秋晴れの朝 潅木の茂みから黒い蛾がヒラヒラと飛び出した。
6mくらいの楕円を描いて飛び出したところから4mほどの葉陰に消えた。
姿を消した辺りを探すと 黄色い ウスタビガ の♀がいた。
? と思ってよくよく見ると♀の陰に黒い蛾が・・・・・。
そうか ウスタビガ の♂だったのか。
下から見上げて 黄緑色の繭を見る。
この繭は上部の直線のところが 小銭入れのようにパクッと開くようになっている。
このペアの繭はたまたま4mほどのデスタンスだった。
その為か♂は迷うこと無く羽化したばかりの♀を探し当てることができた。
シダの様な♂の触角を拡大。♀の発するフェロモンを探知するのはこの触角だという。
2月5日 ウスバシロチョウ を紹介した去年7月7日に観察した ミヤマイボタ のつづきです。
濃厚な花の香に引き寄せられた イカリモンガ が一頭。右上角には コチャバネセセリ も見える。
コチャバネセセリ は数頭が花に群れていた。その内から手近の一頭。
16日にようやく水面の雪が全部融けたのに17日朝からの降雪でまた塞がってしまった。
この程度ならばすぐ消えるだろうが 天気予報は大雪が・・などと言っている。
魚沼の春はまだしばらく来ないようだから また去年のことを。
10月5日 谷間の ノコンギク の群落は蝶たちをたくさん呼び寄せていた。
その中から なるべく綺麗な モンキチョウ を選んでみた。
太陽が低いから翅表の黒紋も透けてはっきりと見えた。
秋も遅くなってくると 蝶たちの動きも遅くなる。
最初から遅くなっている jokichi の動きでも 蝶たちを捉え易くなってくる。
10月4日 河岸段丘の観察エリアでは ヤブツルアズキ の花に キタキチョウ が。
10月14日 蛇子平の調査エリアでは オオハンゴンソウ の花で吸蜜。
夏 一度刈り払われ 再び伸びて開花した草だからまだ咲いているが この花が終われば 蜜源はほとんど無くなる。
成虫越冬する キタキチョウ はもうねぐらを見つけているのだろうか・・。
JR只見線(上り)は 大白川駅を発車するとすぐR252と並んで破間川を渡る。
交通量が少ないから雪の日は国道の橋の上で列車の通過を待つ。
樹の枝に隠れてよく見えないが 列車は 大白川駅 を今発車した。
そして あっという間に目の前を通過する。屋根には今日も雪を乗せている。