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Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Lang Lang with RCO@コンセルトヘバウ(アムステルダム)

2014-03-14 14:13:22 | Concert
Lang Lang(ラン・ラン)のピアノが聞きたくて、このチケットを買いました。
ロイヤル・コンセルトヘバウ・オーケストラ(RCO)との共演です。
プログラムは、
J. Adams - The Chairman Dances
Sjostakovitsj - Kammersinfonie, op. 73a
Defoort - nieuw werk (wereldpremière) (In opdracht van deBuren)
Ravel - Pianoconcert in G
でした。
指揮者はデイヴィッド・ロバートソン(David Robertson)で、ショスタコーヴィチでは指揮台の上で飛び跳ねるような身体を明確に使ったエネルギッシュな指揮は、見ていて楽しかったです。
ラン・ランは、このコンサートの何日か前にオランダのテレビの人気番組に出ていて、冗談を連発してオープンで快活な人柄を感じました。
Defoort(デフォート)は、ベルギー人の作曲家で、この日が新作の世界初公開でした。複雑な少しカオス的な曲で、終わりにはデフォート自身も舞台から挨拶していました。
ラン・ランのラベルのピアノコンチェルトは、指の動きがよく見える席で見ることができました。彼はショーマンの要素もあり、身体や表情の動きで、彼が音楽の世界に浸っている様子を十二分に表現します。
私は、クラシック通でもなく、ラベルのこの曲もよく知らないので、ラン・ランの演奏を堪能しました。音のきらびやかさに脳内をゆだね、素敵な世界に連れて行ってくれるようでした。単純にすごいなあと思いました。
後で、いくつか他の人のツイートなどを読んだのですが、こんなにゆっくりとしたラベルのピアノコンチェルトを聞いたことがないとか、まるでディズニーワールドに連れていかれたようだとかのコメントがありました。
ラン・ランの効果か、いつもより年齢層が低い客が多かったです。
アンコールの演奏はありませんでした。
ラン・ランはパフォーマンスがいいので、近くで見るのがいいかもしれません。そういう点ではテレビ向きなのかも。
でもオーケストラを聞くなら、後ろのほうがいい音です。
体調は良好です。陽ざしが暖かくて、春を感じます。


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