お写歩日和

花 鳥 食 楽 つれづれなるmamasan

コスモス畑

2020-10-30 16:21:04 | 

秋の花といえば、コスモス。

父と母と最初で最後に出かけた生駒高原のコスモスは、霧島連山をバックに約100万本が咲き誇り、今でも忘れられない景色です。

今年は、コロナの影響で、主人の実家宮崎に帰れず、西都原古墳群の300万本のコスモスも、見れませんでした。

それにしても、広大なコスモス畑です。

来年は、色とりどりの花が一面に咲き誇るコスモス畑を、ご紹介できる状況になっていると良いなと思います。

 

わが町にも、小さなコスモス畑があるのを、見つけました。

コスモスはメキシコ原産の一年草。

 

 

日本には、幕末の頃に渡来してきました。

 

茎が繊細で、風に揺れるように咲きます。

秋空に、揺れながら咲くコスモスは、やはり群生でそよぐ姿が魅力的です。

コスモスの甘い香りに、蜂たちも、蜜集めにやってきます。

後ろから、見た姿が、可愛いです。

 

 

同じ場所でも、撮影する時間が違うと、ずいぶん雰囲気が違ってきます。

 

秋の夕暮れはつるべ落とし。

 

明日で10月も終わりです。

寒暖差が激しいので、体調にお気をつけください。

 

 


ヤマガラとエゴノキの作戦

2020-10-24 12:47:09 | 

ヤマガラが止まっているのは、エゴノキです。

緑色の果実が鈴なりについています。

秋になると、たいていの実は、熟して赤や黄色になります。そして鳥に、種を運んでもらうために、たくさん実を食べてもらいます。

 

エゴノキの実はずっと青いままです。

それはたった1種類の鳥だけを相手にしているからです。

ヤマガラだけに絞って実を取らせるのは、エゴノキの作戦だそうです。

二本の足で、しっかり挟みます。

ヤマガラは、貯食の習慣があり、食べきれなかった実をいろんなところに隠す習性があります。

エゴの実はもぎ取られてすぐには毒があるけど、しばらく置くと毒の量が減っていきます。それを待ってヤマガラは食べます。

 

嘴を上手に使って、実を取り、枝や水平なところに持っていきます。

 

くちばしがノミの様になっています。

ヤマガラは、人なつっこくて、賢く、おみくじを運ぶ動画などもあります。

この時期野鳥観察には、身近な鳥として、見つけやすいと思います。

手に乗せた時は3グラムの重さでしたので、こちらの方が、おどかさないようにと緊張しました。

 

 

エゴノキのそばで、コツコツと音がしたら、ヤマガラがきっと、実を割っていますよ。

 


秋もあけぼの

2020-10-14 17:42:07 | 

木々の葉も色づいてきて、秋も深まってきました。

我が家のマユミも、小ぶりですが、赤みを帯びてきました。

 

いつもの散歩道にスズメウリ。緑から、パールホワイトに変わるのが不思議です。

ネックレスのようです。

 

ツリフネソウ.。

ヤブマメ。

アケボノソウ。

こんなに沢山の花を付けた株は、初めて見ました。

花冠の斑点を夜明けの星空に、見立てたことに由来しています。

ロマンを感じる名前です。

星形の5弁の白い花ですが、中には4弁の物もありました。

蜜腺は、ありに人気があります。(何匹いるでしょう。)

植生の遷移や、河川改修により、個体数が減少して、絶滅危惧に指定されています。

 

初めてみたのは、入笠山でしたが、アケボノソウの美しさは、群を抜いていると思います。

 

アケボノソウは2年草で、1年目は小さな草。2年目は大きくなり花を咲かせ枯れてしまうのだそうです。

同じ場所では、もう会えないのですね。

 


寒露

2020-10-08 10:30:54 | 

今日、10月8日は寒露。本格的な秋の始まりと思っていたら、冬のような寒さです。

 

朝方、草花に冷たい露が下りるころ、アサギマダラがやってくる場所があるので、出かけてみました。

 

 

今年はフジバカマの開花が遅く、2日続けて出かけましたが、アサギマダラには会えませんでした。

ハギの花とウラナミシジミ。

ツバメシジミ。

 

ヤマトシジミ。

 

ツマグロヒョウモン(雄)

ツマグロヒョウモン(雌)

キンモクセイ。どこからともなく香りが漂ってくる、なぜか懐かしい気持ちに。

ヤマハギ。

エノコログサ。夕日に照らされて綺麗でした。

ツミでしょうか?初見の猛禽で、同定できません。

こちらはモズ。

先日の中秋の名月。200ミリ手持ちで、やっとの撮影。

 

こんな良い月を一人で見て寝る。(尾崎放哉)

 

 

みたらし団子。主人は、穂高に登っていましたので、一人でお月見しました。

こんなおいしい団子を一人で食べて太る。(mamasan)

 

 

穂高のお土産は、何かなと期待しておりましたが、このクッキーでした。コーヒーの横についていたそうです。**: