道元さまの坐禅 その1
道元さまは、いわれます。
むかしから
仏さま、如来さまは、
悟りの世界を実現されてきた。
それは「自受用三昧」といわれる。
この境地に入るには、
正しいすわり方で
坐禅をするのがよい。
自受用三昧(じじゅゆうざんまい)とは、
何事にもとらわれない、
自由な境地のことです。
明日は、当山の坐禅会です。
みなさまも坐ってみませんか。
福井県武生の御誕生寺さまの
ご本堂と坐禅堂です。
吉岡幸雄先生
草木染めの第一人者です。
このたび、当山の本堂内陣の柱に掛ける
幡(ばん)を制作していただくにあたり、
おいでいただき、打ち合わせをいたしました。
先生の作品で、堂内が荘厳(しょうごん)
されるのを楽しみにしています。
完成は、5月頃になる予定です。
幡は、お寺の柱に掛けます。
このようなものです。
先生は、古代染色を再現され、
東大寺さま大仏殿内の幡、
修二会(お水取り)に、お供えする
お花(造花)、
薬師寺さまの伎樂(ぎがく)の衣装
などを染められています。
(薬師寺さまの伎樂-仮面舞踏劇)
日本の色についての著書も多数出されています。
ちなみに、奈良薬師寺さまの金堂には、
旭川の、木内綾さまの
優佳良(ユーカラ)織りの幡が奉納されています。
http://www.sachio-yoshioka.com/2002jp/index.html
豆まき
お集まりいただいたみなさまと、
豆まきをしました。
まず、本堂でお参り。
本堂から豆まき!
私が、先代師父から教えられた
豆まきの作法(?)は、
ご本尊さまに、豆をお供えして、読経します。
その豆を、本堂の天井めがけ「鬼は外鬼は外
鬼は外
」
と、大きな声で3回まきます。
つぎに、同じように「福は内福は内
福は内
」
と、3回まくというものでした。
あとは、家中をまいて回ります。
みなさまは、どうされているでしょうか?
子供たちには、三角山から下りてきた
赤鬼さんに、豆をまいていただきました。
恵方巻き
明日は節分です。
節分には、無病息災を願い
豆まきをしますが、
最近は、恵方巻きを食べる方も多くなりました。
これは以前、
すし善の店主、嶋宮さまが、
北海道神宮で、参拝された方に
恵方巻きを差し上げて、
関西の風習を広められた
と、記憶しています。
当山では、明日午後3時半より
本堂で、般若心経をお読みして、
豆まきをします。
ご近所のみなさま、どうぞご参加ください
お写経
毎月1日に行っている、般若心経のお写経会、
今日は、今年初めてのお写経です。
玄奘三蔵さまの、
「宿願成就までは、
絶対に国に帰らない」 という
不東(ふとう)の精神によって、
般若心経はインドから中国へ伝えられました。
玄奘さまに感謝しながら
今年も一年、お写経させていただきます。
ありがとうございます。
お写経のあとは、茶話会です。
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