都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

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奥多摩をゆく ~文字でふり返る奥多摩研修~ 第17回

2006年02月19日 17時57分34秒 | 【連載】奥多摩をゆく(完結)
白髭神社
 11時12分、白髭神社入口に到着した。白髭神社へは石段を登るようになっていたので、構成員Bが非常に難色を示した。すると、石段の前にいた、例の観光ガイドボランティアと見られるおじいさんが「ここの階段は大したことないよ。」とエールを送ってくださり、私どもは勇ましく石段を登って行った。
 お話の通り石段は非常に易しいもので、11時14分、白髭神社境内に到着した(予定より11分早い)。やはり観光ガイドボランティアご一行がいたが、しばらくしていなくなったので、色々と神社を観察した。
 神社の建物の右横には、非常に大きな石灰岩の断層面が露出しており、壮大な感じがした。高さ約30m、横幅約40mだそうだ。

 顧問が神社の建物のつくりなどについて、いくつか解説して下さった。その後、何人かがお賽銭を入れてお参りされていた。
 19分早い11時21分、白髭神社を出発した。
天候危うし(1)
 しばらく行くと、弁慶の腕抜き岩というものが現れた(11時25分)。高さ3mほどで、腕の通る岩が下の方にあることから弁慶伝説となったようである。試しに私が穴に腕を通してみたが、余裕であった。
 耳神様を越え、どんどん歩いて行った。すると11時29分、お隣に青梅街道が現れた。全権代行が青梅街道の白髭トンネルの方に向けて、携帯電話を構えた。写真撮影をされるようだったが、顧問が驚いて「全権代行どうしたの?トンネルなんかとって面白いの?」と私に耳打ちされた。私は「いや、きっとあれだと思います。」と言って、はるか上の方にある橋梁を指差した。

その橋梁は写真のように、異常な高さで架かっていたので、顧問はまたも驚かれて少々感激していた。これも、やはりダム建設鉄道線路のようである。よくこんなものをつくった、と私も感激してしまった。(執筆:会長<元・研究関連担当代表>)


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