JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

やってはいけない

2007年05月12日 16時05分00秒 | 夫婦
 夫との大ゲンカの甲斐あって?いささか事が運び易くなった。何よりドラマを気持ちよく見られるようになったのが嬉しい♪ 極楽極楽~

 妻が他の事に夢中になっているのが気に食わない性分の夫に、どんな妨害を受けてきたか、そのいくつかをとくとご覧あれ。胸に覚えアリの方は、ご注意を!

①出てくる女優の名前を一々聞く
 伊藤美咲や竹内結子ごときに返事をしたくはない。そこで黙っていると、「目を吊り上げて見ている」と言う。その質問だけで終わるならよいが、それに答えると第2第3の質問が飛んでくる。だから答えない。 人の集中力をそぐという妨害行為である。

②ドラマの設定にケチをつける
 「そんな馬鹿な」トカ「あんなハズはない」トカ、人が楽しんで見ているドラマにケチをつける。無論自身でもそういうツッコミをする事はあるが、人に言われると腹が立つものである。さてどっからケチをつけてやろうかという反対の為の反対なので、余計にいただけない。

③やたらと解説する
 出てくるものについて、長々と解説を始める。特に車、航空、鉄道、戦艦などに関する知識を得々と披露する。これには、家族全員が迷惑している。シーンは次へいってるのに、父ちゃんの解説だけが続くのである。

④隣室でヒゲをそる
 ドラマも佳境に入ろうという時、居間と隣室の扉を開けて覗き込みながら、ウィ~~~~~~~~ンと電気カミソリを始動させる。セリフが聞こえない。「父ちゃん来たりてヒゲをそるだよ。まったく!」と息子もおかんむり。洗面所でやれよ!

⑤不機嫌なムードでやたらうろつく
 集中して見ている子どもたちに今更的な用事を言い立てて、席を外させようとする。子どもたちを使った、間接的な私への嫌がらせと受け止めているので、こうなった時はブチ切れてテレビを消す。そうしてここで受けた不快感を、数日かけてたっぷりお返しする。

 他人ごとだと思って、笑わないでいただきたい。私にとっては、我慢のならない迷惑行為。ストレス解消の芽をことごとく摘まれるのだから、たまらない。できるだけビデオに録り、夫のいない間に対応しているが、自分以外の家族がドラマの話で盛り上がっていると、それも気に喰わないのである。ちょっとは絡んでいたいのだ。ドラマ嫌いを公言しているクセに、NHKの朝ドラと『はぐれ刑事純情派』と、時代劇と2時間ドラマはOKらしい。立派なドラマ好きではないか。しかもおもっくそベタ・・・自分はそういったものをこっそり見ているクセに、人には邪魔するのだ。

 作家曽野綾子の夫である三浦朱門は、それさえやっていれば妻の機嫌が良いというものには、目くじらをたてないという。賢い人だと思う。 妻と夫、逆もまたしかり。余程の道を踏み外さない限りは、ご容赦願いたいものだ。’嫉妬心でふんじばっちゃヤだろ!’ バービーボーイズだって歌ってるよ~( 『離れろよ』より )。

 P.S.このエッセーについても「好きなだけ書いてよい」との許可が下りました。何で私の活動に、夫の許可なるものが必要なのかよくわからん・・・ ぷーだ。