FIFA ワールドカップ、サッカーのテレビ応援も終了しました。
この大会では日本選手は本当に良く頑張ったと思います。
これからは、決勝に進出した強豪チームの試合を「ゆっくり観戦」といきたいものです。
今大会で印象に残るのは、まず日本人審判員の開幕戦での笛と旗です。
「日本人審判が開幕戦を仕切る」、試合開始の時は本当にゾクッとしたものです。
内容は公平で、本当に立派でした。 クロアチア選手へのペナルティの判定について
クロアチアや中国のマスコミから批判の声がありましたが、あれはペナルティエリアで
相手選手の肩に手を掛けたもので明らかな違反行為です。
公平な立場であれば、それをどう判定するかは審判の考え方一つです。
ペナルティエリア(最前線)内で相手とボールを競っている時に、後ろから肩に手を掛
けるのはやってはいけない事、相手が倒れたかどうかは問題外です。
次に特筆すべきは、日本人サポータのマナーの良さです。
日本人サポーターのマナーの良さはブラジルでも幅広く伝えられた様で、多くのブラジ
ル国民が日本を応援してくれて、特にハチマキは好評だった様で、ブラジル人サポー
タの鉢巻き姿も報じられています。
中でも日本人サポターが試合後に行ったスタンドのゴミ拾いはブラジル国内だけでなく
各国のメディアからも大きな賞賛を浴びたという事です。
やはり残念なのは、相変わらず日本チームは攻めていてもゴールが出来ない事です。
この4年間、相変わらずテレビ観戦をしてきた素人が、誤解を恐れずコメントすると、
日本のパスサッカーには限界があると思います。 その意味は、
パスの精度が上がれば、或る程度ボールをキープして相手陣内に攻め込む事は
出来るが、守る方も警戒する中で、そんなに自由にシュートが撃てるタイミングもスペ
ースも生れないという事です。 ギリシャ戦を思い出して下さい。
更に自陣に攻め込まれた時に何とか球を奪ったとしても、パスを出す相手を探して
いては早い攻めは出来ないということです。
勝ち上がっていくチームには、この速攻により、1-2名でゴールを決めているケースが
圧倒的に多い事でも分かります。
パスサッカーでは、多くの人出が掛かります。 その分攻めを中心の試合展開に持ち
込もうとした場合、守備が手薄となり簡単に攻め込まれて打つ手がありません。
コロンビア戦が全くこのパターンでした。
これはW杯本戦だけの問題ではありません。 4年間変わらず引きづって来た課題だと
思います。
やはり、パスも正確で、ドリブルでの突破を何時でも仕掛ける。必要によりガッチリ守っ
て相手に隙を見せない。
理想ではありますが、そういうチームは日本の選手なら出来る様な気がしています。
何度も言いますが、日本チームは自分達の目標に向かって全員協力して真剣に努力
したことは本当に立派です。 言う事はありません。
あくまでも外野の戯言ですが、関係者でも無い全くの素人の感想も案外的を射ている
ことがあるかも知れません。
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