Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Living in the Amsterdam School展@アムステルダム市立美術館

2016-05-24 10:14:18 | Wblog:お出かけMuseum
先日アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum)で開催中(2016年8月28日まで)の「Living in the Amsterdam School」(アムステルダム派建築の中に住む)展を見に行ってきました。副題は、1910年から1930年のインテリアデザインです。
アムステルダム派の建築家は内部のインテリアなどもデザインしていました。またアムステルダム派建築に影響を受けたインテリアの他にもグラフィックなども展示されており、かなりボリュームのあるしっかりとした展覧会でした。
写真は、当時の時計を集めたコーナーです。
この時期のオランダの様式はかなりユニークです。まあ一種のアールデコです。Michel de Klerk、Piet Kramer、Hildo Kropなどが主なデザイナーです。
前世代のベルラーヘのような直線的な建物への反動か、アムステルダム派は装飾にこだわり、波型や丸みを多用します。ちょうど経済的にも余裕がある時期で、奇抜な建築物が作られます。そしてその後、またまたその反動か、バウハウスのような機能性を追求した一見シンプルな建築の時代がやってきます。
個人的にはアムステルダム派のインテリアは建築ほど好きではないです。
今回のインテリアなどに目を向けた展示は初めてとのこと、その意味で興味深いものでした。また、植民地だったインドネシアの影響についてのコーナーもあり、多角的でした。
体調は良好です。





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