印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。
2000年5月某日・・・
バンコク週報に広告を掲載してから出張施術は1週間で数件の依頼があった。
数件とは少ないようだが日本でやってた時よりは多いペースだ。
日本ではこれを1年以上続けて毎日コンスタントに仕事が入るようになり本業の病院勤務の収入を上回ることができた。
広告を出してすぐに施術の依頼が殺到するなんていうのは名のあるカリスマ治療家以外にはありえない。
俺のような名もない平凡な治療師はリピートして頂いて時間をかけて顧客を増やしていかなければならない。
誰でも広告を出せば依頼は来るけど、要するにリピートが無ければダメということだな。
最初の1週間で数件依頼があったことで治療院を開業してもやっていけるのでは・・・と思った。
・・・・というわけで、早速店舗探しを開始した。
この時、来タイして約7ヶ月。日本人が多く住んでいる地域がスクンビットということは分かっていた。
日本人相手に開業するのであればアソークからトンローの間だろうと考えていた。
店舗探しを開始して最初に訪れたのは帝国リサーチ。
ここに訪れた理由は記憶に無いのだが、店舗の紹介もやっていたからなのだろう。
帝国リサーチのオフィスに入ると2人の日本人スタッフとタイ人マネージャーのUさんが出迎えてくれた。
日本人スタッフは2人ともSさんというイニシャルで2人とも元駐在員だったそうだ・・・・・・・だったそうだ、ということで2人とも既にリタイヤされた方々だ。
この時の帝国リサーチでのやり取りは記憶に無いが、帰り道モトサイでトンロー通りまで出てから店舗探しのため歩いた。
炎天下の中散々歩いて涼もうと思って入ったオフィスビル。
ホームプレイスオフィスビル。
1,2階がテナントで上部階はオフィスフロア。
近代的な建物だ。
↑1階この部分が空き店舗だった。
ドアに貼られていた電話番号に電話をかけた。
出たのは女性だった。
「今ホームプレイスの1階の空き店舗の前に居る。この店舗の中を見たい・・・」
・・・・と、英語で言ったかタイ語で言ったか記憶にないが、この位は話せたってことだな。
「今からそちらに行きますから少々お待ち下さい・・・・」
数分後、タイ人女性が鍵を持ってきた。
「ピヤワンです。よろしくお願いします・・・」と挨拶しながら名刺を渡された。
鍵を開けてもらい中を見せてもらった。
広さは35平米。10坪強って所だ。
小さな待合室を作ってもベッド4台は置ける。
労働許可証を取得するのにタイ人スタッフを4人雇わなければならないから本当はベッド5台置けるスペースの所が良かったのだが
4台でもいいか!って即座に妥協した。
あとは賃料次第だな・・・・・ということで、ホームプレイス社のオフィスへ向かった。
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