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「WinMOPAC が付いていた」量子化学入門 書に基づき、座学(?)自習(?)を始めました。
本書の構成(出だし部分)は、
第1章 原子の成り立ち
第2章 原子から分子へ
第3章 分子軌道法から求められるもの
3-2・・・・・電子密度、立体構造、生成熱
第4章 分子の構造を知る
第5章 電子の分布が分子の性質を決める
5-2 エタノールは酸性か?
(続く)
と云うことで、今日は、分子の酸性度が分かる。
ことを学びました。
「チョメチョメ-OH」と云う形の、
ヒドロキシル基 (hydroxyl group)(-OH と表される1価の官能基)を持つもの。
(括弧内は、Wiki による説明)
官能基については、「部活:Newton 6月号」で、勉強しました。
例えば、CH3CH2-OH(エタノール)、CH3CO-OH(酢酸)、NO2-OH(硝酸)
などなど。(化学式は、自分で見て頭で考えられるように、正式なものではありません。)
因みに、Winmostar (なんで? WinMOPAC で無いの?) で構造を作って見ました。
分子軌道法を用いて、構造最適化計算をすると“電荷”が求められる。
その内、最後の水素(H)についてのその値の大小から、
当該分子(物質)の酸性度合いが分かると云うことですね。
計算結果の電荷は、
CH3CH2-OH(エタノール)・・・+0.244
CH3CO-OH(酢酸)・・・・・・・・ +0.250
NO2-OH(硝酸)・・・・・・・・・・・ +0.329
だそうです。(単位は? クーロン?)
だんだん大きくなっている。
そして、pKa値は、
エタノール・・・16.00
酢酸・・・・・・・ 4.72
硝酸・・・・・・ -1.3
だんだん小さくなっている。
pKaについては、Wiki「酸解離定数」に、
酸解離定数(さんかいりていすう)は、酸の強さを定量的に表すための指標のひとつ。
酸性度定数ともいう。酸から水素イオンが放出される解離反応を考え、
その平衡定数 Ka またはその負の常用対数 pKa によって表す。
Ka が大きいほど、または pKa が小さいほど強い酸であることを示す。
と、ありました。
なるほど、此までは最適化構造を求め、眺めていただけでしたが、
他にも沢山出ていた数値の意味が、一つ分かりました。
MOPAC を使って計算すると、物質の酸性度が分かる!
と云うことで、今日の 部活動 は終了です。
見ていただきありがとうございました。
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「チョメチョメ-OH」と云う形の、
ヒドロキシル基 (hydroxyl group)(-OH と表される1価の官能基)を持つもの。
(括弧内は、Wiki による説明)
官能基については、「部活:Newton 6月号」で、勉強しました。
例えば、CH3CH2-OH(エタノール)、CH3CO-OH(酢酸)、NO2-OH(硝酸)
などなど。(化学式は、自分で見て頭で考えられるように、正式なものではありません。)
因みに、Winmostar (なんで? WinMOPAC で無いの?) で構造を作って見ました。
分子軌道法を用いて、構造最適化計算をすると“電荷”が求められる。
その内、最後の水素(H)についてのその値の大小から、
当該分子(物質)の酸性度合いが分かると云うことですね。
計算結果の電荷は、
CH3CH2-OH(エタノール)・・・+0.244
CH3CO-OH(酢酸)・・・・・・・・ +0.250
NO2-OH(硝酸)・・・・・・・・・・・ +0.329
だそうです。(単位は? クーロン?)
だんだん大きくなっている。
そして、pKa値は、
エタノール・・・16.00
酢酸・・・・・・・ 4.72
硝酸・・・・・・ -1.3
だんだん小さくなっている。
pKaについては、Wiki「酸解離定数」に、
酸解離定数(さんかいりていすう)は、酸の強さを定量的に表すための指標のひとつ。
酸性度定数ともいう。酸から水素イオンが放出される解離反応を考え、
その平衡定数 Ka またはその負の常用対数 pKa によって表す。
Ka が大きいほど、または pKa が小さいほど強い酸であることを示す。
と、ありました。
なるほど、此までは最適化構造を求め、眺めていただけでしたが、
他にも沢山出ていた数値の意味が、一つ分かりました。
MOPAC を使って計算すると、物質の酸性度が分かる!
と云うことで、今日の 部活動 は終了です。
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