2023年7月17日(月)
前日、身延山などで山ランをやって時間があるので甲府辺りをぶらぶらドライブ。南アルプス市内で風呂に入って食料やビールなどを調達し芦安駐車場へ行く。車中泊の準備をして夕食を食べ早めに横になるが、日が落ちても気温はなかなか下がらず寝苦しい夜だった。
翌朝は隣のバス停から5時15分発の始発バスに乗って登山口の広河原へ。バスは3台出たようだ。広河原に来るのは2度目で、前回は鳳凰三山を縦走して広河原に下山した。今回の計画は、広河原から北岳に登り北岳山荘で一泊し、翌日は間ノ岳まで行って広河原へ下山する予定だった。
広河原インフォメーションセンター
吊り橋を渡っていよいよ登山開始。急ぐとバテると思いゆっくり目に登っていく。多くの登山者がどんどん抜いていくが気にせず先を譲る。しかし久しぶりの急登に体が付いていかず予定以上に時間がかかる。白根御池小屋に着いたのは9時過ぎでコースタイムを大分オーバーしている。
北沢峠への林道は災害で通行止め
大樺沢の先に北岳が見える
樹林帯の中をゆっくりと登る
ようやく白根御池小屋に着いた
ここまではほぼ樹林の中の道で日差しを遮ってくれたが、この先の草スベリコースへ入ると木も少なく日差しをまともに浴びるようになった。暑くて軽い目眩を感じる。標高2300mを過ぎた辺りで木陰に腰を下ろして休むがどうも体調がよくないようだ。急に気力が失せこのまま進んでも登り通せる自信もなくなった。この時点で今回は撤退することに決めた。白根御池小屋まで戻り北岳山荘にキャンセルの連絡を入れる。ゆっくり休んで広河原まで下山。満員のバスに乗って芦安に戻った。
白根御池から草スベリへ
この辺りで撤退を決めた