のみ→○

どの場合も厳しいには違いないが
同じ2点差以上の勝利でも2-0と3-1では可能性が大きく違う。
何度も何度も何度も何度も言っていることだが
1点でも多く取る事が何よりも大切なのである。
オーストラリア戦後に敗戦よりも失点よりも
得点を奪いに行かなかった事に落胆していたのはこういうことなのだ。

だからと言って可能性が無いわけではない。
どんなに僅かな可能性でも最後まで諦めないのが日本の特徴でもある。

ブラジル戦の目標は勝利ではない。
1点でも多く得点を挙げること。
がむしゃらにひたすらにゴールを狙う姿勢に
気まぐれなサッカーの女神は微笑みかけるに違いない。

日本がやるべき事

2006年06月17日 | サッカー
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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:ニュルンベルク/ドイツ
   目標:クロアチア
   時間:2006/06/18 22:00(日本時間)
   作戦名:反撃1998
   地上波:テレビ朝日
   衛星波:BSHi
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 地上波/解説:セルジオ越後 松木安太郎 堀池巧 実況:角沢照治キャスター・矢部浩之
 衛星波/解説:井原正巳 実況:内山俊哉

残り2試合勝つしかない。
特にクロアチア戦は
負けはもちろん引き分けも許されません。


ただ勝つだけではダメなのです。
先日のこのエントリでも書きましたが
クロアチア、ブラジルに連勝しても
決勝トーナメントに出られない可能性があります。

クロアチア戦に求められるのは単なる勝利ではなく
2点差以上をつけての勝利なのです。

あの試合でもう1点を奪おうとしなかった事が
いかに大きな罪となって自らの背にのしかかっているか
しっかりと意識して戦いに望んで欲しいものです。

さて、システムを4-4-2に変更して
トップ下を俊輔と小笠原という布陣で戦うようです。
これは期待できます。
何よりも小笠原です。
今大会ボールの影響もあってか
ミドルレンジからのシュートが非常に有効です。
そして日本でミドルシュートが最も期待できるのが小笠原なのです。

「やればできる子」小笠原がいよいよ目覚める時です。
守備は世界一高い位置で守るディフェンダーであるヤナギと高原に任せておけ
パスは魅惑の左足俊輔とメッセージを届けるヒデに任せておけ
小笠原はとにかくゴールを狙え。
どんな位置でも前に相手がいてもかまわない。
ボール持ったら全てシュートだ!
誰にも何にも遠慮する必要はない。
全国のサポーターが後押ししてやる!

そんなわけで
クロアチア戦は小笠原のハットトリックで3-0の勝利だ!

食う軍的には
青龍さんの記事で紹介されているタコのサラダや
ロールキャベツでの攻撃を仕掛ける予定。

ベストゲーム

2006年06月15日 | サッカー
スペインが4-0でシェフチェンコのウクライナを破った後
嫁さんが「オーラの泉」を見ていたのでちょこっとネット。
嫌いなんだよねぇあの焼肉のタレみたいな名前のオッサン(笑)
ま、その人に限らず
人の弱みにつけ込んで金を奪う職業の人はみんな嫌いなんだけどさ(爆)

そんなことはどうでも良くて
で、それが終わったのが0:30で
当然のようにBS1にチャンネルを替えると
チュニジアとサウジの試合の真っ最中だった。
正直、興味なかったし(笑)
前半だけ見て寝ようと思っていたのだが
いやいや、これがまた面白いの何の!

華麗なパスワークやテクニックで魅せるサッカーではなく
ガシガシとぶつかり合いボールを奪い合う荒削りなサッカー
どちらも球際で1対1の局面で逃げない
そしてスキあらばどんな位置からでもシュートを狙う。

それでも
チュニジアの1点リードで前半を終えた時には
後半ちょっとだけ見て寝ようと思う程度だったんだけども
いざ後半が始まってしまうと画面から目が離せなくなった。

強い陽射しはないものの
ピッチにはまだ暑さが残っていただろう
その中を両チームの選手たちが駆け回る。
高い位置でのプレス
容赦ないスライディングでボールを弾く
ルーズボールには足を高く上げて何人もの選手が飛び込んでくる
後半になっても最終ラインと前線の距離が近いまま
コンパクトな地域での攻防も攻守の切替が早く
ボールを奪うと必ず相手のいない地域に人が走りこむ
後方の選手も上がってくるからパスが繋がる。
クロスもフィニッシュの精度も決していいとは言えないし
落ち着いて狙うというよりはとにかく蹴り込めといった大雑把な攻撃
とにかく得点を奪うのだという意志がはっきりと伝わってくる。

後半12分シンプルながら鮮やかなカウンターでサウジが同点に追いつく。
勢いに乗ったサウジはリズムが出てきたようで
パスも思うように繋がりだし何度もチャンスを作った。

1-1のまま後半も残り5分ほどになると引き分けの空気が漂うものだが
この試合は全くそんなそぶりを見せない。
相変わらずアタリは激しいし
どちらもとにかくゴール前に迫ろうとする。
そんな中またもやサウジのカウンターが炸裂!
途中交代で入ったジャバーが冷静にキーパーとの1対1を制して
サウジ逆転に成功。
普通なら勝負あったと思うんだろうけれど
何故だかこのままでは終わらないような気がした。

チュニジアのジャジリが大声で何か叫んでいる。
全員に上がれと大きなジェスチャーで鼓舞する。
白いユニフォームのチュニジアの最終ラインがぐっと前に出る。
眺めのパスでゴール前に迫るととにかくシュートを放つ
枠から外れようと相手の足に当たろうと打ってはこぼれ球を追う。
ディフェンダーもフォワードも関係ない。

それでもそう簡単に流れが変わるわけもなく
試合はロスタイムに入る。
サウジは守りに入っても良さそうなものだが
相手ゴール付近でのFKではとにかく点を狙いに行く。
まだまだガンガン攻める。
ひょっとしたらサウジもう1点追加するかも…
そう思った瞬間チュニジアが逆襲する。

細かいパスが繋がって
チームを鼓舞していたジャジリがペナルティエリア内に抜け出し
ゴールラインギリギリのところからセンタリングを上げた。
高いサウジのディフェンダーの間にふわりとボールが舞ったところに
チュニジアのディフェンダーがヘッド!
同点!

結果2-2の引き分けで終わったのだが
決して間延びする事無く
激しくぶつかり合い最後まで得点を奪いに行った両チーム。
僕が見た中で今大会のベストゲームだった。

決して美しくはないがスペクタクルでエキサイティングなサッカー
W杯で戦うという事はこういう事なのだ。

立ち直れない。

2006年06月14日 | サッカー
グループリーグ初戦で敗戦したチームが決勝トーナメントに進出する確率は4%なんだそうだ。
くだらねぇ。
全くくだらない。
過去の統計など何の意味もない。
日本代表はクロアチアとブラジルに連勝すればいい。

今年春のWBCで韓国に敗れた時、
日本が優勝するなど誰が思っただろう?

日本は残り2試合を連勝し
オーストラリアがクロアチアに勝ち
2勝1敗で3チームが並んだとする。
今後の試合が全て1点差だった場合。
得失点差-2を最低でも+1+1で0に戻す。
オーストラリアは+2から+1、-1で+2のまま
ブラジルは+1から+1、-1で+1
そう、日本代表は2勝してもブラジルに勝っても
決勝トーナメントを逃す可能性がある。

これが何を意味するかは明確だ。

何度も言うが
「点は取れる時に取っておく」
それだけだ。

W杯は結果が全てである。
何勝しようがどんなにいい戦いをしようが
グループリーグ敗退では何の意味もない。

敗戦も失点も仕方ない。
どんなに気をつけていても事故は起きる。
だからこそ
チャンスは逃さず得点に結び付けておく必要がある。
もちろんネットを揺らす事が簡単じゃないことはわかっている。
決定力不足は永遠の課題だという事もわかっている。

だったら何故チャンスでゴールを狙わない?
シュート6本で1点なら12本打てばいい
それでも入らないならもっとシュートを打てばいい。
確率が悪いなら数を増やす以外に得点は増えない。
この4年間ずっとそうだったんじゃないのか?
少なくともオーストラリア戦はそのチャンスがいくつもあった。
高さに跳ね返されようが
キーパーにはじかれようが
バーに嫌われようが
宇宙開発しようがかまわないじゃないか。

手も足も出ない完敗だったり
何本打っても枠の外で得点が奪えないなら
こんなに落ち込んだり怒ったりしない。
それこそ気持ちを切り替えて行けばいい。

だが4年間やってきて出来なかった事を
たった5日間で変えなくてはならないのだ。
明るく和気藹々と笑顔で練習してるヒマはあるのか?

この1敗はただの1敗ではない。
4年間の全てを自らの手で「無」にしたのだ。
この罪は大きい。