今年2月発売のBRUTUSという雑誌の吉本隆明特集を読んで、
ああ、なるほどって思ったり、なんかよくわからないと思ったり、
自分の思考範囲に広がりが出てくる感じで面白い。
吉本さんは、ほとんどの悩みは客観視できたら解決するはずだと言う。
「これまでの歴史も知っていて、なおかつ現状がどうなってるかをとらえる、
そのふたつの目で見ると間違えません」と。
吉本さんの視点の持ち方で重要な基準は、
「過去と現在と大勢」を見ることだと言う。
「ものごとの判断基準は真ん中と、ちょっと下の人たちが
どうしているかである」ということだと。
もうこれは本当にそうだなあと思った。
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