大島の空の下で

伊豆大島在住の中年のおっさんのブログです.日々の出来事を綴っていきます.一部は mixiとマルチポスティングしています.

訂正あり

2008-03-31 01:39:37 | Weblog
拙宅にも話題の「ねんきん特別便」が舞い込みました.ワタシではなく家人宛です.
彼女は40代ですのでデータが正常な場合はまだ届かないハズの通知です.従って今回の消えた年金騒動でチェックした結果,何らかの誤りの可能性が認められたということになります.
 連絡文とともに同封されてきたデータを見ると国民年金部分は1号・3号の両期間とも完全でしたが結婚前に就職し婚姻後もしばらくの間勤めていた民間企業の厚生年金データがスッポリ落ちていました.手元にあった資料では加入期間28ヶ月分に当たります.退職時に送られてきた厚生年金加入記録の通知ハガキを年金手帳に貼付しておいたのでミスと訂正すべき内容が簡単に判明しました.さっそく「ねんきん特別便専用ダイヤル」に電話しデータの修正を依頼.同封の訂正申告用紙にも記入して投函しました.この厚生年金からの通知ハガキは29年前に届いたものですが当時ワタシが何気なく彼女の年金手帳に貼っておいたものです.この欠落部分の修復によって受取額にどれほどの差異が生じるのかは判りませんが,今回の場合のようなさして複雑でない事案でもミスが生じているのを知るにつけ,「消えた年金」問題の規模がとてつもない物である事を実感しました.

 今回は家人の事案でしたが,実はワタシ自身も現在の組織に就職する前の一時期,某メーカーでパート労働に従事し厚生年金に加入していました.当時メーカーから受け取った年金手帳は手元にあるもののパート部分の掛け金,どこかに行ってしまったのかも・・・とにわかに気になり始めました. (^^;)

年金問題についての感想は世代間に微妙な温度差があるような気がしますが,税を使って行われている事務処理がかくもいい加減な作業であり不安と怒りを感じるという点については同感していただけるのではないかと思います.