プロローグ
平成18年1月27日、推薦入試による休業日を利用して鉄道大回り乗車の旅を行いました。この日は他の構成員が難関大学を見学したそうですが、こちらについては、難関大学訪問記をご覧下さい。この2つの活動は共に私的なもので、本来の活動とは異なりますので悪しからず。また、私が公開しているブログとの共同で公開する旅行記ですが、こちらでは、全体の動きを中心に行います。
凡例
人物名は以下のように記載します。
社会科同好会
・著者→私
・構成員A
放送部
・部長→放送部長
・部員→放送部員
バスケット部
・部員→バスケ部員
※人物名の記載は個人版と共通です。
今回のルート
ここで、今回乗車したルートと車種をご紹介します。(すべてJR東日本の路線です)
拝島→(八高線)→高麗川(205系)→(八高線)→倉賀野(キハ110系)→(高崎線)→籠原(211系)→(高崎線)→大宮(E231系)→(埼京線)→武蔵浦和(205系)→(武蔵野線)→西国分寺(205系)→(中央線)→立川(201系)この区間を一度も改札を出ずに乗ると200km近く乗車しているのに160円になります。(まともに切符を買ったら3000円はする)
大回り乗車とは
上記のことを見ると初めての方は「200kmも乗ってるくせに160円しか払わないのは明らかにおかしいだろ」とお思いの方も居られるでしょうが、実は全くもって合法的な方法なのです。なぜならこのような方法は、限られた条件下のみで出来る方法だからです。それは、JR東日本には、「東京大都市特定区間」というものが存在します。これは東京駅を中心とし、半径約100km圏内の区間を示すもので、首都圏のほとんどをカバーしています。東京に住む人であれば、JR線の初乗り運賃は130円(一部では140円以上)だと思いますが、これは「東京大都市特定区間」のみに適用される割引運賃のようなもので、実際には全国のほとんどの区間で初乗り140円が基本です。(都内で140円以上の所は、ただ単に次駅との距離が長いだけで、割引運賃に変わりはありません)
問題の大回り乗車で160円は「『東京大都市特定区間』内では、同じ駅を2度通過しないかつ、同じ区間を2度通らないそして『東京大都市特定区間』から外れず、乗車した(切符を買った)同日(始発から終電)までに改札を出ることを守れば、最短距離の運賃で乗車できる」のです。なので理論上では、初乗り運賃の130円(こどもだと60円!)でゆうに300km以上を乗車することも可能なのです。この場合は初乗り運賃は最大3kmほどなので、実際の100倍以上の距離を乗っていることになり1kmごとの運賃は約1.3円です。(ここまで来ると半日以上電車の中)しかし、乗車区間が指定されている定期券や、回数券では、乗車できないので注意してください。またスイカ定期券の場合は、イオカードで乗車しているとはいえ、券面に乗車区間が記載されているので、券面区間を通過しないように乗車し、必ず日程表なり路線図なりを持ち、乗車区間を伝えられるようにしてください。また、上記の条件を一つでも違反すると不正乗車だと疑われます。(これは切符やイオカードで乗っても同じで、不正乗車と疑われてしまうと最悪の場合、乗車した全区間の片道運賃の3倍を払わされることになり、運が悪ければ一人1万円以上の痛手となるので注意。)
本題にたどり着けませんでしたが、次回からはいよいよ大回り乗車の旅に出発です。
(おわり)
著者:総合統括副代表
平成18年1月27日、推薦入試による休業日を利用して鉄道大回り乗車の旅を行いました。この日は他の構成員が難関大学を見学したそうですが、こちらについては、難関大学訪問記をご覧下さい。この2つの活動は共に私的なもので、本来の活動とは異なりますので悪しからず。また、私が公開しているブログとの共同で公開する旅行記ですが、こちらでは、全体の動きを中心に行います。
凡例
人物名は以下のように記載します。
社会科同好会
・著者→私
・構成員A
放送部
・部長→放送部長
・部員→放送部員
バスケット部
・部員→バスケ部員
※人物名の記載は個人版と共通です。
今回のルート
ここで、今回乗車したルートと車種をご紹介します。(すべてJR東日本の路線です)
拝島→(八高線)→高麗川(205系)→(八高線)→倉賀野(キハ110系)→(高崎線)→籠原(211系)→(高崎線)→大宮(E231系)→(埼京線)→武蔵浦和(205系)→(武蔵野線)→西国分寺(205系)→(中央線)→立川(201系)この区間を一度も改札を出ずに乗ると200km近く乗車しているのに160円になります。(まともに切符を買ったら3000円はする)
大回り乗車とは
上記のことを見ると初めての方は「200kmも乗ってるくせに160円しか払わないのは明らかにおかしいだろ」とお思いの方も居られるでしょうが、実は全くもって合法的な方法なのです。なぜならこのような方法は、限られた条件下のみで出来る方法だからです。それは、JR東日本には、「東京大都市特定区間」というものが存在します。これは東京駅を中心とし、半径約100km圏内の区間を示すもので、首都圏のほとんどをカバーしています。東京に住む人であれば、JR線の初乗り運賃は130円(一部では140円以上)だと思いますが、これは「東京大都市特定区間」のみに適用される割引運賃のようなもので、実際には全国のほとんどの区間で初乗り140円が基本です。(都内で140円以上の所は、ただ単に次駅との距離が長いだけで、割引運賃に変わりはありません)
問題の大回り乗車で160円は「『東京大都市特定区間』内では、同じ駅を2度通過しないかつ、同じ区間を2度通らないそして『東京大都市特定区間』から外れず、乗車した(切符を買った)同日(始発から終電)までに改札を出ることを守れば、最短距離の運賃で乗車できる」のです。なので理論上では、初乗り運賃の130円(こどもだと60円!)でゆうに300km以上を乗車することも可能なのです。この場合は初乗り運賃は最大3kmほどなので、実際の100倍以上の距離を乗っていることになり1kmごとの運賃は約1.3円です。(ここまで来ると半日以上電車の中)しかし、乗車区間が指定されている定期券や、回数券では、乗車できないので注意してください。またスイカ定期券の場合は、イオカードで乗車しているとはいえ、券面に乗車区間が記載されているので、券面区間を通過しないように乗車し、必ず日程表なり路線図なりを持ち、乗車区間を伝えられるようにしてください。また、上記の条件を一つでも違反すると不正乗車だと疑われます。(これは切符やイオカードで乗っても同じで、不正乗車と疑われてしまうと最悪の場合、乗車した全区間の片道運賃の3倍を払わされることになり、運が悪ければ一人1万円以上の痛手となるので注意。)
本題にたどり着けませんでしたが、次回からはいよいよ大回り乗車の旅に出発です。
(おわり)
著者:総合統括副代表