JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

さよならブログ人

2014年11月28日 14時57分42秒 | 想い
Cafe時代も含め7年間、お世話になりました。最後くらい感傷に浸りたいという想いはいつも抱えているのですが、結局バタバタする羽目に…。来る日も来る日も、移行作業の毎日。できた!と喜ぶ傍から、わらわらとやっておきたいことが湧いてくる。が、その甲斐あって?どうにか新しい場所へ、無事収まることができました。書き溜めたエッセイ、お仲間さんの言葉を、とりあえず納得の形で移し終え、ホッとしております。

ここ数年、秋はじんちゃんにとって学祭のシーズン♪友人知人の縁を辿り、いくつかの学校へ出没しているという話はしましたが、そんな風に母校以外の大学を巡っておりますとね、ある種の感慨にふけることがあるんですよ。ここでは、ちゃんと存続してるんだ~文芸部。

母校じゃとうの昔に淘汰されてしまいまして。寂しい限りです。でもね、例え別の場所であっても、若い人たちの書くのが好き!という息吹を感じるのは嬉しい。時代の流行り廃りに屈せず、細々と保ち続けているのでしょう。それぞれの部員さん、卒業して十年、二十年、長い人生のうちには時に距離を置くこともあるだろうけど、それでも文学を好きでいてくれるといいな。

私自身39歳で、再び創作の世界へ戻ってきました。学生時代は、決して真面目な文芸部員でなかっただけに、ほとんどここで築き上げたと言ってもいい位。それでも多感な年頃に熱中したものには依然として興味があり、それが創作のベースになっていた気がします。お仲間さんともコメント欄を通じて、よく語り合いました。楽しくお話している中、ビビビと感性が触発され、それがまた次のエッセイの糧になる。そうやって書き継いでこれた部分も多かったですね。

悩める人妻と致しましては、落ち込んだり考え込んでしまうこともあった。しかし、そういう機会が訪れたら、ちゃんと悩むのも必要かな。負けを認めたくない傷つきたくないが故に、適当に流して次へ行っても、また似たような部分で引っ掛かる。じんちゃんは、そう感じています。止まない雨はないの言葉どおり、暗闇を抜ける時は必ず来る。そうして、あるモノを数えられるのは、むしろ暗闇を知っている人間かもしれません。

想い半ばにして、移行しなければならなかったエッセイも多く、読み続けてくださった方には、本当にすみませんでした。積み残した分は、何らかの形でお見せできればなぁと。あ、そうそう。’千里の行も足下に始まる’で、目標として掲げていたLAURA ASHLEYのトイレスリッパ、ついに購入しましたヨ。って、ちっさ!!

P.S.
JINCHAN'S BAR(新しく立ち上げました)
http://misawa.co-blog.jp/kenchiku-l38



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
~~-v(* ̄・ ̄)。。o(コ)(ン)(ニ)(チ)(ワ)~ (鞍馬天狗)
2014-12-02 17:14:35
すてきな場所を作りましたね^^

天狗もようやく復帰??と言った感じです 

でも、いつまたシャッターを降ろすかわかりませんが(苦笑)
    ↑
優柔不断奴だ!!

ところで・・・
あの歌、とても気に入っちゃいました (o^-^o) アハッ

聞き過ぎて、フレーズが耳から離れません 笑

また遊びに来ますね!!
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鞍馬さんへ (じんちゃん)
2014-12-03 08:50:20
来ていただいて、ありがとうございます。<m(__)m>
鞍馬さんと同じ舞台に上がるのは、Cafe以来ですね。
一緒に創作できること、心から喜んでおります。

あはは。例の歌、気に入ってもらえましたか。
息子がクラスメートに教えてもらったのが始まりだったんですけど、私の頭の中でもぐるぐる回っています~。
あの歌をヘッドフォンつけて目の前で熱唱された日には!
しかもテスト勉強しながらですよー(爆)。
ホント頭がおかしくなったかと思ったわ。

かつてこんなに明るく、無邪気に、「ストーカー」を表現した人がいただろうか
そんな突きぬけた解放感がありました
’性春の門2’の文に、そのままあてはまるっちゅーねん。
https://www.youtube.com/watch?v=-DFYwSG1bZU

鞍馬さん、心のシャッターは開けといてくださいネ♪
返信する
じんちゃんへ (narutoto)
2014-12-07 09:18:48
じんちゃんは、学生時代、文芸部部員だったのですか。それで、文章力や感性が素晴らしいのですね。今では、ひとり「じんちゃん文芸部」で活動しているってところですか。あっ、いや、幽霊部員が一人いるのかな。誰かって?恥ずかしながら僕です。
返信する
こっちは寒波の休日でしたが、^^ (深川)
2014-12-07 16:48:04
 ブログ人、
 私の場合は、後一度くらいは更新したかったのが出来なかったのが心残りです。
 最終日前日には諦めてさっさと、リダイレクトの設定をしました。
時代の流れと共に色々なものが生まれて消えていきますが、
「クラブ、部活」も例外ではないのですね。

文芸部・・・、
今時の若者がそういう事に興味がないわけではないだろうに、
何で淘汰されてしまうのだろうかなあ??
ブログとかネットで誰でもが直ぐに情報を発信できるようになった今、
若者たちは文芸活動を以前とは違った形態で行っているのでしょうか。

いやあ”部活”どころか
 私の場合、卒業した学部こそ存続しているものの
  私が在籍した学科はとうに淘汰されてしまった様です^^


鞍馬さんの「シャッター」というのも面白い譬えですが、
(JINCHAN'S CAFEだから開店閉店で、入口にはやはりシャッターだろうけど)
   やはり私の世界では、
「鞍馬劇場」の開幕、そしてまた、
「じんちゃん劇場第3段?」として、今後とも高みの見物です(笑)
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narutotoさんへ (じんちゃん)
2014-12-08 09:37:15
恥ずかしながら文芸部でした(笑)。
当時の私はあんまりやる気なくってね、原稿も「また今度ね~」ってほとんど出せなかったし、読書会ではロクな意見が言えず、ちっちゃくなってたし。
後輩たちの方が、余程キラキラ輝いてました。

Cafeの頃は、’巨大文芸部’に属してるつもりだったんです。
メンバーはかなり減ってしまったけど、今もね・・・
やっぱり書くのが好きな人と、交流させてもらってると思っています。

narutotoさんは、幽霊部員なんかじゃないですよ。
控えめなスタイルだけれど、結構存在感がありますよ。
触発されることもいっぱい。
そういうページだから、訪ねていくんです。
(この姿勢は、昔から変わっていないつもり)

一緒に活動していただけると嬉しいわ♪
またコツコツお仲間さんを増やしていけるといいなぁ。
だって一人は寂しいもの。


返信する
深川さんへ (じんちゃん)
2014-12-08 11:01:44
’ブログ人’
もう名残惜しくて、Cafeの時のように最後まで居残ってました(苦笑)。
数時間で消えるとわかっていて、あえてコメントを入れたり。
深川さんのお仲間さんのhiroさんも似たような行動をとってらして、同じ心持ちなのかなぁと微笑んでしまったわ。

現在の文芸部の活動。
私が体験した某大学の文化祭では、やはり昔ながらの冊子(手作り感バリバリのコピー誌)を配布してましたが、
200字小説や書評、文芸作品(「吾輩は猫である」)のオモシロ訳の展示なんかもあって、’ああこういうスタイルもありなのね’と。

各学校の文芸活動も、概ね趣味の範疇で終わるのでしょうが、それにとどまらないケースもあって、
K大ミステリー同好会からは、綾辻行人さんや法月綸太郎さんが作家に!
そういう先輩がいらしたら、遣り甲斐も生まれるでしょうねぇ。
夢が現実になってるんだもん。

在籍していた学科。私もなくなってる~
文学部ってのが、まず流行らない。
今は就職に役立つ学科が人気ですから。
確かにその方が合理的なのだろうけど、無駄なことを勉強するのが楽しかったりしますよね。
職業訓練という意味合いなら、専門学校でええやん。
好きなことをより深く追究していくのが、大学の醍醐味だったのでは?と思うのですがー
時代のニーズを汲み取っていかないと、大学そのものが淘汰されてしまう時代。
難しいみたいですね。。。
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じんちゃんへ (narutoto)
2014-12-29 16:48:18
僕の場合、逆で、本当は文学を学び、高校の国語の先生になり、女子生徒に文学の素晴らしさを教えたかったんだけど、つぶしがきくと言われていた学科に進みました。
明治とか大正の時代は国文学科出身の小説家が多かったような気がするけど、最近は文学部出身ではない小説家も多いですね、吉田修一さんをはじめ。じんちゃんのおかげで、今年、吉田修一さんの小説を多く読みました。本当に良い1年でした。ありがとう。そして、お誕生日おめでとう。
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narutotoさんへ (じんちゃん)
2014-12-30 12:02:11
うんうん。東野圭吾さんは理系ですしね(笑)。

吉田修一さんは、私もまだまだ読みたい本がいっぱい。
「パレード」や「さよなら渓谷」も、手にしてみたいです。(*^_^*)

こちらこそ、narutotoさんとお話する中で、天童荒太の小説に初挑戦したり、ドラマ「さよなら私」を見始めたり・・・
触発されたり、考えさせられる部分が、数多くあった気がします。
昨日もね、narutotoさんのブログをきっかけに、浜省のライブ映像を辿ってしまったわ。

久しぶりに彼の歌を聴いて、パワーをもらいました。ありがとう。
誕生日。じんちゃんも、47歳ですよ。
吉田修一さんが年下だったのは、結構衝撃でした。
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