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Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

マーストリヒト1泊旅行(後半):ファルケンブルグ

2010-12-13 08:23:58 | 旅行(オランダ国内)
ホテルで一泊した翌日、朝はゆっくり起きて、10時過ぎにチェックアウトしました。そして、マーストリヒトの近郊にあるファルケンブルグ(Valkenburg)へ出発。車だとすぐの距離です。
ここには、今は廃墟となったお城(写真)があります。朝の寒い空気の中、高台にある城を目指して歩きました。気温は氷点下だと思われ、とても寒かったです。オランダは平らですが、マーストリヒト近辺は南ということもあって、丘陵がちの地形で、オランダでは珍しい眺めが楽しめます。廃墟から見える、小さな山(丘?)など高低がある風景は、Valkenburgの町並みとコントラストを醸し出して、美しかったです。街自体も古くからの観光地のような風情で、レストランやカフェがたくさんあり、歩いていて楽しかったです。
廃墟を見学した後は、観光スポットのFluweelengrot(洞窟)で行なわれているクリスマスマーケットへ行きました。ライムストーンでできた洞窟(かなり広いです)の中に、クリスマスにちなんだお店がたくさん並んでいます。
オランダにはこういうマーケット形式で、小さなお店が広場などによく出ていますが、はっきりいって、あまり買いたいと思うものは、私にはありません。ただ、ちょっと見て回るには楽しいです。洞窟の中では、日本人の訪問者を数組、見かけました。このマーケット、人気があるようですね。
それにしても寒くて、街は少し散策しただけで、ギブアップです。早々に、カフェに入り、暖かいワッフルと紅茶で暖をとりました。
そして、その後、帰途につきました。
体調は良好でしたが、寒さと廃墟のお城の見学にはかなりアップダウンを歩いたので、脚が相当疲れました。

マーストリヒト1泊旅行(前編)

2010-12-12 16:19:28 | 旅行(オランダ国内)
ほんとうは9月頃に行く予定だったマーストリヒトですが、どうも予定が合わず、ついに12月に決行となりました。
車で行くので、雪などになるとウィンタータイヤを履いていない車でのドライブは心配だなあと思っていたのですが、寒いながらも小雨の天気でなんとか無事にマーストリヒトのホテルに到着しました。
天気は小雨が降ったり、止んだりでしたが、夜にかけて、曇りになりました。傘をさすこともなく、一応のりきれたので、ひとまずは良かったです。夜にかけて、とても寒くなりました。氷点下2、3度だったと思います。
さて、マーストリヒトはオランダの南端部で、ベルギー、ドイツの国境の近くです。街を歩いているとフランス語が聞こえてきたりします。素晴らしい教会がある古い街なので、観光客も多いです。この日は、クリスマスマーケットが開かれていて、町にはデコレーションも多く、華やかな雰囲気の中、賑わっていました。石畳の道で、中心部は歩行者専用になっており、この日は、時間によって、クリスマスソングを歌う聖歌隊の歌声が聞こえてきました。
街を少し見てまわった後で、ボンネファンテン美術館(Bonnefantenmuseum) に行きました。建物がサイロのような形の変わった部分があり、目を惹きました。以前マーストリヒトに来た時には、残念ながら閉館日で入館することができなかったので、今回はちゃんと開館日を確認してから行きました。マース川沿いに歩いて行ったのですが、美術館の入り口がわからず、もしや閉館なのか?と思い出したころ、cafeの入り口からトライしてみたところ、そこを突き抜けて、美術館に入ることができました。大きめの空間がたくさんある、ゆったりとした美術館でしたが、私にとってはあまり感動できる作品がなかったです。というか、あまり知っている芸術家の作品がなかったです。ヨゼフ・ボイスのポスターが数点あったのが少し興味を引いたくらいでした。その美術館のcafeで紅茶とケーキを食べてゆったりくつろぎました。中心部まで戻るには、川沿いに歩いてかなりの距離があるので、少し英気を養わなければ、バテちゃいます。
中心部でショッピングなどで時間を潰して、6時予約のレストランへ。このレストランについては、あとで詳しく投稿します。
8時半頃、レストランを出て、広場のほうへ歩き、イルミネーション(写真)を少し楽しみましたが、外気がすどく冷たく、早々にタクシーを拾って、ホテルへ帰りました。
体調は良好ですが、さすがにたくさん歩いて疲れました。