goo blog サービス終了のお知らせ 

新古今和歌集の部屋

秋歌上 三夕 寂蓮 伝烏丸光広筆巻子本コレクション

 



さびしさは

  其色としも

   なかり
     けり

 まきたつ
    山の

  あきの夕
      暮

 
 
新古今和歌集巻第四 秋歌上
 題しらず
                  寂蓮法師
さびしさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮
 
よみ:さびしさはそのいろとしもなかりけりまきたつやまのあきのゆうぐれ 定家雅 隠
 
意味:寂しさは、その風景が必ずしも原因と言うことでは無いが、真木が霧の中から突然現れる秋の夕暮れは(その風景だけで)とても寂しい。
 
備考:八代集抄、釈教三十六人歌合、定家十体、美濃の家づと、新古今抜書抄、九代抄、九代集抄、聞書連歌
 
 
令和6年10月20日 弐 喜
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「朗詠集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事