お写歩日和

花 鳥 食 楽 つれづれなるmamasan

ミツバオウレン

2021-06-24 10:43:23 | 

いつの間にか、夏至を迎え、今年も半年が終わろうとしています。

先日、主人がリモート会議でしたが、こちらはもう暗いのに、大濠公園は、まだ明るかったよと言っていました。

その土地によって違ってきます。ずいぶん昔になりますが、7月にカナダに行ったときは、夜11時を過ぎても明るく、子供たちが、寝なかったので困りました。

アラスカは、ちょうど白夜でしたので、真夜中に太陽の日差しがさんさんと照ってきたのを思いだしました。

北へ行くほど昼間の時間は長くなるのですね。

 

ここ八ヶ岳では早朝から、鳥のさえずりが聞こえ、早く目が覚めます。

その代わり、夜は、9時ごろ就寝という生活です。

その土地で、生活様式も変わってくるものですね。

茅野の町まで、車で30分ほどかかります。食糧品の買い出しがほとんどですが、大きなスーパーが4つもあるので、安心です。

途中一か所、苔むした森があり、そこだけ白駒池のような雰囲気で、最初驚きました。

 

何か白い花がたくさん咲いています。

瞬間に、もしかしたらという予感はありました。

ミツバオウレンです。

植物園などでは見ていましたが、こんな群生が見れるとは思っていなかったので驚きでした。

苔の中から、生まれてきたような姿です。

花弁のように見える萼が5枚のもの。

 

4枚のもの。

 

もう果実になったものもありました。

 

いろんな姿が見れるのも自生地ならではです。

八ヶ岳編、お付き合いくださりありがとうございました。

 


北八ヶ岳 坪庭

2021-06-21 13:54:42 | 

北八ヶ岳ロープウェイは、100人乗りで、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの絶景が楽しめます。

1771m~2147mまで約7分です。

乗り場の後ろに見えるのは御嶽山です。

アカゲラが、お迎えしてくれます。

ココから本格的な登山を開始する人、坪庭を散策する人さまざまです。

坪庭は、針葉樹林より下にハイマツ帯が広がるという植生の高低逆転現象が起こっている謎に包まれた台地です。

ハイマツ。

コイワカガミ。もう満開の時期かもしれません。

 

ミネズオウ。(峰蘇芳)

 

八ヶ岳では、赤味を帯びた花が見られます。

 

コメバツガザクラ。(米葉栂桜)

イワウメやコケモモと似ています。

 

 

アズマシャクナゲ。

ウスバスミレ。

コミヤマカタバミ。

蕊の形が、独特です。

マツバトウダイ。

苔なのか、キノコなのか?

北八ヶ岳の山には、縞枯と呼ばれる現象が起こります。

等高線方向に帯状に樹木が集団枯死する現象で、遠景では立ち枯れた樹木の幹が白い様に見えます。

縞枯現象は、森林の更新様式の一つであり、森林が衰退する現象ではありません。

坪庭はこれからが花のシーズンです。

秋は、ナナカマドの紅葉が美しいそうです。

余談ですが、ツルコケモモロールケーキと大福がとても美味しくはまっています。


北八ヶ岳の6月 その2

2021-06-16 14:39:40 | 

今回は、花シリーズです。

まず家のドアを開けると、気になる蕾を発見。

美しヶ原の山本小屋で、群生している写真を見たことがある。もしかして・・・。

ベニバナイチャクソウです。

このあたり、ぽつぽつ見かけるのですが、ベニバナばかりで、白は見かけません。

ハリブキ。

ウコギ科、ハリブキ属、別名クマダラ。亜高山帯の林床に生息

ツマトリソウ。

想像していたより小さくて驚きました。

小さいと言えば、住んでいる場所のスミレは、小さなスミレが多いです。

あちこちに咲いています。タチツボスミレのようです。

シロバナノヘビイチゴ。

クサノオウ。

 

チゴユリ。

ササバギンラン。

フタリシズカ。

少し降りていくと生育が違うのがわかります。

八島湿原で見た、サクラスミレ。何か所か見つけました。

こちらはオトメスミレ。

ヤツガタケタンポポ。

フデリンドウ。

淡い色のフデリンドウ。

ヤマガラシ。

ヒマワリの種を探しています。

餌を入れるおうちにも慣れてきたようです。

雨の降りしきる中、遅くまで、必死にえさを運ぶゴジュウカラ。

どこの世界も、親は大変ですね。

次回は、坪庭の開花状況をお知らせします。

 


北八ヶ岳の6月

2021-06-14 10:44:43 | 

北八ヶ岳も、花のシーズンがやってきました。

木々の緑もいつの間にか深くなってきました。

今回は、木のシリーズです。

 

サワフタギ。

シラカバ

ダケカンバ。

 

カラマツ

面白い枝の付き方をしているものもあります。

コヨウラクツツジ。

少しだけアップにしてみました。何とも言えない可愛さです。

 

ベニサラサドウダン。

自生地の迫力に圧倒されます。

サラサドウダン。色合いが違うものが、見られました。

ウラジロヨウラク。

ズミ。

名前募集です。蕊がとても綺麗でした。

ショカさんにズミと教えていただきました。

 

ヤマツツジ

ゴジュウカラも、子育て忙しい様子です。

ツリバナ。

次回は、高山植物のシリーズです。

見ていただいてありがとうございました。

 


八島湿原

2021-06-09 16:10:10 | 

八島湿原は霧ヶ峰高原の北西部、標高1640mに位置し、国の天然記念物の指定を受ける高層湿原です。

高層湿原とは、分解されず堆積した泥炭が、水面より高く盛り上がった貧栄養な土地のことを言い、

この八島湿原は、約一万年の月日をかけて形成されたそうです。

この時期はサクラスミレが咲いているということで、出かけました。

 

 

 

 

花が大きいので、スミレの女王の異名があります。花の大きさは、日本最大級と言われています。

 

一番最初に姿を現してくれた、サクラスミレです。

 

 

 

草丈は8~15センチほどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

赤味の強いもの、薄いもの、筋が入ったもの、本当に、華やかなスミレでした。

ニョイスミレも、あちこちで咲いていました。

ニリンソウも、かなり遅い時期ですが、盛りでした。

ミヤマキンバイ。

 

 

オオヤマフスマ。

 

今週の開花状況を見ると、ヒメシャクナゲ、ズミ、スズラン、アマドコロ、チゴユリが咲いているということでした。