ぢろーらもは昔から片付けが苦手。自分の部屋の机やそのまわりもいつも雑然としていました。それに、時として部屋は足の踏み場もない感じになってしまいます。まさに「独身男性の1人暮らしの荒れた部屋」のようでした・・・。
特にぢろーらもはものを捨てるのが苦手。どうしてもいろんなものを残してしまって、新しくたまるものも捨てられなくて・・・となり、どうしても散らかってしまいます・・・。年1回大掃除はやっても、そのあとすぐに元通りです・・・。
「やっぱり、ものをよけながら自分の部屋にはいるのは嫌だなぁ・・・。そのうちどうにかしなくれはなぁ・・・」と思ったときに出会ったのが、「人生がときめく片づけの魔法」という1冊の本でした。
著者は片付けコンサルタントの「こんまりさん」こと近藤麻理恵さん。販売30万部を突破する人気の書です。
ぢろーらもは電車の広告でたまたま見かけました。「なんだろう、なんとなく面白そうだな・・・それはそうと、本当にリバウンドせずに片付けられるかな・・・」と考え、早速本屋さんで買ってみました。まあ、失敗したら失敗したらいいや・・・そんな軽い気持ちでした。
で、早速読んでみると、けっこう面白いな・・・という印象を受けました
非常にずぼらでで要領の悪いぢろーらも、これが「収納法」を中心とした本だったら多分途中で読むのを諦めていたでしょう。
ですが、こんまりさんの本は「まずは先に”捨てる”という作業を完了させる。何を捨てるか、ではなく”何を残すか”という考え方が大事」という感じで、「片付けに関する考え方」を教えてくれる内容でした
1つ1つのお話が目からウロコで、2,3回は繰り返し読んでしまいましたね。内容としては「女性から女性へ」という感じで、女の子女の子した話(?)に寄っている部分もあったようにも思えましたが、それを「男性の自分だったらどう読みかえるか・・・」と考えれば、割とどれもしっくりくる内容でした
確かに洋服とかは、すべて出してみると「あ、これ使ってなかったな・・・」ってものも多く、その中からだいぶ捨てることができました。
あと、ぢろーらもはなんといっても本、特に資格関連のものとかセミナー資料などを捨てるのが特に苦手でした。なんとなく、それが置いてあるだけで落ち着く、というか、昔は特に、「難しそうな本に囲まれているのがなんとなく好きだった」のです。
でも、ちょうど自分の中で「それってなんか違うんじゃないかな・・・読みもしないものを持っているのはどうなんだろう?」ってのがあったんだと思います。昔だったら「やっぱり捨てたくないな・・・」なんて思ってしまったのかもしれませんが、ちょうど今、こんまりさんの本を読んで背中を押されたような気がしました。おかげさまで書籍などはかなりの量減らすことができました
そのほか、書類、思い出の品とか、いろんなものの整理の仕方についても、「何を残すか?」という観点でしっかりと考え方を学ぶことができた気がします。
で、処分品ですが、部屋からはごみ袋が合計20袋くらいは出たでしょうかね・・・。こちら、その一部です
このへんはそのまま捨てました。本は古本として売ることも考えたのですが、保存状態もいまいちで量も多いことを考えると、「持っていく手間のほうが大変かも・・・」と思い、資源ごみの日にそのまま出しました。
そういえば、本を資源ごみを出した直後に、1人の女性の方が本の山を興味津々でご覧になっていました。ぢろーらもが「よろしければどうぞお持ちください」と声をかけると「ありがとうございます」とおっしゃって、そのまま本を見ていくつか持っていかれたようです。もちろん、紙として再生されるのもいいですけど、せっかくなら誰かに読んでもらえたらそのほうがいいですね
古いパソコンとかその他電気製品はそのまま捨てると粗大ゴミになってしまうので、こちらはHARDOFFさん(BOOKOFF国道1号多摩川大橋店さんの併設店舗)に売らせてもらいました。
で、片付けをはじめて2週間、ぢろーらもの部屋は以前に比べるとだいぶ片付きました。まあ、まだ完璧ではないのかもしれませんが、今はとりあえずこのくらいは残しておきたいです。
そんなわけで、今日はぢろーらものお部屋を公開します
まあ、「使用前」があるわけではないので、効果のほどはわかりにくいんですけどね・・・とっておけばよかったなぁ・・・でも、さすがにそれは恥ずかしい・・・
床はだいぶ踏み場がでてきました
パソコンなどが置いてある机はこんな感じです。以前は未処理の書類の山、というか、ちらしとかをそのまま置いてあって収拾がつかない状態でした。どうしても電気を使うものが多く、コードなどはもうちょっとまとめる余地はあるのですが、それでもだいぶ使いやすくなりました
ちなみにダンベルは、妻の実家からいただいたものです。片方10kgあるので雨の日とかに軽く部屋で筋トレやるにはちょうどいいかな、と思います。こちらも使わないなら速やかに捨てるべきなのですが、ちゃんと使っているのでここに置いています
本棚はこんな感じです。右上はコンポセットなのですが、もったいないことに今までこちらは箱詰め状態でした。今回の整理にあたり、こちらを箱から出して古いものを引退させました。古いほうは妻が使うか、妻の会社に持っていくかするそうです。
本棚ですが
・左上・・・日常のもちもの
・右上・・・未処理の書類
・左下・・・本
・右下・・・書類および大きめの本
とわけています。こちらもこんまりさんの本に従い「同じカテゴリのものをあまり分散させない」ようにしてみました。
ちなみにアルバムなどは収納のほうにいれています。
そして、こちらが一番「整理してよかったな・・・」と思った部分です
もともとここはスーツやコートなどをかけるクローゼットとして使っていましたが、このスペースがだいぶ無駄でした。クローゼットは伸縮可能なのですが、スペースいっぱいに広げていたせいで、右下にあるコンセントが全く使えない状態になっていました。
スーツなどはすべて収納にいれ、そのスペースにタンスを持ってきました。そして、今まで床に置かざるを得なかった61鍵のキーボードもタンスの上に置くことができました。クローゼットも縮めたことにより、電源もすぐ近くからとれるようになりました
上の部分はもともと屋根があったのですが、そちらをとっぱらってふとん置きにしました。このふとんも今までは「万年床」と化していたので、それを考えるとだいぶすっきりしました。
ちなみに「なぜキーボードがピンクか?」なんですが、これは「ちょうど安かったのがピンクだった」というだけです。人前に持ち歩くわけではないから、これはこれでいいのかな・・・と・・・。もし88鍵が欲しくなったらそのときはそのときで考えます。
スーツなどがはいっているのはこちらの収納です。ここも以前は書類などで溢れていたのですが、こちらを大部分処分することにより、スーツ、かばんなどをここにいれることができました。お恥ずかしい話、今まではかばんも床に散らばってました・・・
この本棚は妻なおのものを収納しているものです。他の部屋がもう少し片付いたら場合によっては移すかもしれませんが、今はぢろーらもの部屋がだいぶスペースが空いたので、いままでどおりこの本棚は残すことにしました。もちろん今回、妻のものは一切捨てていません。
ええと、上に乗っているものですが、こちらは「ぢろーらもが好きなもの」です。散らばったいろんな形のさいころと、友人の結婚式でいただいた「めおと人形(?)」、こんまりさんの言葉を借りると「トキメキを感じるもの」なので、残しておいた上で、収納の中とかでなく、自分からすぐ見える位置に置いておきます
あ、ちなみに左側の金属の棒は、先ほどのクローゼットを分解したときの棒です。こちらは次の不燃ごみの日に処分しますよ。
ここまで片付けて・・・そうですね、やっぱり気持ち、考え方はかわりましたね。今まではこの部屋が散らかってもあまり何も感じなかったのですが、今は少しでもごみが落ちてると気になるようになったので、気がついたら掃除するようにもなりました。今後もちろん、この調子であればこれ以上部屋が散らかる気はしないです。
あとは「少しでも心地いい空間にしたい」ってことを自然に思うようになり、部屋の空気のいれかえとかも頻繁にするようになりました。今後、自分が「こんなものが部屋にあったらいいな・・・」と思うものを散らからない程度に置いていけば、もっと過ごしやすい空間になるようなきもしてきました
今回は一番ひどかったのはぢろーらもの部屋を整理しましたが、今後他の部屋もできればな・・・とは思っています。
こんまりさん、ありがとうございましたm(_ _)m
人生がときめく片づけの魔法 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2010-12-27 |
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