メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

PINK FLOYD/DISCOVERY (BOXセット)

2012年06月21日 07時48分58秒 | ロック
ども。カモられてるオヤジです♪
…つーことで買っちまったよ。BOXセット。(チョット前だが)
但し!輸入盤ながら新品で1万円ですぜ。こりゃー食指も動くわな。

実は昔からフロイドは好きだったが
「神秘」「雲の影」さらにはライブを含む「ファイナル・カット」以降の
アルバムを持っていないどころか聴いたことも無かったのだ!
いやいや「対」は買ったな。ロクに聴いてなかったが。

だもんで「BOXセットでこの際、イッキ聴きだ!」という経緯だが、
当時「ザ・ウォール」を聴いてガッカリして
”フロイドとの付き合いもここまでだな”と思っていただけに
自分にとって”BOXの後半はクソかもしれない”感があり
安価で手に入るのならば買ってもいいぐらいのスタンスだったのだ。

フロイドに詳しいヒトならば
自分が聴かなくなった時期を「ロジャー・ウォーターズ独裁体制」が
固まった時期と見抜くはずだ。
コンセプトそのものに不満は無かったけど、特に「ザ・ウォール」あたりは
オペラとかミュージカルとかいった具合の密度で
ヴォーカル・パートや、あろうことかストリングスが幅をきかせていて
なんつーか「プログレ・テイスト」が感じられなかったな。

フロイドはジェントル・ジャイアントのような技巧派バンドと違い、
演奏能力そのものを云々するバンドではモチロン無いが
それなりに演奏パートの湿った質感や、トリップ感に
他のバンドでは味わえないような独自なモノがあったと思う。
自分はその部分が好きだったのだ。

だってさ、歌詞やコンセプトで洋楽なんか聴いてないよ。
まずは曲の良し悪しや音のカッコ良さだよ。
で、その後で歌詞の内容も良ければそれに越したことはないっつか。
そういった意味では
デビット・ギルモアの初ソロアルバムを聴いた時
「おお、ひとりPINK FLOYD!
 自分にとってのフロイドはギルモアだったんだな」と思ったものだ。
良く考えるとリック・ライトも
自分の好きな時期のフロイドを支えていたのかもしれない。
彼がロジャーに村八分にされるタイミングも要チェックだな。

「神秘」「雲の影」は今回初めて聴いて”なぜ当時聴いていなかったか?!”を
激しく悔やむほどのスバラシさだった!
反面、やはり「ファイナル・カット」以降はあまりピンと来なかったなあ。
でも「欝」と「対」はまあまあかな。

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