メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

CD「LOVE」感想

2007年03月17日 14時26分41秒 | ロック
THE CULTのセカンドの紙ジャケ・リマスター。

リマスター前よりも格段に音が良くなっている。
まあ、本来当たり前だが”スレイド?”の例もあるし、
一応触れとこうかと…。

聴き直してみて驚いたが、
案外、次作「エレクトリック」との開きが無いように思った。
僕はこの「ラブ」や1STの湿った感じが好きなので
「エレクトリック」が出た時は”げ!”と、
チョットカルトから離れたりしたクチだ。
(でも発売後、3ヶ月ぐらい経ってからゲットし、
 お気に入りアルバムになってたりして…)

リマスタリングの効果からか、サイド・ギターの
リズムカッティングなどが結構しっかり聴こえていて
(以前は、エコーでマスキングされていた様だ)
これが「エレクトリック」のテイストに近い。
そう、リック・ルービンは乾いた音に録るのが
得意なプロデューサーなだけに、エコーなんてかけないからなあ。
「ラブ」は全体にエコーがガンガンかれられていて、
この辺が70年代ブリティッシュ・ロック匂を醸し出す
要素になっていたりする。

要は音作りの違いが際立っていただけで、
カルトの曲作りの本質はあんまり変わってなかったことだね。
見直したぜ「ラブ」!
でもボーナス・トラックの「レイン」は長いだけで、
オリジナルの方が良かったけどな。




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