在宅勤務をはじめてから、3か月余りがたった。
会社へ出勤することが週5日から2日~3日にかわり、自分の生活様式も以前と比べると変わってきていると思う。
私は片道、2時間かけて、通勤をしている。今の働き方により、確かに物理的な体の負担や通勤のストレスは減ったと思う。
ただ、目に見えないストレスを回避しようとしているからなのか・・まず、散歩するようになった。音楽を聴くようになった。雲って流れているのだなと改めて感じることもあった。
今振り返ってみると、ここ4~5年は、本当にそれらをすることや感じることなく、過ごしてきたのだなと少しもったいない気持ちを感じながら歩いている。
さて、私なりにこの意識の変化を分析してみた。
散歩に行くことは、一日中家にこもることにより、外部への接触機会の減少というストレスを解消し、また、運動不足により健康を害するのでは?という危機意識からの行動。
音楽に時間を使うのは、ストレス解消もあるが何より好きだからだと思う。
倉庫に眠っていたギターを久しぶりに取り出して触ってみた。結構基本的なポジションは覚えているのだなと夢中になっていた頃を思い出した。
40代後半、やっている人がいるのだろうか?YouTubeを見ると、同じぐらいの年齢の人がガンガンに弾いていた。便利な世の中になったものだ・・、まだまだいけるのではないだろかとの期待。いろいろな意味を含めて、人と人がつながる手段が広がった、情報化が進んだ現在とアナログの感覚が重なった時代だからこそできる考え方や今の新しい働き方だと思う。
私は、どちらかというと一人でいることが、人よりも好きな人間だと思っているが、リアルに人の声がない世界、やっぱり人は1人では、生きていけないなと思う。
ただ、在宅勤務では、どうしても、外部とのつながりが薄くなり、健康にも悪い。普通それは、誰もが避けたい寂しいことだ。
コロナ禍で、やむを得ない事態だったこともあるが、私は今の生活を通して、便利になった世の中を実感する一方で、人としての本来の感覚を思い出した。
と同時に、改めて組織に属しているありがたみも感じることができていることは、貴重な経験だと前向きに考えている。
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