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江之浦測候所

2018-09-10 21:16:07 | 旅行

小田原市江之浦地区は、急峻な箱根外輪山を背にして、相模湾に望み、類稀なる景観を保持している貴重な自然遺産です。
この自然を借景として、各建築は庭園を呼応するように配置されています。












光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席。








夏至光遥拝100mギャラリー。





冬至光遥拝隧道。




冬至、夏至、春分、秋分の日の出の陽光が差し込むことで、江之浦の杉本伽藍に命が吹き込まれて輝きだします




三角塚



野点席。





代官大寺瓦(白鳳時代)



亀石(奈良県明日香村)



石造鳥居(古墳時代)



明日香石水鉢。












(新たなる命が再生される冬至、重要な折り返し点の夏至、通過点である春分と秋分…日が昇り季節が巡りくることを、意識化したことが人類が意識を持ちえたきっかけとなった。

人の最も古い記憶を現代人の脳裏によみがえらせるために、この施設を構想したのです。)杉本氏


古代と現代が融合したような文化施設。天体を観測する場であるのが最大の特徴。
太陽の運行と密接な関係の中で、建物の位置や開口部などのデザインなど、圧倒されました。(予約、入れ替え制。)











最後の3枚は、雑誌より、切り取らせていただきました。説明不足でしたが、雰囲気が伝わったでしょうか。




































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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
神秘的な建造物 (attsu1)
2018-09-11 10:42:13
こんにちは、

神奈川に住んでいますが、この場所は、初めてしりました。
何か、お話を読んでいると、古代からの色々な観測方法、一つ一つが、
ピラミッドのように、太陽を正確に観測できるように設計されているんですね。
そして、それらが、それぞれアートになっていて、驚きました。
こんにちは (mamasan)
2018-09-11 14:49:12
attts1さん、こんにちは。
昨年10月にオープンしたばかりなんです。
構想10年、建設10年をかけた壮大なプロジェクトです。

現代美術作家、杉本博司さんの集大成の、江之浦測候所、能や茶道、文化芸術の、発信地として注目されています。

まだ、工事をすすめているばしょもあり、火曜、水曜は、休館日です。予約、入れ替え制なので、落ち着いて、ゆっくり見学できます。

出来れば、夏至や、冬至の日に、見学に行って、その瞬間を見守ってみたいです。
時空を超え (Minam)
2018-09-11 22:08:15
mamasanさん、こんばんは・・・
すごい、まさに古代から現代まで続く”時空の園”みたいです。
初めて知りました、古代からの天への窓そしてアートでもあり、悠久の流れを脈々と受け継いだ総結集ですね。
秋分の日等予約でいっぱいでしょうね。
面白い♪ (なつみかん)
2018-09-11 22:45:27
mamasan、こんばんは。
タイトルに「?」
中を拝見して「!」
(何かのパクリみたいなコメントで恐縮です^^;)

地元の方もご存知ないような新しい施設なのですね。
一言でいうと、伝統建築アートという感じなのでしょうか。
面白そうですね!
明日香の瓦とかあるのがとても身近な感じです~
こんにちは (mamasan)
2018-09-12 11:37:13
Minamさん、こんにちは。
私も、今回、帰国してきた友人に誘われて、初めて知りました。
主人は、建築家の方と、仕事上お付き合いがあり、着工前から知っていたようで、三人で出かけました。
外国の方が、多く、海外の方のほうが、知られているのかも知れません。
杉本氏も、ニューヨークで、活躍されているので、認知度が違うのかも知れません。
私の説明と、写真だけでは説明しきれなかったので、三枚追加写真を雑誌より掲載させてもらいました。
とにかく、百聞は一見にしかず、1度、是非、お出かけ下さい。
追加写真掲載してみました。 (mamasan)
2018-09-12 11:50:28
なつみかんさん、こんにちは。
ここは、一面みかん畑だったそうです。
測候所と聞いて、今ひとつピント来なかったかも知れません。
説明と、私の写真だけでは、補えないと思い、三枚追加してみました。雑誌からの掲載写真です。
冬至の時は、このように太陽が、真ん中に来るように、設計されています。
夏至の時は、また、違う場所から観測できるようになっています。
天空を測候する場所なんです。
古代と現代が融合した、文化施設で、天体を観望する場所で、きっと星夫さんは、お気に入りになると思います。
絶句 (don4900)
2018-09-13 22:53:31
こんばんは。

最初、なにこれ?
でしたが、構想を聞いて絶句。
お金がかかったんだろうなあ、、、、
(私は俗人です)

夏至、冬至には見学希望が殺到するのでしょうね。
海と自然と天空と (mamasan)
2018-09-14 20:07:21
don4900さん、ご訪問ありがとうございました。
測候所から、帰ってから、興奮冷めやらずで、まとまりのない紹介になってしまいました。
あまりの、発想のすばらしさに、ただただ、感動でした。

写真家、現代美術作家の、杉本氏の構想は、現代では困難になりつつある伝統工芸を再現し、将来に伝えるために作られました。

海と、自然と、天空を展望するための特別な場所。
夏至、冬至の日の出のインパクトはすごいでしょうね。

人員制限があり、入れ替え制になっているので、予約はなかなか難しいでしょうね。
季節と、時間を変えて、再訪するつもりです。

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