印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。
2000年6月下旬
本日二人面接に来ることになっている。
この頃には店舗の内装も完成し、あとはカーテン取り付けのみとなっていた。
↑この画像が多分その頃だな。この時期の画像はこの1枚のみ。
来るかどうか半信半疑ながら待っていた。
最初に来たのは30前後のタイ人男性だった。
彼の名はジャキットと言った。
ジャキット氏は何やら沢山のの書類を持参してきた。
大学の卒業証書だったり、タイ式マッサージの修了書だったり・・・・・
話を聞くとマヒドン大学卒業でレントゲン技師をしていたらしい。
マッサージ師の経験は3年だそうだ。
しかし、何故だか自信無さげだな。
学歴より技術の世界なので、まずはマッサージのテストをさせてもらった。
親指に力はあるようだし押さえるツボの位置も正確のようだし・・・・・・
大丈夫だろうということで採用した。
7月の開業前に日本式マッサージの研修を行うからその時に再び来てください・・・ということで面接終了。
2人目も時間通りに来てくれた。
名前はヌイだった。
ヌイさんは経験10年以上でテストすると確かに上手だった。
こちらも採用。
その後も求職の電話が数件あり面接をし、もう一人採用した。
研修当日・・・・・・
採用したタイ人スタッフ3人とも来てくれた。
さらりと「来てくれた」と書いているが、タイ生活を経験した今では奇跡的なことだったと思っているよ。
ジャキット氏、ヌイさん、ダーさんと3人が揃った。
労働許可証取得のためにはタイ人スタッフを四人雇用する必要があるのだが、もう一人は・・・・
この頃は甘かったと言うことだ。
当初、日本式指圧ということで考えていたのだが、
タイ式マッサージを長らく経験した方々に親指のみで施術しろというのは無理だということに研修を始めて早々に気が付いた。
それでは日本式マッサージということにして、腰部のみ肘を使っても良いということにした。
ジャキット氏はこちらが教えたことを忠実に守った。
ヌイさんはタイ式マッサージの経験が長いだけあり所々タイ式の技が入ってしまう。
ダーさんは特に記憶なし。
こんな感じで5日程研修をしたわけだが、終了時には日本式マッサージとして提供するレベルに十分達していた。
いよいよ明日開業だ。
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