いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

泉佐野300-激走100km

2008-05-18 21:27:57 | ブルベ


はや~くに到着しました。
209の時に時間を読み間違えて、ぎりぎり着いて準備をそこそこにスタートしちゃったからですが…。

大阪の端から端の上、田舎なんで高速まで遠いんですよ、ウチ
その上緊張のあまりねむれず…
朝からぼや~っとしてます



久しぶりにのんちゃんと、さいか~い
相変わらずきゅ~とです

この人はかわいらしいのに…
すんごいんですよ…
六甲をホームグラウンドにしていて、とてもかないません…
お世辞じゃ無いのよ、それがっ。




右端の女性…
アソスのスイスのジャージを着ていらっしゃった方です。
ポジションがレースっぽかったので、普段はレースの方なんでしょうね。
この方もまったく、おそろしく速いのです。
登りで美しく追い抜かれ、下りではあっという間に視界から消えるというすごい人でした。
ワタシは下りが得意かと思えば、全く追いつかなかったのは初めてでした…。

後から紹介する有名な方とワタシで女性は72人中4人。
緊張の中、今回はてきぱきとスタート。
今回はブリーフィングだってちゃんと聞く。
だって富士山でブリーフィング聞いてなかったので、道に迷ったから…



スタート。
このコースは近畿では初めてらしい。
ワタシなんて300km初めてだよっ

…っていうか女性は全員300km初挑戦。


誰しもの胸に去来するモノ…。

日が暮れる前になんとか深い山から脱出したい
何とかせめて十津川を日が暮れる前に出たい…。

わくわく楽しいサイクリングは訳が違う感じ。
いやそう思ったのはワタシだけかもしれませんけど。

…とばします

ヒロさんはスロースターターなので、
スタート時はどうしてもワタシが先行することになる。
後ろで「はやいんちゃう」とか言ってる。
「うん。わかってる。どう考えても絶対に速い。」
なぜか速い列車に乗ってもた。

今回はきついコースなので、他の人が混ざるとどうしても無理しちゃうので。
できる限り二人で走ろう。という打ち合わせでした。
このスピードはワタシには速すぎる。
20人くらいの車列になってる。
降りるにも、どう降りればいいかわからない。
っていうより。
行けるところまでここについて行ってみよう…

先頭はクロスバイク。誰も抜きもせず…
先頭交代もしないシビアさ。
先頭って偶然にしては悲運。っぽい。
しんどいやろな…


ワタシの前の方は小径車にドロップハンドルが着いてる。
登りになるとやたら速いのです…

で、クロスバイクの方が途中で休憩すると別の方が先頭に立つ。

雄の山峠を越えて、黒沢牧場へ向かう。
山里を通り、結構急な峠を一つ越える。
まだまだ序盤でけーきよく元気に登る…。


先頭が一同率いてミスコース…
数百メートル狭い山道を入ったところで。
全員回れ右~っ


…と目の前はこんな人に変わった。

速い…
ケイデンスは大きくないのに、速いきれいな足
レースの人やなぁ…
と、きれいな足に見とれる。



と近頃どこかのブログで見かけたぴかぴかのピナレロと赤いホイール。
あ、身長が高いせいかしらん。
きれいな自転車にすんなりのびたきれいな足。
すてきに似合ってる。

…あ。
お会いしたこと無いけど。
たぶん何度かどこかで会ったはずだけど…。

この方は、ウワサの豆さんやわ~っ


スロースターターのヒロさんまだエンジンかかってないらしく…。
…っていうか名誉のために、先週ずっと忙しくて準備ができて無くって。
夕べも遅くまで準備していてほとんど寝てないらしいのです。

「お~い、あの人について行くつもりかいな。無理やろぉ!」ってヒロさん。
「いやっ!ついて行けるところまで行ってみる
ついて行かれへん様になったら、すぐやめるし」…ワタシ。
強気というか、まじめに300kmも走る気あるかどうか…。
自分でもまだホントに300km走れるとは思ってないので。
まだあの距離はよくわかって無いのです…。


しばらく豆さんのきれいな足に見とれつつ走って…。
登りで…「豆さんですか?」とうとう声掛けてみる。
峠は辛くてペースが落ちるので、ついつい…
「有名な人ですよねぇ~」というと…。
「CSYの都古さん?」と言われる。
わ~こんな人に知ってもらってたんやぁ
とちょっぴり感激してると。
CSヤマダへ行かれたらしい、店長さんにワタシが300km出るって聞いていらしたらしいですね。
もう一つびっくりしたのが…。
この方…実は超ご近所さん
同じ最寄り駅。
…なんで今まで一度も近所であわんかったんやろ。
和歌山の深い山で、かっこいいご近所さんに出会うびっくり


この峠からだんだん車列はばらけて、リラックスしてくる。

峠の下りにすっごいスピードで下る人を見つけて…
きれいな道だし、人もいなくなったし、ついて下ってみる。
最近あんまりこういうことはやらないようになったけど。
下りでペダルを回してみる…。
ぐるぐるぐる、足を回してみる。
メーターで67kmまでは見てたけど、それ以上は見られなかったかも。
帰りにサイコンを見ると71.1km/hって出てる。
ホンマやろか…?

実のとこ、サイコンは調子悪い。
無線のサイコンが登りになってスピードが落ちるとポーズになる。
センサーと本体を対角にレイアウトしたばかりやのにぃ…

サイコンは帰りまで緩く登るとこの調子で…
役に立たなかった。
やっぱりブルベは無線はあかんってこういうことやね…


気温は予想より高い。
日焼けを気にして今日もマフラーを顔に巻き付ける。

あかん。
しんどい…
まだ70kmほどで、肩に食い込むリュック。
リュックの軽量化を狙って、ゼリーを食べながら走る。

速い列車に乗っかってとうとう道の駅しらまの里。



ここで少し補給する。
休憩してる間に、のんちゃんカークさんペアが抜いていく。
あぁ~若いってすてきだ。
休憩なしで走れるんやなぁ~


しらまの里でパンを少し食べて、スタート。

あと、少し走って通過チェックへ。

休憩したすぐ後のチェックだったので、ここは休憩なしですぐにスタート。
車も少なくなった気持ちのいい龍神へ道。
本当に龍神がいそうなエメラルドの川。
ゴールデンウィークに見た川とは違った明るい表情を見せる。



こんな景色をず~っと横に見ながら走る。

…あつい。
気温が少し高い。
水と、ゼリーと交互に口に押し込む…


いいお天気といい景色。
囲むドラマチックな山々に隠された、
淀川とはまるで違う美しい川の色。


美しい景色の中を実力以上にとばしてきた…

まずい。

だんだん気分が悪くなってくる…


泉佐野300の記録
走行距離【315】km Avg22.7km/h 実走行13時間49分 ゴール0時35分