尖閣・竹島問題

　尖閣諸島に不法上陸して逮捕された香港の活動家ら１４人

が２日後には強制送還された。　連行途中で大声で自己主張を繰り返し、日本の税金で２泊し

て何のペナルティも受けずに大威張りで帰国して英雄扱いされている、これを当たり前と考え

ている日本人はほとんど居ないと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
明らかに法の適用の誤りもあります。　あの場合、入国管理・難民認定法のみ適用の特別な

措置である強制送還すべきではありません。

①　第一に船からレンガを投げる行為は公務執行妨害に当たります（結果の発生は必要なく

　　 暴行も人だけでなく物に対するものであっても公妨は成立するからです）。

②　最低でも器物損壊は成立しており、百歩譲って成立しなくても、それらの取り調べもしない

　　 で幕引きをすべきではないことは自明の理です。

③　まして、被疑者らは罪を認めず真っ向から否認しており、反省等全くありません。

④　確信犯であり、犯行に至る経緯を調べるのは法治国家として次の事案に備える意味で

　　 も当然です。

⑤　集団での組織的犯罪であり、背後関係を明らかにすることも前述の意味からもやらなけ

     ればなりません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これだけの、理由をみても送検もしないで強制送還をしたのは国民を欺瞞する、誤った行為

です。　政府として中国政府にに配慮しての行為であるようですが、そんなことをしても反日

活動家を付けあがらせるだけで何の効果もありません。

そして ① 尖閣も ② 竹島問題も ③ 慰安婦問題も ④ 南京大虐殺も根っこは同じです。

事実でないこと、国家間で解決済みのことが蒸し返されるのは、中国も韓国も歴史教育と

言う反日教育によって、これらの問題を子供の頃から教え込まれているからです。

スポーツの試合でも、中・韓両国は敵意むき出しにして日本チームにラフな試合を仕掛けて

くるのも同じ理由です。　すぐ送還したから治まるような単純なものではありません。

知っている人は問題にしていますが、こう云う問題にあまりにも無頓着な国民も多すぎるよ

うな気がします。　それが国力を弱くする原因でもあることに気が付いてほしいものです。