jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

オオイヌノフグリ

2024-03-18 21:33:22 | 池のまわりのこと
15年前には珍しかった オオイヌノフグリ は今では早春の路傍を彩る花の代表にまでなってしまったようだ。
雪解けとともに咲き出して5月まで咲き続ける外来種だが「和」の雰囲気を漂わせる花だ。


早春の今 訪花昆虫が活動するにはまだ少し早すぎる。
そのためか この花は自家受粉に適した構造をしている。

雄蕊と雌蕊は同じ高さで向き合っている。
夜には閉じる花弁が雌蕊に雄蕊を押し付ける。
自家受粉を避ける構造の花が多いのに この花だけはそんなことには無頓着だ。