印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。
前回からの続き・・・・
ホームプレイス社のオフィスに入ると応接室に通された。
ピヤワンさんがファイルから1枚の紙を取り出した。
その紙に賃料が記載してある。1階、2階とそれぞれのテナントの賃料が記載されていた。
先程内部を見た店舗は500B/㎡と記載してある。
37平米だと18500Bということになる。場所を考えれば高くはない。
しかしそのような思いとは裏腹に口からは「ペーン!(高い)」という言葉が咄嗟に出てしまうのはこの頃からだったのだろう。
「ロットダイマイ?(マケテ)」と続けて言ってしまうのもこの頃からだったのだな・・・(いや、親父が亡くなって仏壇買う時にも値切ってお袋さんが呆れてたな。)
・・・・するとピヤワンさんは450B/㎡ではどうかと言ってきた。
えっ、値切れるの???自分で値切っておいてなんだがダメ元で言ったのに・・・・これはもっと値切れるな
400B/平米なら今すぐ契約するのだけどなあ・・・・と言うと
ピヤワンさんは450B/㎡より下げるのは無理と言う
じゃあ他の場所も見てから決めるよと言うと、ピヤワンさんは少し考えて400B/㎡でOKと・・・・
保証金2ヶ月、フリーレント期間1ヶ月ということで話がまとまった。賃料は14800B+VATで16000B弱ということだ。
内装工事があるのでフリーレント期間1ヶ月というのは大変ありがたい。
手持ちの数千Bを内金として支払い、明日以降に本契約することにした。
それまでに正式な契約書を作成しておくとのことだ。
これで店舗は決まった。アパートの時もそうだがアッサリと決まってしまうものだな。
さて翌日、今度は会社設立のための手続きを始めなければならない。
これは個人で行うのは困難というか不可能なので法律事務所に依頼することになる。
当時フリーペーパーなどで盛んに宣伝していた「アナカリ」という会社に依頼することにした。
ここを選択した理由は日本人スタッフ常駐ということと会社設立、労働許可証取得の料金が広告に記載されていたからだった。
日本人スタッフにアポを取りラチャダーの事務所に向かった。
日本人スタッフはO氏という。他にも日本人女性スタッフが居たがこちらは最後まで話す機会はなかった。
まずは会社設立までの流れを説明してもらった。
細かいことは記憶に無いが一番困ったのは7名以上の発起人が必要なことだ。
7名のうち日本人3名、タイ人4名とする必要があった。
日本人は問題ないがタイ人4名をどうするか・・・・・・・
アナカリでも名義貸しは行っているそうだが1人あたり1000B/月だったかな・・・500B/月だったかも
ここで4人全員の名義を借りるのは金銭的な問題と「乗っ取り」というリスクがある。
そういうわけでタイ人のうち2人はこちらで用意したかった。
さあ、どうしよう・・・・・と、この時アパートのメバーンの顔が頭に浮かんだ。
そうだ、メバーンに頼んでみよう。
・・・ってわけでこの日は帰宅することに。
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