酔っぱらい一人旅

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☆★28年ぶりの三つ峠登山!!!

2014-07-30 21:05:37 | 山行の記録

嫁が山登りをしたいと言い出しやがった。

その昔、アルピニストに憧れた時期もあったから山は少しやってたことはある。

アルピニストに憧れた14歳の春、最初に選択した山が三つ峠だった。

当時(28年前)夜行日帰りで登ったのだが今回は嫁のために短時間で登れる初心者向きコースということで早朝発日帰りとなった。

 

 

ほぼ始発で出発したのだが途中色々とあり河口湖駅に到着するのが少し遅れた。

予定より40分遅いバスに乗り「三つ峠登山口バス停」に到着したのは午前10時過ぎ。

ここから2時間ほどで頂上に到達予定だ。

 

 

三つ峠登山口バス停では10名ほど下車した。

皆これから三つ峠に登るということだ。

その中にファラン(欧米人)の若い女性2人組みが居た。

バックパッカーなのだろうか。スマホ片手にどんどん登っていった。

俺たちは集団の後をゆっくりと進んでいった。

少し進むとファランの2人組みが標識の前で立ち止まっていた。

標識は2つの真逆の方向を指している。

迷っているようだ。ここの標識には英語の表示は一切無く日本語のみだ。

Mt.ミツトウゲはこっちだと教えてあげると「ドーモアリガトウ」と返された。

 

今回選択した登山道は俗に「裏登山道」と呼ばれる割りと緩やかで短時間(2時間ほど)で頂上に登れるルートだ。

初心者向きのコースということで普段運動していない俺でも難なく登ることができた・・・・汗だくだったけど

 

 

↑これは頂上手前の山小屋の前からの景色。

富士山が目の前だが空気がクリアでないので少し霞んでいる。

 

 

↑頂上手前。昔こんなのあったかな?・・・28年前だからな

 

 

頂上到着。ファランの2人組みも無事到着していた。

写真を撮ってあげたり逆に撮ってもらったりしていたが彼女らも下山するようだ。

下山コースは数通りあるのだがどこをどう行ったら良いのか分からないらしい・・・標識が日本語オンリーだから無理も無い。

彼女らが下山しようとしているコースは俺たちと同じなのだが俺たちはこれから山小屋で食事の予定だ。

・・・というわけで嫁が下山コースの入り口まで送っていくことに・・・・なんて親切な日本人だろう

親切な日本人になることより食欲が勝っている俺は彼女らと別れて山小屋の中へ入った。

28年前の記憶だと山小屋で「うどん」や「カレー」が食べれた。

しかし山小屋の中はそんな雰囲気ではない。食事できるか尋ねると、食事はやってないとのことだ・・・・なんてこった!

持参しているのはカロリーメイトくらいなものだ。

しぶしぶ山小屋を出ると入り口脇にビールの自走販売機があった!

スーパードライと一番絞り。350ml・・・450円、500ml・・・550円。

迷わず500mlを買う。

カロリーメイトを肴にビールを飲んだ・・・最高に美味い!

1本飲み終わるころに嫁が戻ってきた。

山小屋で食事をやってない旨伝えるとガッカリしたようだ。

しかしバックパックから煎餅と魚肉ソーセージを出してきた。

これではもう1本飲まないわけにはいかない・・・・アル中の悲しい性

かなり良い気分になって下山することにした。

下山ルートは3時間ほどだが緩やかな小学生の遠足でも利用されるコースとのことだ。

ほろ酔い気分で緩やかな坂を下っていたのだが・・・・下りがいつの間にか登りになっていた。

その登りを登りきる頃には汗だくで、汗をかききった頃には二日酔い状態になった。

ここから終着点のカチカチ山ロープウェイ駅に到着するまでが地獄だった。

緩やかではあるが何度か登りがあり、その度に大汗かいて激しい頭痛に耐えなければならなかった。

何とかロープウェイ駅に到着した。

ロープウェイ駅からの景色は素晴らしいものだったと思うのだが良く覚えていない。

写真を撮る気も失せていたようだ。

ロープウェイで下って来た時には雨が降り始めた。

急いで近くのレストランに入った。

やっとまともな食事を摂ることができた。

 

今回の登山からの教訓・・・・・・・下山するまで酒飲むな!!!