2月26日(日)
奈良県移動初日。桜井市の談山神社へ向うと標高が上がるにつれみぞれ模様になってきた。談山神社の駐車場もシーズンオフとあってがらがら。普通車は無料だが神社への入山料500円が必要だ。境内の左側から御破裂山(610m)への登山道が伸びている。枕木で造った階段や簡易舗装の道が続く。20分ほどで藤原鎌足の墓所がある山頂に到着。山頂は立ち入りが禁止されているが、山頂の裏側に展望所があった。CQを出すと金剛山系移動中のJH3JFF局から応答があった。
談山神社境内
御破裂山山頂の鎌足墓所
御破裂山山頂からの展望
御破裂山を下りて音羽三山に向う。針道集落の林道ゲート前に駐車。林道を大峠目指して登る。大峠からはクマザサの藪を進む。腰より高い藪が続きダニがつかないか気にしながら何とか熊ヶ岳(904m)山頂に到着する。山頂もわずかな切り開きの周囲は笹に覆われている。紀の川市飯盛山のJO3TQR局他と交信し次に向う。
熊ヶ岳山頂
経ヶ塚山(889m)へも深い笹薮の道が続く。山頂では先客のグループが昼食中だった。端っこで無線機を出し二上山のJA3JCH局と交信していると大原山移動のJL3VOG局からブレイクが入る。山ラン終了後立ったまま昼食を済ます。
山頂の経塚
次の音羽山(852m)へは15分ほどで到着した。この道は藪も濃くなくのんびり歩けた。CQを出してJA3WPN局と交信し音羽三山を終える。
音羽山山頂
当初下山は往路を戻る予定であったが、縦走路のアップダウンが結構あったのと、何より激しい笹藪を戻る気になれず音羽観音への道を下る。観音寺からは簡易舗装された急な下りが続き足にこたえた。
音羽観音の本堂
音羽観音を下りて百市、八井内集落を辿り駐車場所の針道に戻る。この道も結構長く疲れが増す。一周するなら駐車場所は不動滝辺りが良いだろう。
八井内の破不動の大石
本日最後の予定は宇陀市大宇陀区の城山(471m)。大宇陀の道の駅に車を停め、古民家の街並みを歩いて登山口の春日神社まで散策する。
大宇陀の歴史を感じる街並み
古い看板が興味をそそる
春日神社の横から城山への道を登る。山頂付近は橿原考古学研究所の発掘調査が行われていた。山頂は周囲を遮るものがなく展望が広がっていた。阿倍野区のJR3OWV局他と交信し本日の五山を終了した。
城山山頂