苦笑い

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男らしい男を描いた本

2014-01-15 09:49:01 | 読書

   最近読んだ本は男らしい男を描いた本が2冊です。 

   「男らしく…」等とうっかり言うとパワハラになると云う事ですから、控え目に紹介します。

   武士(おとこ)の紋章  池波正太郎    新潮文庫    

   自からの思想に忠実に生きた武士(おとこ)たちを描いた短編集の文庫本、登場する

   人物は、  黒田如水    滝川三九郎    真田信之    真田幸村

           堀部安兵衛      永倉新八    三根山    牧野富太郎  
     昔ファンだった三根山の生き方も取り上げられて嬉しい思いです。

 

      朝 の 霧    山本一力     文藝春秋社

   四国の英雄、長曾我部元親に仕え幾多の戦場で目覚ましい働きをした妹婿、蘇我

   玄蕃頭清宗(波川玄蕃)の家族や部下、領民を思う生き方と兄の仕打ちに怒りを覚

   えながらも玄蕃に寄り添う養甫の姿勢。  戦国初期の理不尽な上下関係を孕みな

   がらも見事に意志を示した二人の物語