いつの間にか前の更新が2ヶ月以上前になってしまったので、まずはここまでの旅を振り返ります。
ここまでのあらすじ
第1話河辺駅からJR青梅線にて立川経由で八王子へ向かう。ここから、大混雑の八高線で再び拝島へ戻る。集合時間になっても一人来ず。
第2話拝島から八高線で高麗川へ向かう。車両は205系。私にとっては見慣れた土地も多いが、ほかのメンバーには新鮮だった様子。
第3話箱根ヶ崎駅を発車し、埼玉県に入る。次回は秩父鉄道のSLにでも乗ろうかという案も出た。これは計画を練っているところ。
第4話高麗川駅にて乗り換えをする。高崎から来たキハ110系に乗車し、車内にて雑談。そして高麗川を発車した。車内の質は上々。
第5・6話ディーゼル区間に入り、倉賀野までの1時間強を車内にて過ごす。途中では東武線と併走をしたり、余りに長い駅間に自分たちの現在地を見失いかけたことも。
第7話八高線の旅も寄居を過ぎ、後半戦に突入。寄居ですれ違いのための長時間停車の隙に車外にも出た。そして八高線は倉賀野に到着する。ここからは大宮に向けて南下してゆく。
第8話高崎線で大宮へと向かう。車両は211系のロングシートだったので、籠原まで行って、そこで作戦を考え直すことにした。私のみが別の号車に移動した。途中で、特急の遅延によりこの電車も長々と待たされ、籠原に着いたときは5分程度の遅れとなっていた。
以上がここまでのあらすじです。今回はいよいよ大宮に到着します。
高崎線は行く(3)
籠原。今まで乗ってきた211系はこの駅で5両を増結し、15両で、5分ほど遅れて出発した。次の電車は上野行き普通電車。上野方からE213系10両がやってきた。この電車に乗って大宮まで行くことにした。放送部長が、後ろの方にもボックスシートがあったはずだという事で、車両後方へしかし、私が前にE231系の10両編成に乗ったとき、確か後方はロングシートだった記憶があるので、少々不安ではあった。私が先に後部車両へ、思ったとおりロングシートだった。急いで前方車両へ、始発では客は少なく、グリーン車にいたっては誰も乗っていなかった。私たちは前から2両目に乗った。
籠原を発車。ここからは熊谷、行田、吹上、北鴻巣、鴻巣、北本、桶川、上尾、宮原、大宮の順に止まる。
少し暑いようなので、窓を開けている。車外からは風の音と、電車の走行音が入ってくる。さて、話を高麗川駅での会話まで戻すが、そこで、E231系の椅子は硬いと言ったと思うが、確かに硬い。以前私はこの電車に乗ったこともあり、また209系やE231の通勤型にも乗ったことがあるのだが、ここまで硬くは感じなかった。もしや近郊型の方が硬いのか…。(共通設計なのだからそんなことはないはずなのに)しかし、他のメンバーは高校の椅子(通称ウッディー君)が、異様に硬いためか、このくらいでは硬くなくなってしまったようだ。私の椅子は2年次(現3年次)生の物とは異なるため、よくは分からないが…。
熊谷に到着。普段であればここから大勢の客が乗ってくるとのことだが、前の電車(今まで乗ってきて、5分遅れた電車のこと)がすでに乗せていっていたのか、客はまばらであった。これはしめた!ここでこれだけの客であれば、もう混む気配はないのだ。
熊谷を発車。運良く客が少ない電車に揺られ、ひたすら南下。すると途中で、あるメンバーがトイレに行ったのだが、なんとトイレットペーパーが付いてなかったとのこと。やはりJRはこういう所が欠けている気がする。
籠原から何駅経ったのであろうか。そろそろお尻が痛くなってきた。そのためか、しょっちゅう座る姿勢を変える必要があった。いつの間にか、住宅街であった車窓はビル郡が目立つようになり、他線の線路も集まり始め、車両工場らしきものも見え始めた。いよいよ大宮に到着する。長かった旅ももう終盤に差し掛かる。お腹も減っていた私にとってはやっとのことの休憩である。とはいっても改札外には出れない。ではどうするのか。そう、今回は駅改札内の商店街(エキュート大宮)を利用するのだ。
電車はホームに滑り込み、私たちは大宮の地を踏んだ。ここからエスカレータで、構内へ。そこは駅とは思えない情景が広がっていた。
(つづく)
著者:研究関連担当代表
PS.掲載されている写真はこの際に撮った物ではありません。
ここまでのあらすじ
第1話河辺駅からJR青梅線にて立川経由で八王子へ向かう。ここから、大混雑の八高線で再び拝島へ戻る。集合時間になっても一人来ず。
第2話拝島から八高線で高麗川へ向かう。車両は205系。私にとっては見慣れた土地も多いが、ほかのメンバーには新鮮だった様子。
第3話箱根ヶ崎駅を発車し、埼玉県に入る。次回は秩父鉄道のSLにでも乗ろうかという案も出た。これは計画を練っているところ。
第4話高麗川駅にて乗り換えをする。高崎から来たキハ110系に乗車し、車内にて雑談。そして高麗川を発車した。車内の質は上々。
第5・6話ディーゼル区間に入り、倉賀野までの1時間強を車内にて過ごす。途中では東武線と併走をしたり、余りに長い駅間に自分たちの現在地を見失いかけたことも。
第7話八高線の旅も寄居を過ぎ、後半戦に突入。寄居ですれ違いのための長時間停車の隙に車外にも出た。そして八高線は倉賀野に到着する。ここからは大宮に向けて南下してゆく。
第8話高崎線で大宮へと向かう。車両は211系のロングシートだったので、籠原まで行って、そこで作戦を考え直すことにした。私のみが別の号車に移動した。途中で、特急の遅延によりこの電車も長々と待たされ、籠原に着いたときは5分程度の遅れとなっていた。
以上がここまでのあらすじです。今回はいよいよ大宮に到着します。
高崎線は行く(3)
籠原。今まで乗ってきた211系はこの駅で5両を増結し、15両で、5分ほど遅れて出発した。次の電車は上野行き普通電車。上野方からE213系10両がやってきた。この電車に乗って大宮まで行くことにした。放送部長が、後ろの方にもボックスシートがあったはずだという事で、車両後方へしかし、私が前にE231系の10両編成に乗ったとき、確か後方はロングシートだった記憶があるので、少々不安ではあった。私が先に後部車両へ、思ったとおりロングシートだった。急いで前方車両へ、始発では客は少なく、グリーン車にいたっては誰も乗っていなかった。私たちは前から2両目に乗った。
籠原を発車。ここからは熊谷、行田、吹上、北鴻巣、鴻巣、北本、桶川、上尾、宮原、大宮の順に止まる。
少し暑いようなので、窓を開けている。車外からは風の音と、電車の走行音が入ってくる。さて、話を高麗川駅での会話まで戻すが、そこで、E231系の椅子は硬いと言ったと思うが、確かに硬い。以前私はこの電車に乗ったこともあり、また209系やE231の通勤型にも乗ったことがあるのだが、ここまで硬くは感じなかった。もしや近郊型の方が硬いのか…。(共通設計なのだからそんなことはないはずなのに)しかし、他のメンバーは高校の椅子(通称ウッディー君)が、異様に硬いためか、このくらいでは硬くなくなってしまったようだ。私の椅子は2年次(現3年次)生の物とは異なるため、よくは分からないが…。
熊谷に到着。普段であればここから大勢の客が乗ってくるとのことだが、前の電車(今まで乗ってきて、5分遅れた電車のこと)がすでに乗せていっていたのか、客はまばらであった。これはしめた!ここでこれだけの客であれば、もう混む気配はないのだ。
熊谷を発車。運良く客が少ない電車に揺られ、ひたすら南下。すると途中で、あるメンバーがトイレに行ったのだが、なんとトイレットペーパーが付いてなかったとのこと。やはりJRはこういう所が欠けている気がする。
籠原から何駅経ったのであろうか。そろそろお尻が痛くなってきた。そのためか、しょっちゅう座る姿勢を変える必要があった。いつの間にか、住宅街であった車窓はビル郡が目立つようになり、他線の線路も集まり始め、車両工場らしきものも見え始めた。いよいよ大宮に到着する。長かった旅ももう終盤に差し掛かる。お腹も減っていた私にとってはやっとのことの休憩である。とはいっても改札外には出れない。ではどうするのか。そう、今回は駅改札内の商店街(エキュート大宮)を利用するのだ。
電車はホームに滑り込み、私たちは大宮の地を踏んだ。ここからエスカレータで、構内へ。そこは駅とは思えない情景が広がっていた。
(つづく)
著者:研究関連担当代表
PS.掲載されている写真はこの際に撮った物ではありません。