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後ろ髪引かれる思いで民宿をあとに&ソウルへ♪

2018年02月26日 | 江原道・ソウル2010
ソウルへ戻るバスは11時10分。
名残惜しいよぉ~。まだ帰りたくない。
お母さん
「もしも来るとするならば今度は秋に来なさい。秋が綺麗から」またまた可愛い日本語^^。

時間が迫ったので行こうとしたら
「バス停まで送っていくからコーヒー飲んでいきなさい」って。
濃くて熱くて美味しかった!
息子さんの運転する車でお父さんも一緒にバス停まで。
これは私にだけじゃなく他の方にも同じでほんとに家族全員優しいんです♪
ヨリャンの土地柄なんでしょうか。。。



チョンソンへ戻り、後ろ髪をひかれる思いでソウル(東ソウル)行きのバスに乗り込みました。
今にも泣きそうな空。そのうちポツポツしだしたと思ったら次第に大粒の雨。
折角眺めのいい左側に座ったのに・・・
このあと到着するまで小降りになったり土砂降りになったりの繰り返しでした;;
来た時と違って渋滞することなくスムーズでしたがソウル郊外まで来るとさすがに車が多いです。
4日ぶりのソウル~懐かしい。




バスを降りて1日目に泊まったホテルアンバサダー明洞へ。
バスターミナルから地下鉄2号線江辺(カンピョン)駅~乙支路入口(ウルチロイック)駅までは迷わずに行けました。
これもブログ友Kさんの特訓のおかげです。ありがとう^^。
預けていた荷物を受け取ってチェックイン。
今度は希望通り禁煙室でした。
ソウルタワーが見える部屋。しかも前よりも広い(嬉)



このあとの予定は
インサドンのジルシルへ行く。
くるみ饅頭を買う。
ロッテマートでお土産を買う。



時間はもう5時を過ぎています。
インサドンまで行くのに、これまでは4号線ミョンドン駅を使っていたので2号線は初めて。でも大丈夫、もう慣れましたからね。
ホテルからウルチロイック駅まで近いので助かります。
「ジルシル」に着いたのは5時40分。
以前ソウルに来た時お世話になって以来顔なじみになったスタッフのKさん(その時のことはいずれUPしますね)に会いたくて
外から覗いてみました(笑)。
仕事は6時までと聞いていたので…ぎりぎりセーフでした。
いつものように餅菓子とお茶を注文。
柚子、抹茶(だったかな??)左はゴマ、エゴマ(固いです)。
お茶は桑の葉茶。
餅菓子は日本のものより甘味が少なくてあっさり味。
もちもちした食感が好きです。



店内はもう夏の飾りつけ。






Kさんと短い時間でしたがお話をしました。
それによると6月に日本へ旅行する予定があるのだとか。
航空券はこれから手配するとのことだったのでぜひ関西へ、そして会いましょうということになりました。

ジルシルを出てから少し南に歩いてくるみ饅頭のお店ホミルホドゥへ。
会社へのお土産を買いホテルへ届けてもらうよう頼みました。
次は鐘路(チョンノ)3街から1号線でソウル駅近くのロッテマートまで。
ロッテマートでは自分用のお菓子やお茶、自宅用・お土産の海苔を購入。
ここではいつも買いすぎてパッキンに悩むのでなるべく抑えて抑えて…。
でもやっぱりたくさん買っちゃった==


夕食はキムパブとトッポッキを屋台で買って部屋で。
キムパブいいお味でした。
お腹いっぱいになってしまってトッポッキは半分以上残してしまいましたった。
食べ終わったら疲れと眠気がドッと来てシャワーをする気力もなくて
ベッドに横になったらいつの間にか寝てしまいました。
あ、このホテルは全室シャワーのみ。バスタブつきの部屋はありません。
お風呂は19階にあり6時から24時?まで入れるようになっています。


念願のレールバイクに乗る♪

2018年02月25日 | 江原道・ソウル2010
翌朝。
起きてすぐまた窓を開けてみる。
降っていないけど微妙。
本降りでなかったらクジョルリまで行ってレールバイクに乗るつもり。
お母さんに
「レールバイクのところへ行きたいんだけど、どうやって行けばいいんですか」と聞いたのだけれど
「今日は雨が降るよ。寒いからやめなさい。誰も来てないでしょう」と言われてしまった;;。
ああ無情(笑)。

駅へ行けば何か分かるかもと行ってみましたが、まだ開いていませんでした。
次にチョンソンから来た時のバス停へ行ってみました。
1台バスが停まっていてクジョルリ行きと書いてあります。
ヨリャン⇔クジョルリ間を走るマウルバス。




バスの右奥にある小さなお菓子屋さん?に時刻表が貼ってありました。9時20分発です。
でも…行くと決めてはいたけど…少し躊躇;;
「クジョルリへはここから乗ったらいいんですね。切符はここで買うんですか」
おしゃべりしていたハルモニ達数人、一斉に私を見て沈黙(笑)。
切符を買って出て行くまで、誰一人喋らなかったのがおかしかった(爆)


重ね着をしてきたのに、5月末なのに寒~い。
まだ時間があるからバスには暖房が入ってないんです。
「こっちへおいで」とお菓子屋さんの道向かいの酒屋さん(よろず屋)で運転手さんに手招きされました。
ここで店主と運転手と私の3人でバスの発車待ちをしたのでした。
どうやらお菓子屋はおばさんの、酒屋は男性のしゃべり場になっているようです^^。
暖房がきいてると思ったのに業務用冷蔵庫が2つ、しかも戸を開けているのでここも寒いよぉ。

乗客は私の他にアジュンマが1人。
そしてもう1人、金髪のアガシ…こんな田舎にハイカラな人がいるもんだ。
と思ったら正真正銘の外国人でした。
聞けば中学校の英語教師としてアメリカから半年前に来たのだとか。

韓国のバスの運転手って運転中によく話しますね。
私も話しかけられたけどさっぱり分からず???でした。



チョンソンまでが高低差のあるカーブの連続だったのに比べて こちらは平地(に近い)で、
民家が点在する山村の中を抜けていきます。
のどかで本当に癒されます。。
人にも車にもすれ違うことはなく、いやあったかもしれないけど記憶にない…。それくらい奥地へ入っていったのです。
あ、レールが見えました。
もうすぐレールバイクとご対面~♡^▽^♡

運転手さんがクジョルリに着いたよと教えてくれました。
でも言われる前に分かっちゃった(^^)。
チケット売り場の奥には
クジョルリ名物の、あのキリギリス。
列車ペンション、ゴールのアウラジからレールバイクを押して(人間も乗せて)帰ってくる電車。
ちなみにこの日は平日(月曜日)です。
どこからこんなに来たの?というくらい大勢の人。
これじゃ3連休はチケットが手に入らない筈ですよ。








係の人から注意(説明)を聞いた後ブレーキのテストをして、いよいよスタートです~♪
思ったより軽いです。
強く漕ぐと結構スピードが出そうです。
4人乗り、2人乗り合わせて50組くらい?私は最後から数えて5番目くらいだったと思います。
なんと!2組前のバイクが、初めのトンネルを出たところで脱線しました!
アイゴッ~~~
どうやら強く漕いでスピードが出た時に ブレーキをかけたようです。
当の本人とすぐ前のアジョシ2人で元に戻そうと頑張っていましたが
直るはずもなくかれこれ10分その場で立ち往生。
その間、後ろのハラボジが、見に行っては戻りを何回もやっていたのが可笑しくて。
私の横を通るたびに気になるらしくちらちら見ています。

“Where are you from?”
お、英語で きたか(笑)

“From Japan”
“あ~イルボン”
“How many person?…Tokyo?Nagoya?”
“○○…”

“#%&$”+*…Oda Nobunaga,Toyotomi Hideyoshi #%&$”+*”
何のこっちゃ(笑)
からかわれていたのかな?笑


脱線したバイクは元に戻らなくてSOSを出しました。
係の人が来て修理を始めたけれど埒があきません。
結局バイクをレールからはずし、乗っていた2人は元の場所まで戻ることになりました。
再びスタートしましたが待っている間に手も体も冷えてしまってブルブル。
やはり5月末といっても山の中は寒いですね。
脱線しないようになるべくスピードを出さないようにしました。
もっとも後半はバテてしまって前の人との距離はあくばかり(笑)
3つ目(最後)のトンネルを出た頃には足が動かない~;;。
ゴールの大きな魚が見えた時はほっとしました。
でもとても楽しかった。


素敵な村ヨリャン&優しすぎる民宿のお母さん♪

2018年02月25日 | 江原道・ソウル2010
民宿「玉山荘(オクサンジャン)」のお母さんは、日本から来た私を歓迎してくださいました。
こんな遠いところまで1人でよく来たね~とカタコトの日本語で(喜)。
温かくて優しいお母さんでした。
それにお父さんも家族の人たちもみんな優しかったなあ^^。
自分の家に帰ったみたいでとっても快適~リラックス出来ました。

部屋に荷物を置いてちょっとお散歩に行くことにしました。
傘はいらないくらいの小ぬか雨。
念のために持って出ましたがこれが大正解。
このあと降るわ降るわ、これまでの旅でベスト(ワースト?)1の大雨になってきたのでした。

ビルも繁華街も無い静かなヨリャン。
山が近くにあるのだけれど圧迫感はまったくなくて、空がとても広い。
空気が澄んでいて、そして村全体がとても清潔なんです。
どの家も植木やお花が手入れされているし
畑仕事に使う道具類や穫り入れた野菜や肥料などが目につくところに置いてない。
そして道路にもゴミひとつ落ちていませんでした。
だから歩いていてとても気持ちがいいんです。


郵便局もちゃんとあります(笑)



メインストリート。



最初に雨宿りしたところ。役場のようです。
確か病院が隣接していたような。。。



高校?と小学校。
日曜日の小学校は静か。子供が数人遊んでいました。
校庭へ入ってみましたよ(笑)
ここもきちんと手入れされていました。




ジャガイモ畑?と植えたばかりのとうもろこし(かな?)
山の中腹まで耕してあるんですね。



三日月の橋へ行きたいのに行き止まりが多くて辿り着かない。
川が側を流れているから近くまで来ていると思うのだけど・・・なぜ??
山羊さんおせーて!



山羊小屋のななめ右前方にトンネル発見。
もしやレールバイクの?

トンネルを出てアウラジ駅手前にある踏み切り付近で。
RBが通過する時は遮断機が下ります。
雨でもやってるんだ。




ようやく三日月橋(勝手に命名・笑)を見つけました。



来る途中で見かけた人たちはいなくなり歩いているのは私だけ。
それもそのはず、どんどん雨脚が強くなってきたんです。
足元はびしょ濡れです;;
橋の向こうに六角堂?がありましたが渡る元気ありません。


アウラジ川。
ちなみにアウラジとは
平昌(ピョンチャン)方面から流れてくる水と三陟(サムチョク)方面から流れてくる水が合流する地点であることから
「集まる」という意味だそうです。
ここには渡し舟があるのですが雨の為お休みでした。



いつの間にか電車が来ていました。
雨に濡れる藤の花、トピアリー
なんか…素敵…癒される~♡





しのつく雨の中を歩いて靴も靴下もびしょ濡れ。
部屋へ戻って靴の中の水気をタオルで取ったあとティッシュを詰めて、ビニール袋を広げた床の上に置きました。
幸いオンドルがほのかに暖かかったので助かりました。
靴は中敷までぐっしょりしていましたが翌朝にはちゃんと乾いていましたよ。
オンドル様様です~。

少し疲れたので横になりTVを見るともなくぼーっとしていると部屋をノックする音が。
お母さんとお嫁さんでした。
時間は17時頃だったかな。
そういえばそろそろ夕食の時間。
でも…頼んでいなかったな(呑気^^)…。
ドアを開けたらお母さんが
「ご飯が出来ているから食堂へ来なさい」と嬉しい言葉。
↑実際は
「ご飯多く食べなさい。そして今日はよく寝なさい→私的訳・笑。
♪ご飯多く食べなさい♪可愛い言い方でしょ。素直にハイ!って言っちゃいますよね(笑)
食堂は門を入って突き当たり、私の部屋の向かいです。



食堂に貼ってあった NHKが放送した「チャングムの心を訪ねて」にお母さんが出演された時の写真。
この番組、オンタイムでも再放送でも見ましたよ。
録画もしていたので帰国してから探したんですけど
うぅぅ、、重ね録りしてしまってもう見ることが出来ない;;
また放送してほしいなあ。
そうしたら絶対永久保存版にする^^。



食堂では中年夫婦が一組食事中。
でも殆ど終わりかけていて部屋へ戻ってしまい
あとに残ったのは家族の人たちと働いている近所のアジュンマ(多分)たち。
アジュンマこんなに大勢いたの~?
そりゃそうだよね、家族だけでは切り盛り出来ないよね。
お給料日だったらしくアジュンマ達の手には封筒が^^。
それでかどうか賑やかに話が弾んでいます。
韓国は6月2日(?)が地方選挙?の投票日となっていたので
その話もしていたみたいです。
私1人食べるのは、気が引けるというか居心地の悪さを感じましたが
どうせ何を言っているのかわからないことだし
そう思ったら全然気にならなくなりました(笑)。


お腹いっぱいいただきました。
チャル モゴッスムニダ~ コマスミダ♪


お腹がいっぱいになったあと部屋へ戻って翌日のことを考えます。
レールバイクは午前9時と11時。
ソウルへ夕方には帰りたい~その為にはここをお昼に発たないと。
じゃレールバイクは9時~でもクジョルリまでのバスの時間は?チケットはどこで?


雨が止んで時々屋根から落ちる雫と夜鳴く鳥の声。
それ以外には何も聞こえない。
そして、この宿の街灯以外には明かりもついていない田舎の夜です。
晴れていたら星が綺麗だろうなあ。

チョンソンからヨリャンへ♪

2018年02月25日 | 江原道・ソウル2010
翌日は朝から雨。
【PARIS BAGUETTE】でサンドイッチを、市場で白菜とニラのそば粉クレープを買って部屋食。
クレープはキムチの方が美味しい。
チョンソンからヨリャンへバスで行くのでホテルを後にしました。
バス停ではおばあさんが暇つぶし?に話しかけてくれるのですが全く聞き取れず(苦笑)。
他の人も私のことが気になるらしく
バスが来るたびに「それは違うよ~」とか教えてくれるんです。
そしてようやく来ヨリャン行きが来たら「これに乗って行きなさい」と。
言葉は通じなくてもみんな親切♪


ヨリャンまでは山また山、カーブまたカーブで
晴れていたらさぞ眺望が楽しめると思われますがまったく視界がきかず
運転手さんは慣れているのだろうけれど結構スピードが出ていたので怖かったです。


約20分でヨリャンに到着しました。
チョンソンはターミナルでしたがここはバス停といったところです。
そうそう、小銭がなかったのでバス代が足りなかったの。
全員が降りてから改めてお札を出したんだけど
いらないよ~と言われてしまった;;
きっとお釣りがなかったのね。スミマセン。


土砂降りのなか雨宿りするために駅へ。
途中、たまたま開いていた2階がテコンドー稽古場?になっている建物で休憩。
小降りになっ手から駅まで行きました。
1周しても1時間もかからない(30分という説もあり^^)小さな邑(村)のちょうど反対側です。
椅子が4つほどあるだけの小さな待合室。
改札口はなくて駅舎のすぐ前がレール(^^)
駅名はヨリャンではなくアウラジなんです。






周りは何もなくて右も左も山、また山。



駅前のお魚さん。



レールバイクも雨に濡れてひっそりと…。
駅の掃除?アジュンマが、恨めしそうにレールバイクを見る私に「…(雨だから今日は)オプソ」
分かってるって(笑)。



駅にいるのも飽きてしまって早いけど宿へ行くことにしました。
看板がかかっているのですぐわかりました。
歩いて5分くらいのところです。






前には観光バスが2台?停まっていて
たくさんの人が離れで食事をしているのが見えました。
こんなに来ているんだもの~1泊しか予約出来なかったはずだわ。

時間が早いので無理かな、と恐縮しながら
「チョヌン イルボネソ ワッスムニダ ○○○ イムニダ」
(多分)お嫁さんが人懐こい笑顔で迎えてくれました。
そして「オモニ~」と言いながら中へ入って、、入れ替わりに出て来たお母さん、
早い時間なのに嫌な顔もしないで部屋へ通してくれました。

食堂の団体さんはまだ食事が終わってなかったみたい、
きっと忙しい時だったよね…。
コマスミダ~♪

チョンソン モーテル・アーンジャン♪

2018年02月25日 | 江原道・ソウル2010
写真ではわかりづらいですが広い部屋です。
床はオンドルで朝晩はほんのり暖かくていい気持ちです。
部屋には無料のパソコンがあります(何故か私はネット出来ませんでした;;)
そして特筆すべきはお風呂。
ジェットバスなんで~す^^。
歩き回って疲れた体にマッサージ?効果抜群でした。






部屋からの眺め。