年末年始は、結構あわただしいものです。
そこで、読む本も『肩の凝らない愉快な本を…』と思って
読んだ本がこの2冊です。
歴史に登場する、おびただしい高名な人々ではなく、無名の偉大でない人生に
親しみを覚えて書いていると云う神坂さん、題名程のおかしみはないが結構
好く資料を調べて歴史に忠実に書かれた内容のある一冊でした。
もう一冊は、
『ふたりっ子』等の作品で売れっ子の脚本家である大石さん、
実はエッセイストとしても高名であることはよく知られている。
相当、昔になりますが週刊文春に『わたしってブスだったの?』と云う題名で
エッセーを連載していたのを読んでいました。
オオイシさんの恋愛感は非常に積極的で自由なところがあり、或る意味少しアブナイ
きっと、生き方自体が物おじしない強さを持っているのだろう。
そんな気合いが感じられ、この人の文章に共感する人が多いのかもしれない
と思ったりしています。