鋸山ハイキング

今日は３連休最後の麗らかなお天気

コロンさんのお叱りを覚悟で（汗）出かけてきてしまいました

出かけたのは、「地獄のぞき」ができるという鋸山です
私のいるレオパから外房線に乗って１時間かけて千葉の左っ側まで行き 、
そこから内房線に乗ってまた１時間かけて千葉の左っ側を南に下ると行きつく、浜金谷駅
そこから１０分ほどテコテコ歩くと鋸山山頂まで登るロープウェイの駅に着きます
その駅が、ハイキングの開始場所です

ロープウェイの駅前は駐車場の空きを待つ車たちの長蛇の列
まだお昼くらいのイイ時間なんで、駐車場は「満車」状態
その脇をスイスイ歩いてロープウェイにトットと乗車

待ち行列には悪いけど、イイ気持ちです

頂上についたら、まず、展望台


右側の景色　



左側の景色　


今日はモヤってダメでしたが、伊豆半島・秩父連山・三浦半島とかが一望できるトコです

風とお天気が心地いい展望台を降りて・・・
１０分ほど暫く歩くと、百尺観音像に出ます


元は山全体が石切り場だったので途中もこんな感じ　

両サイド、崖のように切り立っているので
途中で何度も後ろを振り返っちゃうことから、見返り峠とも呼ばれてるそうな


百尺観音　

高さ１００尺（３０．３ｍ）です
崖に囲まれた険しい山頂に立っているので、交通安全の守り神なんだそうな

そっから石が埋め込まれてる急な坂道を１５分ほど上ると、瑠璃光展望台
別名、地獄のぞきです


瑠璃光展望台　

あそこの岩の先まで行って、下を覗き込みます


展望台に登る道　

結構、厳しいです 　滑りやすい 　雨の日は無理かも


瑠璃光展望台からの景色　

切り立った先端部分です


瑠璃光展望台からの景色　

下に見えるのは、百尺観音のトコにいる人々です

３月上旬のお天気だったので、ここまで登ると汗だくです（汗）
セーターを脱いで一休みしました。
外人グループさんの中には、半そでＴシャツの方もいたくらいです

そこから道は下り坂
大仏広場に抜ける途中、２０分くらい歩くと、百躰観音がいます
風雪に晒されて、首が欠けてる観音像も沢山いました





お行儀よく並んでます 　

でも、首が欠けてる観音像が沢山あるトコはちょっと不気味
暗かったら、かなり怖いかも
そんな観音像群を抜けて、また２０～３０分くらい歩くと、大仏広場に着きます


磨崖仏では日本で１番でかい大仏なんだそうな　





鎌倉の大仏＝総高約１３ｍ、御丈約１１ｍ、
奈良の大仏＝総高約１８ｍ、御丈約２１ｍ、
ここの大仏＝総高約３１ｍ、御丈約２１ｍなんだそうです

ここでおみくじとかお守りとか売ってます
小さなお地蔵様に名前を書いて願い事をするのが、ここの売りの様でした
名前を残すのもナンだったので、お参りだけして終了にしました

ここからもまた下り道で・・・
道すがら、大黒堂、薬師本殿、乾神稲荷などがありました

疲れてきたので、道の先にあった呑海楼で一休みしました
江戸時代から住職さんが住んでたトコなんだけど
先代の住職さんが死んでからは閉鎖されてて・・・
５年ほど前から住職さんの奥様がお茶屋さんとして復活させてて

他に人もいない静かな座敷に上がらせてもらって、抹茶と煎茶を頂きました
あんこがダメなので、ぬれきんつばはお断りして、梅干しの寒天寄せを頂きました
とっても美味しかったので、売ってないのか聞いたら・・・
お庭で取れる梅から作った手作りのお菓子で販売はしてないんだそうな
小さな寒天寄せなんだけど、梅１個以上入ってるそうで、めっちゃ濃ゆくて美味しかった
これだけでも来た甲斐、アリです

その後、お庭から望める海を見ながら、上品な奥様と１時間ほどお喋りしてました
お茶のお話とかこの辺の地域のお話とかして・・・
漁港が近いので、なにか美味しいものはないかな？と聞いたら
保田という駅の傍に美味しい地魚のお寿司屋さんがあるとのお答えが

ロープウェイの駅は、浜金谷なんだけど、
ロープウェイまで登って、乗って、駅に行くより、
このまま下って保田駅まで歩いた方が早いともお聞きしたので
お言葉に従って、下っていくことに

保田駅まではのんびりした遊歩道になってて、４０分くらい歩くと駅に到着します
曲がり道のたびに、「保田駅→ｘｘｘｍ」の立て札が
超方向音痴の私も迷うことなく駅に到着しました

でも、教えてもらったお寿司屋さんはまだ準備中
お店の人に聞いたら、夕方５時から営業予定だけど、
その時間に開くかはわからないとのこと
調度電車の時間になったので、諦めて帰ることにしました

帰りは、今度は内房線をもっと南下して・・・
ぐるりと千葉の先端を回って、右っ側に出て、
外房線に乗り換えて帰るルートを選択
南房総、一回り計画です

内房線は海沿いを走ってるので、
だんだんと暮れてきて真っ暗になっていく海をぼんやり眺めることができました
近くに海がある生活って、なんかいいなぁ

内房の上の方は、ダイビングショップがあったりしてダイバーがいましたが
下の方は、砂浜もあって、サーファーの人たちが波に乗ってました

そんなこんなして、また２時間かけてレオパに戻って終了です
てこてこ、てこてこと歩き回った、健康的な１日でした

・・・や、大半は電車か