2月19日(日)
京都南部の2万5千分一地形図「朝宮」から「田辺」で未踏の山へ登ったきた。
一座目は飯尾山(いのうさん、460m)。京都府綴喜郡宇治田原町と滋賀県甲賀市の境界で、地形図「朝宮」にある。国道307号線を滋賀県方面に進み、県境の裏白峠手前の道を北に入る。舗装された林道が続いているが、今日は積雪が10cm前後あったので国道から少し入ったところに駐車した。林道を登り、県境付近を通る辺りの茶畑から山頂まで道が付いている。山頂横にはNTTドコモのアンテナが立っていた。430Mhzで高槻市のJO3BAO局と交信した。
茶畑から続く飯尾山への道、NTTの管理道のようだ
飯尾山の山ランプレート
飯尾山での山ランを終え林道に戻る。今日の積雪は10cm前後で、雪を被った茶畑が広がっている。二座目の黒山(510m)へは林道終点の手前から茶畑へ入り、県境尾根を北へ進む。所々動物の足跡があるだけの新雪で、気持ちの良い道が続く。途中、巻き道に入って道を間違えたりしたため、飯尾山から1.5km程を70分ほどかかって黒山山頂に到着した。積雪のため三角点は発見できなかった。大津市のJN3GZY局のCQに応答して山ラン終了。来た道を40分で駐車場所まで戻った。
雪を被った茶畑
黒山には多くのプレートが架かっていた
「朝宮」での二座を終え、国道307号線を戻って綴喜郡井手町に向う。城陽市と井手町の境界に茶うす山(94m)がある(「うす」は林の下に石)。井手町多賀東部の路上に駐車場所を探し、あとはGPSとコンパスを頼りに山頂を目指す。途中、茶畑や果樹園、竹薮を横切り、山頂手前では竹林を切り開いて造成中の所を抜けた。山頂も竹薮の中だが三角点があった。関西に出張っている山ラン主宰のJA1JCA局が、木津川市の内ノ倉山から出ていたので交信した。
茶うす山の山ランプレート
茶うす山の井手町側では竹林を切り開いて開発が進んでいた
本日最後の鏡谷山(176m)は茶うす山から市町界を東に進んだところにある。茶うす山からしばらくは廃園のような果樹園や、折れた竹が重なり合った竹林を抜けていく。途中から黄色い境界杭のある道が現れ、山頂へは少しだけ斜面をよじ登る。鏡谷山山頂辺りには石柱が立っていたが、周辺を探してもその他に山頂を示すものは見つけることができなかった。河内長野市移動のJN3IEN局と交信し本日の山ランを終了した。
鏡谷山山頂と思しき所