最近、仕事で複数メーカーのRapidSTPの検証をやりました。もちろん、過去にもやったことはあるのですが、復習も兼ねて今回あらためて、です。
構成としてはhttp://www.itbook.info/study/rstp1.html やhttp://www.ccstudy.org/study/stp/rstp/rstp.html で紹介されている近い、基本的な形ですね。すべてRapidSTPが使える機器だったので、動作原理上は、どこの結線が切れても短時間で通信できるようになるはずです。
およ?あるポートを切ったら、しばらく通信できなくなったぞ・・・。ping -tとかで確かめてみても、30秒くらい通信断してますね・・・。
あ、PCを接続するポートで、portfastの設定忘れてただけか・・・。http://www.itbook.info/study/rstp2.html にあるように、RSTPでリンクアップ/ダウンでトポロジが変更になる場合、接続相手とProposal/Agreementの処理をしてどっちのポートを代表ポート(Designated port)にするかを交渉するわけだけど、相手先がPCだった場合には、普通はAgreementを返すわけがないので、転送遅延タイマーの2倍の時間待つわけですね。これだとRSTPの意味ないから忘れないように注意しておこう・・・。
それとは別の問題でPC接続の動作を確認する前段階の問題がありました。Catalystでshow spanning-treeを見る限り、最初はルートブリッジになっている別スイッチを認識しているものの、しばらくたつと認識しなくなり、自分がルートブリッジになってました。ん?なんだろう?show portの結果みても、所属VLANが正しくないように見えるな・・・。
あれ?よく見るとCLIにエラーメッセージが出てるね・・・。PVID関連のエラーか・・・Native VLANが一致してないっぽいな・・・エラーメッセージをググってみよう・・・。
http://www.cisco.com/JP/support/public/ht/tac/100/1007855/pvid_inconsistency_24063-j.shtml
やっぱりVLANが一致してなかったのね・・・、アクセスポートにしててタグはつけないはずだから問題ないかな・・・と思いつつ、よくよく考えてみたら、STPのBPDU自体にもVLAN_IDの情報はいってますもんね・・・しまったな・・・。
しばらくやらないと忘れてる部分もありますけど、いい復習になったかな・・・。
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